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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

アベノミクスで「円安」になり、円高でうまみを吸っていたサムソンなどの韓国企業や中国企業は、軒並み業績を悪化させています。来年からの消費税増税をするかどうか、今検討されていますが、増税すべきではないでしょう。

過去の経済動向を振り返れば、消費税を増税するとかえって景気が冷え込み、トータルの税収が減ることが分かっているからです。

ここは、消費税増税をせず、企業家精神を盛りたてて日本経済を世界NO1へと押し上げていかねばなりません!

今回ご紹介する書籍は、徳重徹、村井勝「世界で勝て!」(ヒカルランド)です。

著者のひとり、徳重徹氏は、高性能の電動バイクを開発し、たった数年で世界トップシェアに押し上げた「テラモータズ」社長さんです。日本人の潜在能力を信じ、日本経済の再復活を公言していて、勇気が出てきます。

本書では、

・私は29歳のときに企業を志して会社をやめた。・・・(中略)・・・まず、会社をやめたことを報告すると、父には「今日限り親子の縁を切る」といわれた。母はその場で泣き崩れてしまった。親戚にも、「これからどうやって生きていくんだ」となじられた。・・・(中略)・・・この国には、少なくとも私の周囲には、挑戦しようとするものの勇気をたたえようとする人はいなかった。誰もがこぞって私の挑戦を全面的に否定したのだ。そんな世間に対して、自分の正しさを証明するためにも、私は結果を出さなければ行けない。・・・(中略)・・・シリコンバレーへの挑戦は、最初から手痛い失敗で始まったともいえる。だが、この失敗は私の歩みを止めるどころか、むしろ後押ししてくれた。・・・(中略)・・・失敗したからこそ、絶対に成功するという執念が生まれたのだ。

とあります。この徳重氏の体験談は、「七転び八起き」を尊重するポジティブ心理学の精神と一致します。「失敗は成功の母」と信じて、転んだとしても前向きに転んで、前進し続けたいものです。

世界で勝て! 日本人よ「スーパーベンチャー起業」で本物の復活を目指せ/ヒカルランド


今年2013年は、伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)の年に当たっており、報道では今年の伊勢神宮参拝者数は、1000万人を超えると予想されています。なんと、10人に1人の日本人が参拝する計算です!患者さんのお話を聴いているとすでに参拝された方がいらっしゃりましたが、私も昨日、参拝してまいりました。禊ぎ(みそぎ)を果たしてきました。

皆さまご存じのように、伊勢神宮のご神体は天照大神(あまてらすおおみかみ)様であり、女性神です。女性を主宰神にすることで、日本の「調和しながら繁栄する」国柄を象徴してきたのでしょう。

それに少し関連して今回のトピックは、子育てに関するものです。子供を初めて持った母親が、教育ママになりすぎて、親子関係がギクシャクする悩みが数多く寄せられます。

そこで参考になるのがキャシー・ハーシュ=パセック「子どもの『遊び』は魔法の授業」(アスペクト)です。

本書では、「遊び」を無視して、幼少時から過剰に教育に走る事の弊害についてさまざまな先行研究を引用しながら、警告しています。

たとえば、

・「勉強重視」の幼稚園と遊びや発見を重視する従来の幼稚園の子どもを比較研究し、勉強重視の幼稚園の子供たちが長期的にはもちろん、短期的にも成績優秀になるとは限らないことを発見した。小学校一年生に上がる頃までには、学習させられた子どもとそうでない子どもとの知的能力の差は区別できなかったという。

・そして新しい子育ての四つの基本原理として(1)最良の学習とは手の届く範囲でなされる学習である、(2)結果よりプロセスを重視することが学習意欲を生む、(3)IQだけでなく、EQも大切、(4)遊びは最高の先生である。

など、子育ての重要なヒントが満載です。

幼少期から、成果重視で失敗を許さない「完璧主義」を子どもに押しつけると、大人になっても、「人生が楽しめない、遊びがない人間」に育つので要注意です。

子どもの「遊び」は魔法の授業/アスペクト


アベノミクスにより景気好転しておりますが、来年の消費税増税が実施されれば、景気がふたたび冷え込むため、今後の経済状況は未だ不透明です。

こういった乱高下する経済状況では、倒産する会社は3社に1社といわれており、経営者にとってストレスフルです。

経営者にとっては、「転ばぬ先の杖」で常に情報収集を怠ってはいけません。また、サラリーマンにとっても、生き残りをかけて、良質な情報に接しておく必要があります。

そこで今回おすすめの書籍が、南場智子「不格好経営」(日本経済新聞出版社)です。

著者は、新興IT企業のDeNA創業者であり、失敗を繰り返しながら、チャレンジして成果を出していく姿勢がとても参考になります。

たとえば、

・社長の一番大事な仕事は意思決定

・不完全な情報に基づく迅速な意思決定が、充実した情報に基づくゆっくりとした意思決定に数段勝る。・・・(中略)・・・本当に重要な情報は、当事者となって初めて手に入る。だから、やり始める前にねちねちと情報の精度を上げるのは、あるレベルを超えると圧倒的に無意味となる。それでタイミングを逃してしまったら本末転倒、大罪だ。

