前回導いた1×1変動幅を基に合計4つのラインを導く計算プロセス
を解説していきます。1×1変動幅に関しては以下の記事一覧から
参照してください (^-^)/
【1.618と0.618変動幅を導く計算】
1×1変動幅が導かれているのであれば1.618と0.618変動幅
を導くことは簡単です。計算としては、
1.618変動幅 = 1×1変動幅 × 1.618
0.618変動幅 = 1×1変動幅 × 0.618
となります。ただ、この計算では2つの変動幅しか導かれません。
残りの2つは、
±1.618変動幅
±0.618変動幅
とすることで導かれます。これで合計4つの変動幅が導かれ、
1×1変動幅を含めますと5つの変動幅が導かれていることになり
ます。これらの計算は従来のフィボナッチ分析と似たようなものに
なりますね!
では例題をもって計算プロセスを把握しましょう (^-^)/
【例題】
1×1変動幅を17.05として4つの変動幅を導きます♪
+1.628変動幅 : 17.05 × (+1.618) = 27.58
-1.628変動幅 : 17.05 × (-1.618) = -27.58
+0.628変動幅 : 17.05 × (+0.618) = 10.53
-0.628変動幅 : 17.05 × (-0.618) = -10.53
1×1変動幅を加えた5つの変動幅は基本変動幅として重要なので
必ず覚えておく必要があります。
次回からは、いよいよ実際にチャートに描写していくことになります。こ
れまでの全ての内容が関わり合うので復習しておきましょう (^O^)/