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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

ポジティブ思考が人生を拓(ひら)く」というのは、さまざまな伝記や自伝を読むと明らかです。

今回ご紹介する好例が、日本発のファッション・ジャーナリスト大内順子さんの自伝『お洒落の旅人』(世界文化社)です。

本書では、道なき道を切り開いていった大内さんの教訓がちりばめられています。

残念なことに、大内順子さんは、昨年他界されましたが、「あとがき」に大内さんの娘さんのはなむけの言葉が述べられており、本書のエッセンスになっていますので、一部ご紹介いたします。

・母は几帳面で、優しく誰にでも差別なく温かく接し、意地悪なことや争いごとが大嫌い。とにかく、何に対してもポジティブな人でした。「やりたいと思ったことは、強く思っていろいろなかたに話すと、必ず実現できるものよ」というのが口癖。「こんな仕事がやってみたい」「あんな場所に行ってみたい」などといっているうちに、本当に話が舞い込んでくることが、しばしばあったようです。ここまで思い通りになるとは・・・・母の信念の強さに驚かされたと同時に、本当に母らしいと思いました。

私たちも、一人でも多くの先人たちの智慧(ちえ)に学んでいきたいものです。

お洒落の旅人 大内順子/世界文化社


HSCでは、患者さんの「劣等感」に焦点を当て、自尊心向上のお手伝いをしていきます。ただ、この劣等感は、個人レベルだけでいえることではなく、国家レベルでもいえます。

たとえば、機会あるごとに「反日」をあおり立てる中国国があります。心理学から見れば、中国や韓国の反日行動は、日本への劣等感の裏返しともいえましょう。

今回ご紹介するのが、宮崎正弘『中国・韓国を本気で見捨て始めた世界』(徳間書店)です。

本書では、中国や韓国の劣等感が、いかに他国に悪感情をもたらしているかを例証しています。

たとえば、

・「読売新聞」(2014年4月19日)によれば、ASEAN諸国で、「最も信頼できる国」を調査したところ、日本が33%で首位、つづいて米国が16%で2位となったが、中国は5%、韓国はたったの2%だった。

・アジアで孤立を深めているのは中国の方である。韓国はそれ以上に嫌われている。・・・(中略)・・・とくに、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどは「日本の防衛力増強を歓迎」と明瞭に言い出し、タイも安倍首相の価値観外交、海域航行の安全とルール遵守に異論を差し挟まなかった。これらの内容は、明らかに中国を牽制するものである。

・中国に進出した欧州企業センター「EU商工会議所中国支部」が最近、「中国の時代は終わった」とする報告書を出した。

・1964年からで韓国は延べ32万人の軍人を南ベトナムに派兵した。ダナンに海兵隊第2旅団(青龍部隊)、クイニョンに首都ソウル防衛師団(猛虎部隊)、ニンホアに第9師団(白馬師団)が駐屯し、ベトナム民衆に暴虐の限りを尽くした。・・・(中略)・・・戦争中、韓国軍によるベトナム民間人の虐殺被害者は9000人以上。

などなど、中国と韓国の問題点が明るみにされています。

中国と韓国には、一刻も早く、変な劣等感を克服してもらい、大人の話し合いができるまともな国家になって欲しいと願うのみです。

中国・韓国を本気で見捨て始めた世界: 各国で急拡大する嫌中・嫌韓の実態 (一般書)/徳間書店

ポジティブ心理学の研究では、「学歴」よりも、その人の「成功マインド」が人生を幸福にさせることがわかっています。

今回ご紹介するのがその典型例です。藤田順三『高卒でも大使になれた』(海竜社)です。

本書では、題名が示すように、高卒の著者が、「成功マインド」と「地道な努力」により、現在ウガンダ大使で活躍されています。

本書で紹介されている著者の成功マインドは、

・私は上司に恵まれていたと思うし、そういう上司には今でも感謝している。しかし、それも私自身が常に真摯に仕事に取り組んでいたからだと思う。遊び半分でやっている部下に上司が真剣になって真摯に考えてくれるほど、世の中は甘くない。

・人間の能力、個人差はあっても、その差は実は大したことはない。いかに物事に熱中できるか、集中できるか、そこに違いが生まれてくるのである。諦めないこと、これが人生には肝要である。

・誰の人生にも、実は「人生を変えるその一瞬」というのは一度だけでなく、何度も繰り返しあるということだ。問題は、その一瞬を取り逃がさず、しっかりと掴み取り、上手に生かせるかどうか、そこに人生の分かれ道があるのだ。

などなど、私たちにも参考になる教訓です。

「過去は過去」として、これからの人生をどのように変えられるかが重要なのです。

高卒でも大使になれた――私を変えた人生のその一瞬/海竜社


昨年は、消費税増税により、日本のGDPがマイナス成長となりました。ビジネスパーソンにとっては、まだまだ冬の時代が続きそうです。ただ、こういう厳しい時期にこそ、先人の知恵に学ぶべきでしょう。

