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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

今年はアメリカ大統領選挙の年ですが、本音をさらけ出して旋風を巻き起こしているのが、ドナルド・トランプ候補です。毀誉褒貶(きよほうへん)の評価ですが、私は一押しです。アメリカ国民だったら、迷わず彼に投票です!!

政治家はやはり本音で勝負すべきです。

そこでおすすめの書籍が、あえば直道(じきどう)『トランプ革命』(双葉社)です。

アメリカ共和党アジア担当顧問である著者は、その豊富な人脈を駆使してトランプ候補の実像に迫っています。

たとえば、

・トランプ旋風が象徴している「政治家は信用ならない」という世論の力は、すでに有力政治家を解任に追い込むだけの力を持っている。

・トランプ氏の魅力はなんといっても、その正直さにある。マスコミの批判を物ともせずに、言いたいことを言うというトランプ氏の姿勢が、多くの人々の支持を集める源泉になっている。

・現実には、トランプ氏はその「暴言」によって、現状に不満を持つアメリカ人の心をつかんでいるといえる。

・アメリカという国の元首である大統領の責任は、国民の生命と安全、財産を守ることである。トランプ氏は、その点にひたすらフォーカスしているといえる。・・・(中略)・・・テロの脅威におびえているアメリカ国民は、こうした自分たちを守ってくれるリーダーを求めているのだということだ。これまでの社会を支配してきた政治家やマスコミが、トランプ氏を叩けば叩くほど、彼への支持は集まる。

などなど、日本の政治家にも学んでほしい教訓が述べられています。今年の夏には参議院選がありますが、選挙時には正々堂々と国防について主張してほしいと思います。

トランプ革命/双葉社


「病は治すものではなく、一生つきあっていくものだ」と医療者から言い聞かせられることがあるかもしれませんが、信じてはいけません!!もちろん、遺伝病などで、治らない病気も一部あるのは確かです。

ただ、今回ご紹介するように心の力を使って治癒できる病気も少ないないのです。リサ・ランキン『病は心で治す』(河出書房新社)

自然寛解を「医学的治療も、症状や腫瘍の消失をもたらすには適していないとされる治療も受けずに、がんなどの病気が完全あるいは部分的に消失すること」と定義した。・・・(中略)・・・たとえば、次のような症例だ。HIV陽性患者が陰性になった。無治療の転移性乳ガンの女性の、乳房と肺と大腿骨の腫瘍が自然に消えた。男性の冠動脈をふさいでいた血栓が治療なしで消えた。男性の脳動脈瘤が消えた。男性が脳に受けた銃創が治療なしで回復した。心筋症で発作を起こした女性が回復した。甲状腺の病気の女性が自然治癒した。・・・(中略)・・・彼らは「治療不可能」と呼ばれる病気はほぼ存在しないという証明を与えてくれた。患者たちが自然に克服した病気の多くは、治療不能の死に至る病とされていたものだった。・・・(中略)・・・が体を治せるのだと信じる心に、一点の曇りもなくなった。

とあります。我々には、薬がなくても病気を治せる潜在能力が眠っているのです!

病は心で治す: 健康と心をめぐる驚くべき真実/河出書房新社
現代日本社会は、物質・サービスが飽和社会であり、“当たり前”の商品では市場競争に負けて、潰れてしまいます。考えに考え抜いた付加価値をつけなければ生き残っていけません。

今回ご紹介するのが、藤井正隆『感動する会社、なぜ、すべてがうまく回っているのか?』(マガジンハウス)です。

本書では、現在の不況でも堅調な会社について分析しています。

たとえば、

・厳しい状況下でも絶好調な企業は、顧客が喜ぶ高い価値を提供しているのです。そうした高い価値を生み続け、長く好業績を続けている企業には、実はしっかりとした裏付けがあります。それが、従業員を大切にし、顧客価値を高め、地域や社会貢献に熱心に取り組むという「経営の質」なのです。

「儲ける」という漢字の、偏(へん)と旁(つくり)を話して書くと「信者」になります。これは、寒天の国内シェア約80%、世界シェアでも15%を占める伊那食品工業の名経営者、塚越寛会長の言葉です。つまり「儲ける」とは、信者をたくさんつくることなのです。信者は、「ファン」と言い換えてもいいでしょう。

・単なる顧客からファンに変わると、マーケティングコストがかからなくなります。ですから、売り上げ増のためには、まずリピート率の向上が必要であると、リピーターの重要さを口にする経営者はたくさんいます。

などなど、経営の核心部分が語られています。

感動する会社は、なぜ、すべてがうまく回っているのか?/マガジンハウス


覇権主義を取っている中国を抑止するため、日本は積極的平和外交を取っていかねばなりません。それは、軍事だけでなく、経済的にも再興していかねばなりません。

今回ご紹介するのが、長谷川慶太郎『今世紀は日本が世界を牽引する』(悟空出版)です。

超有名な国際エコノミストの著者ですが、その慧眼には毎回うならせられます。本書でも、それを遺憾なく発揮しています。

たとえば、

・中国経済の失速はもう誰の目にも隠せなくなりつつあった。そして中国にとって頼るべき相手は日本しかなくなっていたのである。私は、この時、日中冷戦は日本の勝利に終わったとみていた。

・中国を率いる習近平政権は、今後、中国が進むべき道として「新常態」(ニューノーマル)という方向を打ち出している。「量から質の経済」への転換を果たし、低成長の中で、なんとか中国経済を維持し、共産党の一党独裁体制を堅持していこうとしているのだ。しかしそのためには、日本の経済的・技術的協力を取り付けなければならなくなっている。

