大型小売店 3月販売額3割増 震災直後の品薄反動 東北 | 光触媒(ひかりしょくばい)の原理

光触媒(ひかりしょくばい)の原理

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東北経済産業局がまとめた3月の東北の大型小売店販売額(速報)は、新規出店を含む全店舗ベース(百貨店22店、スーパー444店)で前年同月比33.7%増の1017億円だった。昨年3月は東日本大震災による物流網寸断で商品不足に陥ったため、その反動が大幅増につながった。

前年比プラスは11カ月連続。震災前の2010年3月比では3.7%増だった。既存店ベースは33.0%増となった。

百貨店は全店71.1%増、既存店76.2%増。紳士、婦人とも春物衣料が好調で、身の回り品は輸入物のハンドバッグや高級アクセサリーが、引き続き高い伸びを示した。飲食料品は生鮮、総菜などが堅調だった。

スーパーは全店が26.9%増、既存店で25.2%増。売り上げの7割を占める主力の飲食料品は生鮮、酒などが売れた。同局のヒアリングに、スーパー側は「食事を自宅で取る傾向が続いている」と答えている。

衣料品は3月の冷え込みで冬物、肌着、寝具が堅調だった。家庭用品は生活家電が好調で、地上デジタル放送完全移行によるテレビの買い替え需要がけん引した。

東北経産局は「被災店舗の多くが復旧していなかった4月も前年同月比プラスになるとみられる」としている。

一方、3月の東北のコンビニエンスストア販売額(速報)によると、全店舗ベース(3283店)の販売額は551億円で47.6%増となり、11カ月連続で前年を上回った。既存店では38.2%増えた。

出典:河北新報