今回ご紹介するのが、カール・ベンツ『自動車と私 カール・ベンツ自伝』(草思社)です。

みなさんご存じ、ドイツの高級車ベンツを創業したカール・ベンツの自伝です。私も本書を読むまで知らなかったのですが、カール・ベンツこそ、世界で初めて実用自動車を完成させたのだそうです。

本書では、その偉業が成るまでのさまざまな困難が紹介されています。たとえば、

・私は、将来どんなことが要求されても困らないためには、そして役に立つ優れた能力を身につけるためには、基礎の基礎から始めなければならない、と考えていたが、この考えの正しいことはやがて明らかになる。・・・(中略)・・・仕事はつらく厳しかった。夏も冬も朝の6時から晩の7時まで、たった1時間の休みがあるだけだった。・・・(中略)・・・にもかかわらず、私は仕事が終わったあと、なおも張り詰めた気持ちで理論の勉強の続きに励んだ。

・今こそ本格的に、馬鹿にする人々の薄ら笑いや高笑いと戦わなければならなかったのだ。すべての否定や拒絶をしりぞけ、自分と自分の発明を断固貫くことが肝心だった。

・どこへ行っても驚嘆と喝采の嵐だった。町でも田舎でも、動力車はセンセーションを呼んだ。しかるに母国ドイツではひとりの買い手も見つからなかった。その代わり、1887年にフランス人がひとりやってきた。・・・(中略)・・・そのうえフランスだけではなく、イングランドやアメリカからも買い手がやってきた。

などなど、カール・ベンツの不屈の闘志が縷々述べられています。

確かに現在の日本は不況ですが、流行っている会社は確かにあります。カール・ベンツの不屈の闘志を学んで、環境のせいにするのではなく、自分ができる創意工夫を積み上げていきたいものです。

自動車と私 カール・ベンツ自伝/草思社
現在の安倍政権は、「アベノミクス」と称して、政府主導により日本経済を復活させようとしていますが、去年の日本のGDP成長はマイナスとなり、復活にはほど遠い状態です。

こう言った経済不況の時期は、何となく心が寒々してまいりますが、一人ひとりの創意工夫で、仕事に付加価値をつけていくことで、日本の経済は復活していきます。政府頼みは限界なのです。

創意工夫している個人や組織は、不況下でも、増収増益を続けています。今回ご紹介するのが、志賀内泰弘『レクサス 星が丘の奇蹟』(PHP)です。

言わずと知れた超優良企業の「トヨタ」ですが、数ある優秀なトヨタの販売店の中でも、ダントツの実績を誇っているのが、「レクサス星が丘店」なのだそうです。本書では、この店舗で実践されているさまざまな“おもてなし”について紹介されています。

たとえば、

1000人のお客様の名前を覚えている警備員!

・お店の前を通る、1日約1000台のすべてのレクサスにお辞儀をする警備員!

・「わかりません」「できません」とは言わない

・三重にも及ぶ「理念」「マニュアル」

・お客様のために尽くしていれば、数字は後からついてくる

などなど、ホスピタリティの秘訣が満載です。

大きな一発ホームランを狙うのではなく、小さくてもいいので、心がこもったヒットを重ねていくのが大切なようです。

レクサス星が丘の奇跡/PHP研究所


本ブログでは、「臨死体験」「前世療法」など、現代の医学では解明できない現象の数々を報告してきました。

今回は、ある心臓移植患者の手記、クレア・シルヴィア『記憶する心臓』(角川書店)です。

著者は、原発性肺高血圧症と診断され、心肺同時移植しか助かる見込みがない難病にかかり、1988年、48歳のときに、運良く、心肺同時移植を受けることができました。本書では、その経過が事細かに述べられています。

驚きなのが、手術が無事終わってからの彼女の変化でした。

たとえば、

・以前は、大嫌いだったピーマンを大好きになり、一度も行ったことがないケンタッキーフライドチキンの店に車を乗り入れる。好きでもないビールを飲みたがり、挙句にバイクに乗って走り出す。

・やたら活動意欲が湧いて片時もじっとしていられず、あくなき行動への欲求に自分自身が振り回される。

・何度も夢の中に、ティム・Lと名乗る若い男性が現れ、彼と永遠に解けぬ絆で結ばれていることを確信する。

・夢の情報をもとに、自分のドナーの情報を検索したところ、年齢が18歳でバイク事故で亡くなった同名の若者が実在したことが判明した。さらに彼の家族に問い合わせたところ、彼は、ピーマンが大好きで、ケンタッキーフライドチキンに目がなかったという。

などなど、心肺が単なる物であると考えると説明できない神秘現象が数々起こったのです。

東洋医学では、私たちの臓器にはそれぞれ意識が宿っていると考えられてきました。現代の西洋医学では、唯物論が主流ですが、それでは説明できない臨床報告が数多くあるのです。現代の科学では説明できないから、「ないものだ!」と結論づけるのは早計なのです。

