医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ -24ページ目

医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

外交問題をみると、私たち個人の対人関係の勉強にもなることに気がつきます。実際、ストレスの7~8割は、対人ストレスから発生するともいわれています。昨今では、特に日韓と日中関係がクローズアップされており、私たちの対人関係を分析する上でのヒントになります。

そこで、今回ご紹介するのが、黄文雄『断末魔の中国経済』(ビジネス社)です。

本書では、日本の外交問題になっている中国と韓国の本質について鋭く分析を加えています。

たとえば、

・中国人と韓国人が台湾だけでなくどこへ行っても嫌われるのは、それなりに共通の国民性をもつからである。それは、自己中して都合主義で、まったく根拠のない自信過剰な驕りである。

・韓国が自前の技術に乏しく、そのレベルも低いことは、千年来の事大他力本願という精神的文化からくるものである。

・私はよく、韓国事情を知るためには、「嘘つき、ホラ吹き、裏切り」の三点セットをその国民性として知り、「悪いことはすべて他人のせい」「ウリナラ自慢のほとんどは自分にはないものだから」ということを理解し、「逆観法」や「逆聴法」で知るべきだと勧めてきた。

などなど、対人関係にあっては、相手の性格をよく見極めてから、相手との距離を測っていくことが重要であることが分かります。

断末魔の中国経済 韓国・台湾まとめて無理心中!/ビジネス社


世間から遊離した妄想や幻覚に悩んで、来院される方々がいらっしゃいます。統合失調症として治療が必要になりますが、世の動きにアンテナを張ること(世間知)で、世間から遊離しなくなってきます。

今回おすすめなのが、百田尚樹『大放言』(新潮社)です。

著者は、一昨年、ミリオン動員した映画「永遠の0」の原作ですが、本書では、世間で起きている事象に歯切れ良く切り込んでいます。

たとえば、

「やればできる」という言葉は、「やればできた」者が言う言葉だと思う。過去に頑張った結果、あることを達成した経験のある者だけが口にできる言葉なのだ。人は努力を重ねることで、どれだけ「やれば」どれだけ「できる」かと言うことを体で覚えていく。

・最近の若者は仕事を「好きか、嫌いか」で決める傾向があるという。私に言わせれば、なんという贅沢な考え方だと思う。仕事は生活のためにするもので楽しんでやるものではない。「好き、嫌い」で選ぶなら、それは仕事ではなく趣味である。

などなど、巷で流布されている言説を取りあげながら、ユーモアを交えながら、かつ辛口トークを展開しています。

大放言 (新潮新書)/新潮社

まだデフレから脱却できていない現代日本。会社経営に苦しんでいる管理職の方々が多いようです。来年は消費税が10%に上がる予定で、ますます経営の舵取りは困難になってくることでしょう。

「転ばぬ先の杖」で、一つでも多くの有益な情報を知っておけば、経営しやすくなることでしょう。

今回ご紹介するのが、ルーマ・ボース『マザー・テレサCEO』(集英社)です。

18年前の1997年に亡くなったマザー・テレサですが、世界中で知らない人はいないでしょう。本書では、彼女が創設した救済団体「神の愛の宣教者会」を、いかに的確に経営していたかが述べられています。この団体は、現在では、100カ国以上で活動を行い、4000人がフルタイムで働き、100万人以上のボランティアが参加する世界最大級の活動団体になっています。

たとえば、

シンプルなビジョンは勢いと力を生み出し、山をも動かします。マザー・テレサの行動がそれを示しています。個人的なビジョンを明確につかむには、自分の内面を見つめることが必要です。

・寄付をしてくれた人が、私的な目的のためにマザー・テレサと「神の愛の宣教者会」の名前を利用することは、けっして許しませんでした。

などなど、マザーの卓越したマネジメント能力が分かりやすくまとめられています。

驚くべきリーダーシップの原則 マザー・テレサCEO/集英社


ポジティブ心理学では、古今東西の偉人たちの生き方に学び、自分の人生に応用することをすすめます。

今回ご紹介するのが、2013年に亡くなった南アフリカ人種差別解放の父、ネルソン・マンデラです。リチャード・ステンゲル『信念に生きる』(英知出版)

マンデラは、27年間の辛い刑務所暮らしにも負けず、釈放後は、南アフリカ大統領になり、白人と黒人の宥和政策(つまり、人種差別政策の「アパルトヘイト」を撤廃)を成功させました。

