最後のAB維持療法をしてきました。

そのお話を書きます。

  


 

  これでラストのAB維持療法 

CEAは今回も着実に上昇

レントゲンは特に異常し。(だと思う)

とりあえずAB維持療法9回目の点滴をしました。

これで最後のAB維持療法となります。

1年は続けたかったのが本心だけど仕方ないのだ。

むしろガツンと一度は効いてくれたことに感謝すべきかもしれない。

 

CEA(腫瘍マーカー)の数値の変遷

 ※正常値は5未満 ※増減の数値は前回比

 ABCP開始時  

---2023年---

(7月)5.62

  ABCP4剤  

2クール目までの結果(8月)2.36 / 減 -3.26

3クール目の頃(9月)0.52 / 減 -1.84

4クール目を完了後(10月)0.47 / 減 -0.05

 AB2剤 維持療法 

1回目の結果(11月)  0.35 / 減 -0.12

2回目の結果(11月末)0.53 / 増 +0.18

3回目の結果(12月下旬) 1.01/ 増 +0.48

---2024年---

4回目の結果(1月上旬) 2.03/ 増 +1.02

5回目の結果(1月下旬) 3.22/ 増 +1.19

6回目の結果(2月中旬)4.95/増+1.73

7回目の結果(3月中旬)5.99/増+1.04

今回 8回目の結果(4月初旬) 6.34 増 +0.35

 

前回からABCP療法を始めた時のCEAの数値を上回ってます

といってもほんの少しだけど。

今回の上がり値はそこまで大きくはなくてちょっと意外でした。もう7とか8とかになってると思ってた。

 

主治医に伝えた症状(など)

・原発巣の近くの胸痛というよりむずむず

 

正直これ以外あんまりないんですよね。

薬剤変更しなきゃいけないのが不思議なくらい割と元気。

一応カロナールは処方してもらいました。

 

4次治療についてたくさん質問はしましたが

長いので次のブログにまとめることにしました。

 

 

 


 

 

今日は針刺しのプロ達で大当たり

採血も、ケモの点滴を指すのも今日は全然痛みを感じなかったです。

それどころか針が刺さってる感覚すらなかった

上手い人の針刺しって本当にスッと入ってスッと抜ける

痛くなくて驚いちゃったいつもこれだったらいいのに。

昔、医療系の友人が

「やりづらい血管の採血ほど燃える」

と言っていた。針をさす行為は職人技らしい。

 

私は大昔、注射で泣かなくて褒められる子供だったのだが

私が我慢強い良い子だったのではなくて、上手な人が上手に注射してくれてたのかもしれないと思った。

 

 

看護師さんの発言で景色が変わった

ケモが終わり点滴の針を抜きにきてくれた年配の看護師さん

診察券で私の誕生日が近いことに気づいて

「お誕生日がもうすぐ!平成生まれなんだ、まだまだ若いわねぇ。人生100年時代よ、医療も進歩を続けてるから治療頑張ろうね」

と言ってくれた。

もういい歳なので「若い」は照れるけどガンの世界で30代はギャルだからね、、ありがたくその言葉受け取ろう

 

ちょっと前の診察で主治医と死に向かう系の辛辣な話をしていたのに

医療従事者に「人生100年時代」なんて声をかけてもらうなんて想像してなくて驚いた。

この看護師さんは私がもう4次治療に進もうとしているステージ4の患者だと知っているのか知らないのかわからないが

ネガティブでひねくれた私にもスッと入ってくるどストレートな前向き発言で心に響いた

 

そうかまだ死んだわけじゃないしまだいけるんだな

決して生に前向きとは言えない私でも頑張ろうと思えた。

この看護師さんと話せてよかった、素敵な一期一会でした。

 

ところで「平成生まれ!」って言われるの10年ぶりだったかも笑

平成元年生まれなので20歳ぐらいまでは人生の節々で「平成生まれがもう〇〇に!」と言われたが

流石に元号も変わったしもう30半ばでいい歳だからそんなの言われなくなっていたのでちょっと懐かしかった笑

きっと現代の2000年生まれも、令和元年生まれも大人達から色々言われてるんだろうなと思う。

 


 

 

本日で3次治療終了なんだけど

胸にモゾモゾとした違和感が少しあるだけで別に体調悪ないんだよね。

次に進むのがなんだか変な感じです。

これからどうなるんだろう、不安しかないや!!