今回のブログ更新は、今年最後となります。本年も、本ブログをご愛読していただき心から感謝申し上げます。来年第1回目のブログ更新は、1月7日(水)となります。

記憶する心臓―ある心臓移植患者の手記/角川書店

HSCの心理療法では、「霊的人生観」をベースとしています。これは、「人間とは永遠の生命をもち、転生輪廻を繰り返しながら、魂修行している存在である」という人生観です。

この霊的人生観は、最近の臨床研究でも報告されている内容です。たとえば、ジム・タッカー『転生した子どもたち』(日本教文社)があります。

本書は、アメリカのヴァージニア大学ですすめられた40年間にわたる「前世」研究をまとめたものになっています。

たとえば、

・世界中の子どもたちが、前世の記憶について語っているのだ。研究者たちは、50年以上もの間、そうした報告を研究してきた。ヴァージニア大学人格研究室のファイルには、2,500例以上の事例が収められている。

・前世の話をする子どもたちのほとんどは、2歳から4歳までの間に話し始める。・・・(中略)・・・これらの子どもたちは、ほとんどの場合、6,7歳に前世の話をやめてしまう。それ以降は、普通の生活を送るようだ。

・中心人物の多くは、前世の人格の死因に関係のある恐怖症を示す。前世の人格が変死を遂げた事例では、中心人物の35%以上が、前世に関係する恐怖症を示した。それは、溺死(できし)の事例で特に多いように見える。

などなど、膨大な症例を丹念に事情聴取し、統計的に処理しながら分析しています。

人生で色々な失敗をしても、霊的人生観から見れば、すべてのことが自分の「魂を磨く砥石」になるのです!!

転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の「前世」研究/日本教文社


人のポジティブ心理状態を表す指標に「ウェルビーイング(Well-being)」があります。ポジティブ心理学の主要な研究対象にもなっています。

そこで今回ご紹介するのが、マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦』(ディスカバー)です。

著者のセリグマンは、ペンシルバニア大学・心理学教授で、ポジティブ心理学の創設者です。

本書では、ウェルビーイングの5つの要素として、

①ポジティブ感情:快の人生

②エンゲージメント:いわゆる没我状態で、あとから回想的に満足する

③意味・意義:自分よりも大きいと信じる存在に属して仕えること

④達成:または成功

⑤関係性:他者との関わり

と述べています。

確かに、人間「快楽」のためだけに生きてハッピーになるわけではありません。ソクラテス、イエス、吉田松陰のように、自分個人の快楽に関係なく、大義のために生きた偉人たちの生き方を見ると、単なるポジティブ感情よりは、ウェルビーイングの方が、より多面的で、人生の真理を表している気がします。

ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ/ディスカヴァー・トゥエンティワン

私の研究フィールドの一つに、「心とガン」があります。ストレスでがんが発症したり、がんの予後が悪くなったりすることを、何編か論文発表してきました。

私の研究は疫学研究だったのですが、自分の臨床経験から、心ががんに影響することを啓蒙している内科医がいます。土橋重隆『50歳を超えてもガンにならない生き方』(講談社)です。

土橋ドクターによれば、

・右乳ガンの患者さんが精神的なストレスをじわじわと累積させていったのに対し、左乳ガンの患者さんはある時期にドカンと肉体的なストレスを受けている。

・肺ガンの患者さんは基本的に生真面目な性格の人が多く、とりわけ「病気に対する恐怖心が強い」ことが分かってきたのです・・・。

・肺ガンの患者さんとはまた違った生真面目さをもっているのが、胃ガンの患者さんです。彼らの生真面目さは「融通が利かない」「頑固な」類いのものが多く、それゆえに、意に沿わない仕事でも真面目にこなし、ストレスを累積させていくというケースが多く見受けられました。

などなど、臨床経験ならでわの具体的表現で参考になります。

本書でも指摘しているように、ガンと診断されても、それを教訓として、生き方を変えることでガンが消失してしまうことがあるのです!!

50歳を超えてもガンにならない生き方 (講談社+α新書)/講談社


診療していると患者さん方から、「治るのにどれくらいかかりますか?」とよく聞かれます。

臨床経験からすると、徐々に直線的に症状がなくなっていくというより、ある段階に達すると急に症状が好転する臨界点があるようです。

英語では、「ターニング・ポイント」とか、「ティッピング・ポイント」などと訳され、参考になる書籍が、マルコム・グラッドウェル『ティッピング・ポイント』(飛鳥新社)です。

本書では、ニューヨークの犯罪が激減した社会現象、ボルティモアの梅毒感染者が急激に増大した感染現象、TV番組『セサミ・ストリート』が大ヒットした理由などを取り上げながら、臨界点に達するための共通法則を3点抽出しています。

原則1:「少数者の法則」・・・大事な2割に絞って、努力を集中させること。

原則2:「粘りの法則」・・・その努力を持続させること。

原則3:「背景の力」・・・努力を持続させていくと、取り巻く環境が変わってきて、激変を後押しする力となること。

以上の3点を踏まえると、臨界点に達するのを信じて、優先順位が高いもの絞って、努力を続けていくことが人生の成功のポイントになるでしょう。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか/飛鳥新社