ひとりごと0195(番外113 エンパシー) | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

エンパシー

 

後日、改めて取り上げたいと思っていますが、
オリンピック組織でのいろいろな辞任、解任問題や
コロナ禍における、全方面的な非難合戦の
原因は、
非難の元となった当事者のエンパシーの無さ
これにつきると思います。
それと無知です。不勉強さです。

似た意味の言葉に、シンパシーがあり、こちらの方がおなじみのようですが、
シンパシー(sympathy):共感
エンパシー(empathy):共感力


sympathyは
「相手の感情を感じ取り、

それによって自分自身の感情が動かされること」
というニュアンスを持ち、
Empathyは
「誰かに自分を重ねあわせ、

相手のシチュエーションを理解すること」

だそうです。

ただの「共感」ではない?現代のリーダーに求められるSympathyではなくEmpathy

 

以下、辞任、解任となった人本人が、非を認めたという前提で記述します。

報道者が事実を誤認したり、歪曲して報道したとか、

間違った翻訳をしたとかであれば、別問題となります。

 

非を認めたとしても、

辞任、解任となった人を擁護する人達がいるようですが、
その人達も思考は同じ。
誰でもやってたでしょって。
赤信号、みんなで渡れば、、、レベルの発想はお辞め頂きたいです。
いけないことはいけないのです。

やってしまったら、真摯に反省する。

それしかありません。

ホロコーストをお笑いやパロディのネタにしてはいけないのです。

やるなら、チャップリンの「独裁者」レベルのものをお願いします。

逆に賛同してもらえるでしょう。

 

擁護派に見て頂きたい有名な写真があります。

読んで頂きたい記事があります。

エンパシーを理解できると思います。

 

「焼き場に立つ少年」はあの子?謎追う被爆者 ローマ法王注目の写真

 

この写真のこと、原爆の犠牲になったこの子たちのことを、

アメリカ人が、日本人でもいいです、

お笑いのネタにしたら、

あなたはどう思いますか?

もし、なにも感じないのでしたら、もう言葉が見当たりません。
 

どこの国の人であっても怒るでしょうね。

エンパシーがあるなら。。。


ただ、戦後日本人はきちんと教育を受けてこなかったので、
エンパシーの無い人が多く存在するのは必然かもしれません。

なぜ、エンパシー(empathy):共感力 が
多くの日本人からなくなってしまったか(仮説)を
後日のブログに記述したいと思います。