外国人による犯罪が多いので、外国人を排斥しようという意見や政治運動がありますが、この様な考え方は人種差別的などという大げさな話を持ち出すまでも無く、そもそも論として、人間一人一人をその人の人格や個性や人柄で判断するのでは無く、その人の見かけや属性によってのみ判断しよとする極めて幼稚で愚かな発想に基づくものであると言えます。
犬でも、一目見ただけで、その人の人柄を感じ取って、それに応じた対応をします。
そういう意味では、人間をその属性だけで判断して、その対応を決めるなどというやり方は、犬以下の愚かな考え方であると言えます。
外国人の犯罪が多いからと言って排斥するのは、東京で凶悪犯罪を犯した者が、埼玉県人だったからと言って、埼玉県人の東京への越境を禁止するの同じです。コメディーなら笑えますが、そういう事を本気で考えている人は、半ば精神的に病んだ人々であり、むしろ自分達の病的排他主義の根本原因を治療するのが先決であると思われます。