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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

当院の心理療法は、ポジティブ心理学をベースにしていますが、その源流にある思想家の一人がラルフ・トラインです。アメリカの自動車王・ヘンリー・フォードも、「自分の成功はトラインの本による」と晩年語っています。

 

そこで今回ご紹介するのが、ラルフ・トライン『人生の扉をひらく「万能の鍵」』(サンマーク文庫)です。

 

本書は、トラインの代表作で、私たちの無限の潜在能力を発揮する秘訣が述べられています。

 

たとえば、

 

・私たちは神を不在地主のような存在と考えがちだ。この偉大な宇宙の力を作用させ、その後は遠くへ去ってしまったと考える傾向がある。だが、私たちが神の内在と超越を認識する度合いに応じて、私たちは神の生命とパワーに与(くみ)することができる。・・・(中略)・・・という道具を使って聖なるものとの一体感を意識する度合いに応じて、それぞれの魂が聖なるもののここの表現の形であることを意識する度合いに応じて、この光は輝きを放つ。

 

・自分の人生に起きることの原因は自分のなかにある。これは身体についていえるだけでなく、人生のすべてにあてはまることである。私たちに起こることは、意識的にせよ無意識にせよ、私たちが招き寄せている。

 

・宗教が死にかけている?そんなことは論外だ。人間の魂が神の一部であるように、宗教は人間の魂の一部だ。神と人間の魂が存在する限り、宗教は決して死なない

 

などなど、人生の成功には、聖なるものにつながることが必要であることがわかります。

 

 

H31年2月27日〜3月8日にかけて、インド視察に行ってきました。学会途中で、仏教の7大聖地もめぐってきました。写真は、仏陀入滅の地・クシナガラの大涅槃堂の仏陀涅槃像です。

 

 

これに関連して、今回ご紹介するのが、アルボムッレ・スマナサーラ『ブッダの聖地』(サンガ)です。

 

本書では、仏教聖地の写真をふんだんに織り交ぜながら、分かりやすく仏教精神が学べるようになっています。

 

たとえば、

 

・お釈迦様は、神通力(超能力)をいくらでも発揮することができましたが、特別なとき以外はその力を見せませんでした。・・・(中略)・・・「真理を神から聞いた」ということなら話は簡単なのですが。お釈迦様はそういうやり方ではなく、自ら発見した真理を発表していくのです。

 

双神変(そうじんぺん)は瞑想の達人であるブッダ以外の誰にも出来ることではないからです。・・・(中略)・・・双神変という神通は、二つの瞑想を同時にやってみせることです。瞑想によって身体からを出してみせることができます。そしてを出してみせることもできます。

 

などなど、ブッダの威神力についての解説が述べられています。「仏教は無神論、唯物論である」と主張する学者もいますが、間違っているのです。

 

 

2月18日に私が1章分執筆を担当した書籍が発刊されました。HSU人間幸福学部編『人間幸福学のすすめ』(HSU出版会)です。

 

私が担当したのは、第4章 人間幸福学から導かれる心理学 ー「真理心理学」入門ー となっていますが、これまでの心理学の歴史を簡単にまとめながら、今後の心理学の“あるべき姿”(つまり、真理心理学)を述べています。

 

簡単に述べると、これからの心理学は、霊的人生観を基本ベースにするべきということです。それは、「人間とは永遠の魂を持ち、転生輪廻を繰り返しながら魂修行している存在である」ことを前提とする心理学です。

 

ご一読いただければ幸いです。また、来週のブログ更新は、インドへの海外主張のためお休みさせていただきます。

 

 

江戸時代からの若返り法のロングセラーといえば、貝原益軒の『養生訓』ですが、貝原は本書を出版した84歳時で、虫歯や抜けた歯が一本もなかった!!と言われています。当時の平均寿命が50歳弱だったそうなので、当時の84歳と言えば、現代では100歳を優に超えた状態と考えらます。

 

本書では、さまざまなアンチエイジング法が述べられています。特に、その心構えが参考になります。

 

たとえば、

 

・人の体は父母から授かったもので、その源をたどると天地まで行き着く。人は、天地や父母の恵みを受けてこの世に誕生し、天地と父母のふところで慈しまれて育ったのであって、その体は自分一人だけものもではないのだ。

 

・健康を維持し、養生するための秘訣は、一文字で言い表せる。そして、それを実行すると長寿になり、病気にもならない。・・・(中略)・・・その人文字とは何か。「畏れる」(おそれる)の「畏」、これである。・・・(中略)・・・ことにあたっては、気ままに対処せず、細心の注意を払って過失を犯さないように戒め、天道をいつも畏れ敬い、慎んで従うようにし、人欲を畏れて慎み我慢するのが、それだ。「畏れる」という感情は、「慎み」につながる出発点なのである。

