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息子の幼稚園年少の親子遠足。

行きのバスは、

子ども達は前の方に座り、

親たちは後ろの方に座るはずだったのですが、

息子が泣いてしまい、

行きのバスも息子と隣に座ることになりました。

 

もう遠足に行く前から、すでに泣きたい…。

なんでうちの子だけ

離れて座ってくれないんだろうって。

 

そして到着後の記念撮影。

こちらも、離れてくれずに、抱っこ組。

 

もう、朝から落ち込みまくり。

3人きょうだいの末っ子が、クラスに半分くらいいたので、

みんな上の子たちを見ていて、しっかりしているよな。

うちの子は、ワンオペで一人っ子だし、

生まれたのも12月で遅い方だし…と

悲しくなる気持ちを、

一生懸命に頭で納得させようとしていました。

 

動物園は、同じマンションの男の子たちと、

4人組で同じクラスだったので、

その4人組で、回ることが出来ました。

 

親子遠足も、

なかなかハードだなと思います。

子ども同士が仲良くて、親同士も仲がよければ

一緒に回ろうが出来ていいのですが

親同士は仲いいけど、子ども同士の仲があんまりとか

子ども同士は仲いいけど、親同士が初めましてとかだと気を遣う…。

 

幼稚園行事って、

人見知りママには、結構つらいものがあったなと思います。
 

 

☆☆☆☆☆

 

HSS型HSP×アダルトチルドレンの幼稚園の親子遠足がしんどい理由

 

「なんでうちの子だけ」

そう思った瞬間、胸がズキっとした人、いませんか。

 

バスで泣いてしまった息子の隣に座りながら、

記念撮影で抱っこ組になりながら、

頭の中では一生懸命「理由探し」をしていた。

 

12月生まれだから。ワンオペだから。一人っ子だから。

落ち込む気持ちを、頭で一生懸命に納得させようとしていた。

でも、しんどかったのにはちゃんと理由があります。

この記事では、その構造を一緒に見ていきます。

 

 

 

落ち込みを「すぐ止めようとする」のは、あなたのせいじゃない

 

子どもの頃、感情をそのまま出すと

何かまずいことが起きた経験はありませんか。

 

泣いたら怒られた。

不安を見せたら場の空気が悪くなった。

感情を出すのは「危険」だと、身体が覚えてしまった。

 

だから大人になっても、悲しみや落ち込みが湧いてくると、

感じ切る前に「なんとかしなきゃ」と頭が動き出す。

これは意志の弱さでも、心が弱いのでもありません。

身体が長年かけて覚えた、自分を守るための反応です。

 

神経系の言葉で言うと、

「安全を感じる神経(腹側迷走神経系)」がうまく働けなくて、

代わりに「戦うか逃げるかの神経(交感神経)」が

ずっと張り続けている状態とも言えます。

 

 

 

行事の場で、こんなにくたびれるのはなぜか

 

HSS型HSPは、好奇心が旺盛で刺激を求める一方で、

あらゆる情報を深く受け取る敏感さも持っています。

 

親子遠足のような場では、この両方が一気に動き出します。

 

子どもの様子が気になる。

他の親子の雰囲気も目に入る。

「浮いていないかな」「うまく話せるかな」と

場の空気を読み続ける。

言葉にならない緊張が、ずっと身体に積み重なっていく。

 

しかもACの特性として、

他の人を基準に自分を測る癖が加わります。

「離れて座れた子」が自動的に「正解」になって、

その瞬間に自分の子も自分自身も、

なぜか「不正解」の側に置いてしまう。

これは比べたくて比べているのではなく、

神経系が緊張しているときに起きる、自動的な反応です。

 

 

 

「人見知りで疲れる」も、HSPの特性のそのままの表れ

 

初対面の親御さんと話すとき、

言葉のやりとりだけでなく、

表情・声のトーン・場の間・全体の雰囲気まで、

同時に受け取っています。

 

ほかの人が「ちょっと話しかけるだけ」と感じる場面でも、

HSPにとっては全身で受け取るような体験になっている。

 

「子どもは仲いいけど親同士は初めまして」という状況で

過度に気を遣うのも、

「この場を乱したくない」「子どもの関係に影響したくない」という先読みが、

無意識に走るから。

頭だけじゃなく、身体ごと緊張しているんです。

くたびれて当然の場に、いたんです。

 

 

 

落ち込んだあなたへ、ひとつだけ

 

泣いている息子の隣に座ったあなたは、

ちゃんと子どもの安心の土台になっていました。

 

それは失敗ではなく、

子どもが必要としていたものを、そのまま渡せた瞬間です。

 

親の体温や存在が、

子どもの身体に「ここは安全だ」と感じさせる。

その積み重ねが土台になって、少しずつ「離れても大丈夫」が育っていく。

 

子どもが親から離れられるようになるのは、

十分に「くっついた」経験があるからです。

落ち込みながらも、隣にいてあげられた。それで十分です。

 

「なんでうちの子だけ」と思ったあの朝の自分を、責めなくていい。

しんどかったのには、ちゃんと理由があったのだから。

 

 

 

ちなみに現在、思春期真っ只中の息子。

ショッピングモールなどの外出先では、

数メートル先を歩いて離れてしまいます…
あれだけ、べったりで離れられなかったのにね(笑)

嬉しいような、寂しいような、複雑な心境になっています。

 

 

 

つづく