
私はある派
昔、とある国に住んでいた時に、田舎の一本道で後ろから執拗に追い越しをかけて来る車がありましたが、追い越しはさせない主義の僕としましては、車の性能の限界までスピードを上げて、断固として追い越しを阻止しました。
ただ、だんだん街が近づいて来たので、これ以上は危険であると判断して、ちょっとスローダウンして道を譲りました。そのとたんに、後ろの車とそれに続いて警察車両らしき車が3台続けてもうスピードで追い抜いて行きました。
その後、暫くして街に到着した所、例の車を警察車両が取り囲み、ホールドアップ状態の所が見えました。
翌日の新聞にはでかでか数年来の強盗団がカーチェイスの銃撃戦の末に逮捕されたと出ていました。
僕が追い越しを阻止したお蔭で逮捕されたのかも知れませんが、銃撃されなかったは正に知らぬが仏だったのかもしれません。