などなど、です。

目標を小さくして慢心するより、大きな夢を持ってポジティブにチャレンジし続ける人生を目指したいものです。

不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社

「人間は習慣の塊だ」と喝破したは、スイスの哲学者、カール・ヒルティです。ヒルティについては、以前のブログでご紹介しました(→こちら)。

このように、毎日の「ちょっとした良い習慣」が、塵も積もって山となり、幸福な人生へとつながっていくのです。

今回ご紹介するのが、松富かおり「10年後の自分のために今すぐ始めたい36の習慣」(すばる舎リンゲージ)です。

本書では、「人生とは、幸せとは、あなたが自分の判断で選びとるものである」、「あなたの人生は自分自身でかえることができる」という観点から、後悔しない人生のための習慣について述べられています。

たとえば、

・もし、あなたが今悩んでいたら、騙されたと思って前に紹介した3つのことをしてください。「感謝の言葉」から始めるお祈り(相手は誰でも良いのです)。明日の目標を誓う言葉、そして、くよくよ考えるクセをストップすること、です。

・まずは一歩を踏み出して、「あれ、何かうまくいっていないな?」と感じたら、そこでまた、次の一歩をどう踏み出せばいいのか、考え直してみれば良いのです。

きれいで丁寧な言葉を相手に向かってたくさん発すれば、発するほど、その言葉は相手の潜在意識の中に入り込み、相手からの言葉も優しいものになります。結果として当然、人間関係もうまく作っていくことができるのです。

などなど、幸福な人生のための「良き習慣」について解説されています。

一発で劇的に人生を好転させることはできないかもしれませんが、少しの努力を毎日積み重ねていくことなら万人ができるでしょう。

10年後の自分のために 今すぐ始めたい36の習慣/すばる舎
ポジティブ心理学は1998年に正式に始まった(ウィキペディア→こちら)とされていますが、その源流となるポジティブ哲学は以前より発信されていました。

その源流にある代表的な思想家のひとりがアメリカの哲学者・ラルフ・ワルド・エマソンです。今回紹介する良書がエマソンを紹介した渡部昇一「エマソン 運命を味方にする人生論」(致知出版社)です。

本書では、日本の碩学、渡部昇一氏により、エマソンの思想がわかりやすく紹介されています。必読の一書です。

たとえば、

・こうしてエマソンは、「すべての人間は魂を持っている。それ自体が宇宙であり、最も神聖な神殿みたいなものである」という考えにたどり着きました。そして「無限の力、神聖なる力を持つ神のイメージが自分の中にある」というようになりました。

・自分の可能性を知るためには、ひたすら実行あるのみ。人生はこれに尽きるといっていいでしょう。我々はそういう存在として生まれてきているのですから、あれこれ文句を言う前に、「とにかく、やってみなさい」とエマソンは教えています。

・志を抱く人にとっては、ひとりになって心の声を聞く時間を持つことが大切になってきます。心の中から聞こえてくる声についてよく考え、自分が本当は何を求めているのかを常にはっきりさせておかなくてはいけません。

などなど、忙しい現代社会にあって、自分を見失わずに有意義な人生を送るための教訓が満載されています。

特に、私たちには気づかない秘められた「無限のパワー」があることを知るべきでしょう。

エマソン 運命を味方にする人生論/致知出版社

アスペルガー症候群、自閉症、多動・注意欠損障害(ADHD)などの「発達障害スペクトラム」と診断された方は、他人と比べて、「普通でない」自分に悩むようですが、凹んだ部分で悩むのは早計です。

発達障害の人には、他の人にはない特殊能力が眠っていることが少なくありません。凸部分を伸ばしていくことが生き筋です。

本日紹介する書籍が、テンプル・グランディン「動物感覚」(NHK出版)です。

著者自身、自閉症と診断され、学生時代大変ないじめに遭っていたようですが、「動物の気持ちが分かる」という特殊能力を発揮して、コロラド州立大学准教授として現在活躍しています。

本書では、

・自閉症を持つ人は、動物が考えるように考えることができる。・・・(中略)・・・自閉症は、動物から人間へいたる道の途中にある駅のようなものだ。そのおかげで、私のような自閉症の人は「動物のおしゃべり」を通訳する絶好の立場にある。私は、動物の行動のわけを飼い主に説明できる。

という記述があり、この特殊能力を生かして、世界中の動物施設の改良に取り組んでおられます。

「眠れる潜在能力が発見し、それを発揮していく」ことこそ、ポジティブ心理学の中核理論です。

動物感覚―アニマル・マインドを読み解く/日本放送出版協会

社交不安障害(SAD)と言う病名があります。極度の対人緊張のため、「スピーチ恐怖」、「視線恐怖」、「赤面恐怖」などの症状が現れます。

人には、それぞれ「社交的性格」「非社交的性格」があって、一般には社交的性格の方が、社会生活では有利であると思われています。しかし、本当にそうであるかどうかは検証しなくてはなりません。信じてもらえなえかもしれませんが、かくいう私もどちらかと言えば、もともと非社交的人間なのです。