 

などなど、傾聴すべき内容が盛られています。なかでも、大いなるものへの尊崇の想いが原点となります。

 

 

 

腰痛(ギックリ腰)、30肩、40肩、50肩などの関節痛でお悩みの肩はたくさんおられます。整形外科的な治療では、限界があり、ストレス緩和が必要になります。

 

そこで今回ご紹介するのが、ジョン・サーノ『ヒーリング・バックペイン』(春秋社)です。

 

著者はニューヨーク医科大学教授で、痛みとストレスの関係について分かりやすく解説しています。

 

たとえば、

 

・「緊張性筋炎症候群(TMS)」という疾患が、首や肩、腰、臀部、腕、脚などにごく一般的見られる痛みの主な原因になっていると述べた。

 

・TMS患者177人を対象に、治療後どんな状態でいるかを質問するという方法で、追跡調査を行っている。それによると。患者の77パーセントが30代から50代、・・・(中略)・・・この統計から、たいていの背腰痛の原因がにあることがはっきりと伝わってくる。30代から50代といえば、わたしが「責任の年齢」と呼ぶ時期とぴったり重なるからだ。成功しなくては、家族を養わなくては、人に勝たなくては、と一生のうちでもっともストレスのかかる年齢であり、この時期にTMS発症率が最高なのは当然のことだ。

 

・わたしは患者に対し、痛みに気づいたら、意識して、無理にでも心に注意を向けるようにしなさいという。当面の心配事、つまり以前から頭を悩ませている家庭問題や経済的問題、すぐ苛立つ理由、その他心の中にしまってあることすべてに注意を向けるようにという。そうすることで、もう痛みには騙されないというメッセージを脳に送ることができるからだ。そのメッセージが心の深い部分(潜在意識)に届いたとき、痛みは消える。

 

などなど、痛みに悩む人々への福音が述べられています。

 

 

現代医学では、病気と戦って、抑えつけるような「抗」医学の治療理論がメインになっています。その考えは、対処療法的なので、根本原因が残っているので、別の病気になって現れてきます。ストレスは万病の元」と言われるように、特に、心に問題があると病気がなくなることがありません。

 

そこで、今回ご紹介するのが、アンドルー・ワイル『癒す心、治る力』(角川書店)です。

 

本書は、心身相関を分かりやすく解説した啓蒙書として、世界的ベストセラーになった古典的名著です。初版が1995年なので、約24年前の発刊ですが、今持って学ぶことが多々あります。私も、何度も再読しています。

 

たとえば、

 

・何年もかけて、治癒を経験した多くの男女に面接してきたわたしは、「こいつと戦う」という態度が、望ましい結果を得るための最良の道ではないと考えるようになった。・・・(中略)・・・病気と戦うよりむしろ病気を受けいれるという姿勢であった。病気の受容は、自己の受容という、より大きな受容の一部であることが多い。自己の受容は重要なこころの転換のあらわれであり、パーソナリティの変容がはじまり、それによって病気の治癒がはじまる転換のあらわれなのである。

 

・患者が医師に訴える多くの症状の主要原因もしくは増悪因子はストレスであると、わたしは確信している。患者が頻回の頭痛を訴えてやってきたが、外診でも血液検査でも異常は見つからなかったとしよう。そんなとき、その頭痛がストレス関連のものかどうかを知るための簡単な方法がある。「休暇に出かけるとき、頭痛はどうなりますか」と聞けばいいのだ。休暇のときに消えている症状なら、仕事に追われるような、ストレスフルな状況から起きやすい症状であることがわかる。

 

などなど、「病気は私たちの人生を改善してくれるヒントだ」と分かってきます。

 

 

 

西洋医学では「病気は診るが、病人はみない」と言われています。東洋医学では「病気だけでなく、病人の心まで踏み込んでみる」とされます。確かに、人間は、心と体が一体となった存在で切り離せません。

 

そこで、今回ご紹介するのが、アルボムッレ・スマナサーラ、小井戸一光『がんを治す心の力』(サンガ)です。

 

本書では、仏教的見地からの心身相関が述べられています。

 

たとえば、

 

・がんというのはひとつのアラームサインだと私は思います。その人の生き方が悪いがために、がんになったのです。がんになるからには、なんらかの原因があるはずなのです。がんになる生き方、がんになってしまうような生き方をしてきた結果として、がんが出てきた。・・・(中略)・・・がん細胞は私たちにそういうアラームを送ってくれる健気な細胞なのですよ。だからがん細胞にも感謝すべきなのです。

