ヘイトスピーチは日本人の面汚し ! | Ty Hassyの敢えてwokeなブログ

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 昨日、ヘイトスピーチ対策法案が参議院を通過し漸く成立の見通しとなりました。しかし、今回の法案は掛け声だけで罰則規定は無く実質的に骨抜き法案であり、諸外国からの批判に対する言い訳程度の法案であると言わざるを得ません。
 欧米の先進国では、人種・国籍などを理由に特定の人達を侮辱したり罵倒したりすることは明らかな犯罪行為であり当然ながら罰則規定がある場合が殆どです。
 人種はその人が持って生まれたものであり自分で選択することが出来ないものです。つまり、特定の人種であることはその人の責任ではないということです。
 その人の責任ではないことを理由に、不当にその人を罵倒したり卑しめたりすることは人間としても最も残酷な仕打ちであり、そのような残酷な仕打ちを他者に対して平気ですることは、人間として最も戒められなければならない行為であると言えます。
 およそ、他者に対する労りや思いやりの心を持つ良識のある人間のすることではありません。良識のある社会では、そのような一般社会の良識に反する、多くの人に不快感を与える行為は、法律で禁じられており、罰則規定もあります。
 人前で、裸になると公然わいせつ罪に問われて逮捕されて罰金を取られるのは、その為です。表現の自由があるから罰則規定は設けるべきではないというのなら、人前で裸になるのも完全なる表現の自由だと思いますが、何故罰せられるのでしょうか?
 おやじの裸を見たら殆どの人が不快に思うでしょうが、美しい女性の裸を見て本当に不快に思う人は意外に少ないかもしれません。それでも、必ず逮捕されて罰金も取られます。表現自由だなんてほざいても誰も聞き入れてはくれません。
 そんな不快感に比べれば、ヘイトスピーチのもたらす不快感は、裸の比ではありません。我々、罵倒されている人間でない人が聞いても耳をふさぎたくなる程の不快感を強く感じるのに、当事者の人達の苦痛は想像を絶していると思います。それ程、暴力的な人の心に大きな傷を与える行為が罰則規定も無く放置されているなんてことは、全くもって良識のある国のすることではありません。
 ヘイトスピーチに関わっている連中は、正に日本人の面汚しだし、あのような低俗で良識のかけらもない輩が、この日本の国にいることが、同じ日本人として恥ずかしい限りだし、また、それを取り締まれない日本の当局も国としての後進性を世界にアピールしているようなもので、やっぱり経済的には先進国の仲間入りしたつもりでも文化的にはまだまだ発展途上国であるということを世界に宣伝しているようなものだと思います。
 まあ、日本に限らず、中国も韓国も同じような状況で、日本の車であると言うだけでぶち壊したり、日本人全員を悪者扱いする連中が中国や韓国にも、うようよいて、やりたい放題しているのに政府は何もしないというのは日本と状況は同じだと思います。
 あのような低俗で浅はかで良識のかけらもない連中は、どこの国にもいるものですが、それを放置しておくか、きちんと取り締まるかが先進国家としての良識が伺える最重要ポイントだと思います。
 世界中は、やっぱり中国・韓国・日本の極東の3国は、経済的には発展したけど、まだまだ文化的な野蛮国であると冷ややかな目で見ていると思います。