そこで参考になる書籍が、スーザン・ケイン「内向型人間の時代」(講談社)です。

本書では、さまざまな事例を取り上げて、内向的人間こそ、社会的影響力があるのだと主張しているのです。

たとえば、

・すぐれた音楽家たちはーたとえ集団で演奏するものであってもー個人練習が本当の練習であり、集団でのセッションは「楽しみ」だと表現する。

・チェスの世界でも「一人で真剣に学ぶこと」がプロのチェスプレーヤーになるスキルを得るかどうかの指針になる。グランドマスターは一般に、修業時代の10年間に5000時間という途方もない時間をひとりで差し手の研究をするために費やすー中級レベルのプレーヤーの約5倍にものぼる時間だ。

・内向型は外向型より注意深く考える。外向型はより安直なやり方で問題解決を図り、正確さは二の次なので、作業が進むほどに間違いが増え、問題が難しくて自分の手には負えないと挫折感を抱くと、全てを投げ出してしまう傾向がある。

などなど、です。

このように、「自分は、非社交的で内向型人間だ」と悩む必要はないのです。それぞれの個性を花咲かせることで、人生の成功をつかみ取っていけるのです!単に人まねするのではなく、自分の個性を発揮することこそ、ポジティブ心理学の中核信念です。

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力/講談社

子育てには、親の「信念」が影響します。特に、もともと子どもの本性は、「善なるもの」であると信じることが重要です。それが、「ポジティブ育児」となるのです。

そこで、今回おすすめの良書が、奥田健次「叱りゼロで『自分からやる子』に育てる本」(大和書房)です。

著者の専門は、行動療法のようですが、子どもの行動面だけに注視するのではなく、親の考え方にも踏み込んで様々なアドバイスがなされています。

たとえば、

・子どもが失敗しても、「Good try!」と褒めるべし。

「子育てビジョン」を出来るだけ具体的に描いてみましょう。

など、親が心がけるべき事が述べられています。

親が自分の不安を軽減するために、子どもに口やかましく干渉していることが少なくありません。子どもは親の所有物ではありません。子どもの個性に合わせて、のびのびと育っていけるよう、親はサポート役に徹したいものです。

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本/大和書房


診療していると「セックスレス」の悩みが多く聞かれます。身の上(みのうえ)相談ならぬ身の「下」(みのした)相談ですが、バカにはできない相談です。


特に結婚後や出産後に、夫婦関係がマンネリ化するとセックスレスがおきやすいと考えられます。


そこで参考になる良書が、潮田英子「50代からのhow to SEX」(光文社) です。


本書の題名は「50代から」となっていますが、それ以下の年代でも十分通用するセックスレス・アドバイスが述べられています。


たとえば、


・仕事のストレスによるEDはスキンシップが有効。


・予期不安によるEDはセックス環境を変えて挑戦。


・マンネリが原因のEDには発想の転換が有効。


「ソフトタッチ」で女性の官能を目覚めさせる。


などなど、心理面だけでなく、身体面からの改善アプローチが提案されています。


セックスレスの原因として、自己満足のセックスを求めて、自分の欲望の押し付けになっていることが多いようです。相手のニーズをしっかり理解することが、最善の解決策になります。

先日お知らせしていたように、本日(H25年6月12日)21:00~21:53に日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」でゲスト出演いたします。お時間がある方は、視聴して頂ければ幸いです(詳しくは→こちら)。

さて、本日取り上げるのは、今話題の「夫源病」(=妻たちの病気の原因<源>は夫である)についてです。夫婦問題解決のヒントになりますので、ご紹介します。石蔵文信「妻の病気の9割は夫がつくる」(マキノ出版)です。

本書では、「夫源病」危険度チェックリストなるものがあり、夫の現状について

・人前では愛想がいいが、家では不機嫌

・上から目線で話をする

・家事に手は出さないが口は出す

・妻や子どもを養ってきたという自負が強い

・「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない

・妻の予定は行動をよくチェックする

・仕事関係以外の交友や趣味が少ない

・妻が一人で外出するのを嫌がる

・家事の手伝いや子育てを自慢する自称「いい夫」

・車のハンドルを握ると性格が一変する

以上、10項目の質問のうち「4個以下・・・問題なし」、「5~7個・・・夫源病予備軍」、「8個以上・・・明らかに夫源病」となっています。

いずれにせよ、夫婦問題の根源には、相互理解不足による意見のズレ、価値観の相違があるようです。夫婦喧嘩を恐れて、自分の気持ちを伝えないのは、問題の先送りになります。

夫婦であっても、個性が違うので、意見が相違していても当たり前です。そう思えば、無理に相手の件に合わせたり、自分の意見に合わせたりすることもなくなります。まずは、こまめな夫婦コミュニケーションを心がけましょう!

妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)/マキノ出版