 

・だから、「怒り、嫉妬、憎しみ、欲、そういうものを作ってはいけませんよ」と言うのです。作ったら、あなたは自分で自分の首を絞めるだけです。

 

などなど、病を癒すヒントが述べられています。

 

ただ、一方で、

 

・絶対に何も希望を持ってはいけないのです。希望を持たないと、明るくなります。希望がないと、そのとき、そのときが最高だからです。

 

・永遠不滅の魂は存在しません。存在したら最悪です。成長の見込みがないということですから。魂というのは、暗い思考なのです。

 

などとあり、本来の仏教思想とはかなり“ズレ”た意見も述べられており注意です。著者のスマナサーラ氏は上座仏教の僧侶だそうですが、釈尊が説いた思想とは違います。釈尊は、悟りには「菩提心(ぼだいしん)」(つまり、悟りの希望のこと)が必要であり、魂の存在も認めている(たとえば、梵天勧請)からです。この点とても残念です。

 

 

新年あけましておめでとうございます。本年も本ブログをよろしくお願いいたします。

 

私は、年末年始でエジプトの視察にいってきました。古代エジプト文明のヒーリングについて学んできました。

 

 

さて、祈りは、病気を癒す力だけでなく、ビジネスにも役立ちます。

 

そこで今回おすすめするのが、森健『小倉昌男 祈りと経営』(小学館)です。

 

小倉昌男は、ヤマト運輸の創業者ですが、クリスチャンでもあり、本書では、信仰と経営について分かりやすく述べられています。

 

たとえば、

 

・私は若い頃、結核にかかって長く休んだことがありました。でも、結核をしたからこそ、人生を考え、人生を考えたからこそ、に出会ったのです。小倉さんは相当苦しんだんでしょう。でも、そのおかげで信仰と巡り会えた。だから、「人間万事塞翁が馬です」と仰っていましたね。

 

・朝の礼拝で小倉の祈りは決まっていた。今日も一日、悪いことをしませんように。そう祈っていたことは関係者の多くが聞いている。

 

などなど、大きな組織の責任を背負う経営者だからこそ、大いなる者に帰依する謙虚さが必要なのかもしれません。

 

 

欧米のリーダーの演説を聴いていると、よく聖書の言葉が引用されています。アメリカのトランプ大統領のスピーチでも、よく信仰の話や聖書を引用しています。宗教の教養が、欧米のエリートの条件になっているわけです。

 

そこで、今回ご紹介するのが、賀来周一『実用 聖書名言録』(キリスト新聞社)です。

 

本書では、旧約聖書と新約聖書の中から、代表的な90センテンスを引用しながら、分かりやすく解説しています。

 

たとえば、

 

・神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった(創世記1章31節)。解説・・・聖書がここで用いた「造る」という言葉は、神が創造するとき以外には使われない言葉である。この言葉には、造ったらそれでおしまいというのでなくて、造ったものを維持し、管理し、完成に導くという意味もある。・・・(中略)・・・存在そのものが「よし」とされて完成する。

 

など、とても勉強になります。現代社会は、競争社会で「条件づけの善」が当然とされていますが、宗教的には、「無条件の善」もあるのだと分かります。感謝の思いが湧いてきます。

 

本年も、本ブログをご愛読いただきありがとうございました。来年は1月11日(金)からの更新となります。H31年も、皆さまにとってさらに素晴らしい年になることを祈念いたします。

 

 

祈りが健康に及ぼす研究は世界中で進められています。その先駆けとなるのがフランスのルルドの泉です。毎年数万人の巡礼者がいて、バチカンの認定が得られた病気治癒の奇跡も数十例に上ります。

 

そこで今回ご紹介するのが、帚木蓬生『信仰と医学』(角川選書)です。

 

本書では、精神科医の著者が、ルルドの泉を視察した報告と共に、その歴史や奇跡の意味について述べています。

 

たとえば、

 

・実際にルルドを訪れて宗教的諸行事に参加すると、非キリスト教信者でも、自分を超えた大きな力の存在を感じる。その偉大な腕(かいな)の力の中に自分が抱かれているのが分かる。小さな米粒のような存在である自分が、ここではそのまま受け入れられ、米粒として何がしかの生の意味を付与されているのを実感する。

 

など、著者の人生観が劇的に変わったことを赤裸々に述べています。私も、来年ぐらいにはルルドの泉に行ってみたいと思いました。