本書の著者は、マンデラの自伝(『マンデラ 自由への長い旅』)も編集した経験を持ち、彼の行動哲学のエッセンスを抽出しています。

たとえば、

・人の性格というのは、生まれつき備わっているものだと考えられている。しかし、マンデラのケースを見ると、性格とは、自分自身で形成していくものだということがわかる。若いときには、衝動的で怒りにまかせた行動をすることが多かった人物が、刑務所時代を経て、滅多に怒りを見せることのない穏やかな、いわば、正反対の性格を持つ人間に変わっていった。

・マンデラは常に、「自分は復讐したい」という気持ちで行動しているのではないことを周囲に示してきた。それは、刑務所時代も、大統領就任後も一貫して伝えてきたメッセージだった。「過去は忘れよう」とは、刑務所から出所して初めて行った記者会見での言葉だが、以来彼は、文字通り何百回もこの言葉を発してきた。

・<悪い人間>であることを証明する出来事が起こらない限り、すべての人間はよい人間であるとマンデラは信じている。これは、マンデラの弱点でもあり、純粋さの表れでもある。マンデラは、そもそも「人間とは誠実なものだ」という前提を持っている。・・・(中略)・・・相手を信頼することによって、人は最良の自分を発揮してくれるだろうという期待があるのだ。

などなど、マンデラの経験に裏付けられた教訓が満載です。そして、人の良いところにフォーカスしようとするマンデラの行動哲学は、ポジティブ心理学とかなりオーバーラップしています。

信念に生きる――ネルソン・マンデラの行動哲学/英治出版


HSCの心理療法は、ポジティブ心理学をベースにしていますが、その元祖ともいうべき思想家が、ナポレオン・ヒルです。彼の著書では、『思考は現実化する』が有名ですが、

その代表作に勝るとも劣らないのが、ナポレオン・ヒル『悪魔を出し抜け!』(きこ書房)です。

本書を薦める理由は、本書を読むと、彼が霊能者だったことがハッキリ分かるからです。なんと本書で、ナポレオン・ヒルは、悪魔と霊的に対話し、悪魔から、人間を不幸にする方法について聞き出しているのです。

以下に、本書で収められている悪魔の言葉を紹介します。

・人間の意識をコントロールするのに最も適した道具は恐怖だ。・・・(中略)・・・恐怖の中でもとりわけ次の6つが最も効果が高い。貧困、非難、病気、失恋、老い、そして死への恐怖。

・自分の頭でほとんど、あるいはまったく考えない人間は「流される」人間だ。・・・(中略)・・・自分で考えるのが面倒で、むしろ悪魔が自分の意識を支配し、自分の代わりに考えるとを歓迎する。

・中でも私の役に立つのは、恐怖、迷信、金銭欲、貪欲、情欲、恨み、怒り、虚栄心、そして怠け心。この九つの扉のうちの一つあるいは複数を通ることで、私はどんな人間の意識の中にも入ることができる。

などなど、人間が不幸になっていくカラクリが述べられています。

逆に言えば、この逆をすれば人間は幸福になるということでしょう。ポジティブ心理学の源流には、こう言った霊性があることを忘れてはなりません。

悪魔を出し抜け!/きこ書房


PTSD(心的外傷後ストレス障害)の患者さんが、近年増えてきて、当院でも受診される方が多くなっています。

一方で、トラウマになるようなストレスがあっても、それをきっかけにして、かえって人間的に成長するケースもあります。これを、PTG(心的外傷後成長)と呼んでいます。「艱難(かんなん)汝を玉にす」ということわざ通りなのです。

PTGに関しておすすめの書籍が、スティーヴン・ジョゼフ『トラウマ後成長と回復』(筑摩書房)です。

本書では、PTGになるための3つのポイントをあげています。

・人生は不確かなものであり、すべては変化するという認識を持つこと。

・マインドフルネス、今、この瞬間に注意を集中すること。

・自らが人生の担い手であると認めること。

となっています。

一つ目は、仏教の「諸行無常(しょぎょうむじょう)」に通じ、二つ目は、持ち越し苦労をしないこと、三つ目は、自己責任の姿勢を表しています。ある意味、とても宗教的なポイントだと思います。

