関西の百貨店、中元商戦スタート 節電の夏に「涼」お届け | 光触媒(ひかりしょくばい)の原理

光触媒(ひかりしょくばい)の原理

光触媒(ひかりしょくばい)は、太陽光や蛍光灯などの光が当たると、その表面で酸化還元反応が起こり、細菌やウイルス、悪臭成分などを効果的に分解・除去される作用の事です。

関西の百貨店で中元商戦がスタートした。高島屋大阪店は16日、ギフトセンターを設置し、インターネットでの受け付けも始めた。今夏の電力不足を見据え、節電を意識したギフトなどを用意。節約志向の高まりで儀礼的な贈答品は頭打ち。ビールなど定番商品だけでは力不足とみて各社は知恵を絞っている。

高島屋大阪店は午前10時の開店前に決起集会を開いた。浴衣姿の女性社員が店頭に立って夏の雰囲気を演出。今年は約1400点の商品をそろえた。宮崎県の郷土料理として知られる冷や汁(5250円)など節電の夏を意識したギフトを充実させた。売上高は前年比で2%増を目指す。

17日以降に商戦に入る近鉄百貨店も「夏の涼感ギフト」と名付けた菓子や麺類、飲料などのギフトを前年比2.5倍の91点用意した。16日に宝塚、西宮などの支店にギフトセンターを開設した阪急百貨店は、素材や製法にこだわった74点の限定ギフトを用意した。

6月に売り場を立ち上げる店舗ではJR大阪三越伊勢丹がフォアグラやイベリコ豚などを扱うギフトで独自色を打ち出す。大丸は中元のフレーズを避け、「夏の贈り物」と銘打ってカジュアル志向のギフトを主力に据える。前年比で売上高を5%引き上げる計画だ。

出典:日本経済新聞