分析初心者の方へ その1 | SystemTradingのブログ

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コメントを頂き色々と考えてみましたが、このブログを読まれている

方で特に分析初心者の方へのアドバイスを少々してみようと思いま

す。

 

 

ただ、あくまでもブログの中の人が考えるアドバイス

 

 

なので絶対的な正しさはありません (^▽^;)

ちなみに分析は必要無いと思われる方にとっては全く意味の無い

内容なので読まれる必要はないと思います (^-^)/

 

 

 

 

 

【何をもって分析とするか?】

分析は大きく分けて2つあります。

 

 

ⅰ) ファンダメンタル分析

ⅱ) テクニカル分析

 

 

この場合のファンダメンタル分析は国・企業の基礎的要因と広範囲

を含むものとします。また、テクニカル分析は統計解析・時系列解析

など科学的な解析を含んだものとします。

恐らくはどちらか片方を採用されているかと思います。ここで1つアド

バイスがあります。それは、

 

 

ファンダメンタルとテクニカルの両面を採用し、

両者のつながりを考察する

 

 

ことです。よく、「ファンダメンタルVSテクニカル」という記事を見かけま

すが決して互いに敵対するものではありません。どちらかと言えば、

テクニカル派がファンダメンタル派に戦いを挑んでいるような気もしま

すが、

 

 

むしろファンダメンタルの方が重要

 

 

です。解析を主とするブログの中の人とは思えない発言に聞こえます

が違うのですねえ (;^ω^A

なぜなら、

 

 

価格変動の原動力は不確かさから生まれる

 

 

という考え方をしてますから。そして、不確かさは国・企業に不安定な

要素が生まれた時に発生します。売買判断を導くしかないテクニカル

が不況を生み出すことは無いでしょう。あって誤発注ぐらいなものです。

なのでファンダメンタルとテクニカルの両面をカバーすることは非常に

重要なのですね!

 

 

 

 

 

 

【具体的に何をすればいいのか?】

実はファンダメンタルから何かを導くためにはテクニカル分析における

技術が必要になります。それは、

 

 

統計解析

 

 

です。例えば毎回注目を浴びている「米雇用統計」がありますが、雇用

統計は各種数値で発表されます。一般的には、

 

 

予想値と発表値との差

 

 

が判断材料になりますが、実際には

 

 

発表値が他の統計もしくは価格変動に与える影響

が測られている

 

 

と考えるのが自然です。これは具体的な環境を設定しますとわかり易い

でしょう。例えば、

 

 

前回失業率 5%  ⇒ 今回失業率 5.2%(予想5.2%)

 

 

としましょう。数値だけをみれば予想値と一致なのでインパクトが無いよう

に思えます。しかし下記のシナリオを与えてみると様変わりしそうです。

 

 

シナリオ1・・徐々に失業率が上がっている中での発表

シナリオ2・・最悪の状況から失業率が改善している中での発表

 

 

シナリオ1では不況への道を辿っているかのようですが、シナリオ2では

回復途中の踊り場とも捉えられます。つまり、経済全体の環境を踏まえて

考えないといけないわけです。これを把握するためには、

 

 

① 失業率のヒストリカルデータ(過去の推移ってことです)

② 経済状況を表す他の統計データ

 

 

が必要です。そして両者の関係を持って判断していく必要があります。

さらに株価との関係も調べたければ本格的な統計解析をする必要が

生じるでしょう。

以上から、

 

 

ファンダメンタルもテクニカルの技法が必要

 

 

になります。つまり発表される数字だけでは何の意味もないということ

です。ましてや経済指標を予想してポジションを保有することは不確定

要素が重なるだけの自殺的行為でしょう。まさにギャンブルです。

 

逆にテクニカル分析はファンダメンタル分析の手法が役に立ちます。

個別株は大量にありますよね?1企業毎に分析しますか?専業なら

まだしも会社員の方には無理があります。そこで、

 

 

アプローチ手法

 

 

ってのが役に立ちます。詳細は扱いませんが、伝えたいことはファンダ

メンタルもテクニカルも、それぞれの手法を相互に絡め合うことで合理的

な分析を行える環境を構築することができるということです。

ということで採るべき具体的な行動は、

 

 

ファンダメンタル分析とテクニカル分析

を平等に勉強していきましょう♪

 

 

となります。では次回はテクニカル分析について扱ってみます (^-^)/

 

 

 

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