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わたしの小学校中学年のおはなし。

 

 

3年生か4年生か

忘れてしまったのですが、

どちらかに上がるとき

仲良しだった幼なじみが、

完全に不登校になります。

 

 

幼なじみが学校に来なくなり、

朝お迎えに行っても、

玄関まで出て来ず、

ひとりで登校することになり、

毎日一緒に行っていたので、

寂しさと不安で

いっぱいになりました。

 

幼なじみがいるから、

幼稚園も小学校も行けていたのに

これからどうしたらいいんだろう…と

悲しくなりました。

 

なんで不登校になったのか

知るよしもなく、

理由もわからないままで

もんもんとしていました。

 

仲良くしていた子が

ある日を境にいなくなる。

小学生のわたしにとっては

絶望でしかありませんでした。

 

 

 

幼なじみの不登校と同時期に、

転校生の女の子がやってきました。

 

 

明るくて、

元気で、

可愛くて、

すぐにみんなの人気者になりました。

 

わたしとは正反対のタイプで、

みんなに好かれて

彼女の周りには

いつも友達がいました。

彼女の事を嫌いな子なんていたのかな?と

思って、とても羨ましかったです。

 

 

 

幼なじみとは、

よく2人で過ごしていたため、

転校生の子とも仲良くはなれましたが、

2人で遊ぶよりも、

グループで遊ぶようになります。

 

 

ここからは、

グループ付き合いの壁に

ぶち当たります。

 

 

幼稚園のころから

大人数が苦手で、

少人数でじっくりと話したいという

気持ちがありましたが、

集団行動の中で、

そんなことは出来ずに、

グループ付き合いに

どんどんと

疲弊していくことになります。

 

 

女子あるあるなのかもしれませんが

3人組で、2対1になったり、

4人以上になるのが、

どうしてもイヤでした。

 

 

転校生の彼女に影響されたのか、

多分ニコニコしていたらいいんじゃないかと思い、ニコニコするようにしていたら、

「何でニヤニヤしてるの?」と、

言われたこともありました。

 

些細なことで

傷つきやすい

繊細なわたしの小学生時代。

 

 

ずっと一緒にいてくれた

幼なじみの存在が

なくなって、

苦手なグループ付き合いが始まり、

とうとう

「学校に行きたくない」という気持ちが

芽生えはじまます。

 

 

次へつづく