日本時間の今日の朝10時からクリントン氏とトランプ氏によるアメリカ大統領選に向けた公開討論会がありました。
最初は今のアメリカの失業率の高さやアメリカの産業の弱体化は、これまでの前クリントン大統領も含む民主党政権のせいであるとしてトランプ氏が攻勢に出てクリントン氏は守勢に回りましたが、後半はクリントン氏がトランプ氏の汚いビジネスのやり方やあらゆる手を使って税金逃れをしてきた事実を指摘し、更に彼が人種差別主義者である証拠の数々を列挙した結果、リアルタイムで表示される視聴者の反応はクリントン氏に同意する人が圧倒的に多く、トランプ氏が話すたびに、「同意しない」の表示が多数を占めるなど、少なくとも今回の討論会ではトランプは信頼できる大統領候補ではないという印象を多くの人がもったようです。
もちろん視聴者の反応は系列メディアによって視聴者の政治姿勢が違うため、必ずしも僕が見たMSNBCの視聴者反応が全体の反応を示しているとは限りませんが、いずれにしても、今回の討論会ではクリントン氏が優勢であったことは間違いないと思います。まだ、討論は続いて言いますが、ほぼ大勢は決まったと思います。