トラウマ後 成長と回復―心の傷を超えるための6つのステップ (筑摩選書)/筑摩書房


ポジティブ心理学の先行研究によれば、「希望」を持つことで、幸福感をあげることが分かっています。

そこで参考になるのが、ジェーン・ロペス『5年後の自分を計画しよう』(文藝春秋)です。

本書では、希望に満ちた人の核となる信念は4つあり

未来は現在よりもより良いものになる。

・自分にその未来をつかむ力がある。

・目的地への道は何本ある。

・だが、一つとして障害がない道はない。

と述べています。

単にお気楽な希望を持つのでなく、希望実現に向け着実に努力することが大切ということなのでしょう。

5年後の自分を計画しよう 達成する希望術/文藝春秋


アベノミクスでこの20年来のデフレを日本が脱したと言われていますが、実際は、それほどまで日本のGDPは成長していないようです。8%への消費税増税が、景気に響いていると言うことでしょう。

日本の景気を上げるには、政府の景気政策に頼るのではなく、それぞれの職場で創意工夫をして、商品やサービスの付加価値を上げていくしかありません。

そこで参考になる書籍として、浅枝敏行『日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る』(東洋経済新報社)がおすすめです。

本書で紹介されている商品は、単なる蚊帳ではなく、通気性があって、防虫剤を含んだ構造になっていて、海外の途上国などで、年間数千万張りの規模で販売されていると言います。

さまざまな壁にぶつかりながらも、殺虫剤と蚊帳という異種結合をして、付加価値が高い新商品を開発した苦労のプロセスが描かれています。

固定概念を白紙にし、人々のニーズにマッチした創造性のある仕事こそ、今求められているのです。

日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る: なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをと.../東洋経済新報社


先日、安保法案が通りましたが、覇権主義をとっている中国や北朝鮮から、日本を守るためには、必要な法案でした。通過してよかったです。

日本の憲法9条の武力放棄は、諸外国も武力を持たず、平和主義であるなら結構ですが、周辺諸国が覇権主義をとっているなら、日本が一方的に不利になるわけです。武力を持っている国の言いなりになります。

そこで、今回お勧めなのが、月尾嘉男『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(致知出版社)です。

本書では、外部から侵入してきた勢力により、長年生活していた場所を侵略され、被支配的地位で生存しなければならなくなった民族で、現在、世界70カ国に、なんど約5億人も生活していると指摘しています。

日本もしっかり対策を打っておかなければ、それらの被侵略民族と同じ末路になるのです。

本書では、カルタゴやベネチアなどの歴史に学びながら、どのように日本が対策を打っていけばよいかが、提案されています。

日本の財政赤字や移民の問題など、論点がボケている箇所もありますが、「平和はタダではない」ことを知っておくには良書かと思います。

日本が世界地図から消滅しないための戦略 (用意周到な大国、用意周到でない日本)/致知出版社

HSCでは、退行催眠による「前世療法」を使って治療することがあります(詳しくは、拙著『ポジティブ三世療法』をご参照ください)が、催眠を使った診療の元祖は、アメリカのエドガー・ケイシー(1877~1945)です。

彼の伝記を紐解くと、医療の原点が垣間見えてきます。そこで、お勧めなのが、トマス・サグルー『永遠のエドガー・ケイシー』(たま出版)です。

たとえば、

・エドガー・ケイシーは透視力により43年もの間、医学的診断を行いました。彼は患者自身の口述書や、医者による報告書を含む数百にのぼる臨床報告書と、約三万件にのぼる速記による医学的診断の報告書をARE(エドガー・ケイシーの指導のもとに設立された研究啓蒙団体)に残しました。アメリカ全土には、必要とあればケイシーの診断の正確さ、その治療法の有効性について、いつでも証言してくれる人たちが数百人もいます。

・エドガー・ケイシーは病人を助けること、霊的助言、あるいは職業上の助言を与えること以外に自分の能力を用いることはありませんでした。また自分の能力を講習の前で実演してみせるようなことも決してありませんでした。彼はステージに上ることもなく、名声を求めることもなく、予言をすることもなく、富を求めることもありませんでした。

などなど、病人を助けるという「愛」のために活動していたことがうかがえます。「医療は愛である」という原点を忘れてはなりません。

永遠のエドガー・ケイシー―20世紀最大の予言者・感動の生涯/たま出版