などなど、これからの東アジアの未来予測が満載です。

「知は力」なりです。適切な情報をコツコツ集めて、明るい未来を切り開いていきたいものです。

今世紀は日本が世界を牽引する/悟空出版


対人コミュニケーションが下手で、ストレスになっている方が少なくありません。コミュ力は、先天的能力ではなく、後天的に鍛えることができます。

そこで今回ご紹介するのが、美月あきこ『エレベーターピッチの達人』(祥伝社)です。

本書では、自分の伝えたいことを15秒で、確実に相手に伝える方法を伝授しています。

たとえば、

・大事なのは、「15秒あれば、相手の心はつかめる」という事実です。15秒で、相手に好印象を持ってもらうことも、こちらの思いに巻き込むことも、可能です。

短期記憶の保持時間の実験結果を表した「ブラウン・ピーターソンのパラダイム」によると人間の記憶力は15秒を過ぎたあたりから急激に減少していくそうで、その時間が長ければ長いほど、記憶は薄れていくといわれています。

・エレベーターピッチ(15~30秒で相手をグッと引き寄せ、千載一遇のチャンスを次につなげること)を行うときに、ぜひ使っていただきたいのがGTCメモです。GTCとは、次の意味です。G(GOAL)・・・自分のゴール。T(TARGET)・・・ターゲット(相手)の欲しいもの。C(CONNECT)・・・2つをつなぐアプローチ。

などなど、くわしくは、本書をご一読ください。

どんな能力でも、「求めよ、さらば与えられん!!」なのです。

15秒で口説く エレベーターピッチの達人――3%のビジネスエリートだけが知っている瞬殺トーク/祥伝社


時差の関係で、デンバーから帰国したのが、3月16日夜になってしまい先週のブログ更新ができず申し訳ございませんでした。今回の学会(第74回アメリカ心身医学会)では、私の研究発表にたくさんの質問が寄せられ、大変盛況でした。学会の「研究ハイライト」にも選出される栄誉にも浴しました。

今回のブログでは、子供をリーダーに育てる「子育て論」をご紹介いたします。ムーギー・キム『一流の育て方』(ダイヤモンド社)です。

本書は、長年にわたって何度読み返しても普遍的な教訓を与えてくれる「親の教科書」をコンセプトに書かれていて、参考になるヒントが満載です。

たとえば、

・自主的に考えられる人間に育てるには、まずは子供に自分の目標を設定させることが出発点です。

・「迷惑をかける人になるな」より「人の役に立つ人物を目指せ」という教育をしてくれた親に感謝しています。

・学力やIQより、長期的に達成する力こそが人生の成功を左右する。

などなど、転ばぬ先の杖的智慧がちりばめられています。

一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる/ダイヤモンド社


調子の波が大きく、悩んで来院される患者さんが少なくありません。世界で活躍し、一定の実績を出し続けている人を研究することが大切です。

そこで今回ご紹介するのが、ラグビーで活躍している五郎丸選手です。小松成美『五郎丸日記』(実業之日本社)

本書では、ラグビー・ワールドカップという想像を絶するプレッシャーでも、高い確率で、ボールキックを決めるコツが述べられています。

たとえば、

ルーティン(routine)とは、決められた一連の動き、決められた一連の動作のことだが、スポーツでは、肉体と精神をひとつにし、どんな時にも平常心で自分の持つ力の発揮するための動作をいう。

・試合環境は、場所や天候に左右され、常に一定ではあり得ない。その不確定要素が多い状況下でも「静かな自分の時間」を作り出すのが五郎丸のルーティンの本質だ。

と述べられている。

このように、自分なりのルーティンを決めておくと、その日の体調に左右されない生活ができるようになってきます。ちなみに、私のルーティンは、毎朝、瞑想を30分間することです。これによって、朝からパワー全開になります。

なお、3月8日~15日まで、アメリカ・デンバーで行われるアメリカ心身医学会に参加するため、来週のブログ更新はお休みさせていただきます。次回の更新は、3月16日(水)となります。

五郎丸日記/実業之日本社

精神医学では、物事の白黒をハッキリつけたがる完璧主義は、うつ病の元になると考えられています。

これは人間個人だけでなく、国レベルでも問題になります。

そこで、今回ご紹介するのが、岸田秀ら『アメリカの正義病 イスラムの原理病』(春秋社)です。

・欧米の一神教に対抗するために、天皇を神聖不可侵の存在にして、一種の疑似一神教を作ったのですが、そこに無理があったため、硬直化して、近代日本国家と日本軍の行動の自由を阻むことになりました。

・一神教の神というのは、基本的に正義を独占しているわけですから、一神教の神が支配する世界の中に悪が存在してはまずい。そうすると、悪というものを自分たちの世界の外に押し出そうとするわけです。内は正義でなければ具合が悪いから、自らの悪は外に投影してゆく。そうすると外が諸悪の根源になり敵になる。これはアメリカの正義病にまで通じる一神教の病理です。

などなど、歴史や世界情勢を精神分析的アプローチから読み解いていて参考になります。

現実世界は、白黒の他に、グレーゾーンがありますので、ある程度の曖昧さが残る余地を残しておくべきでしょう。

アメリカの正義病・イスラムの原理病―一神教の病理を読み解く/春秋社


STAP細胞発見で、有名になった小保方晴子さんの手記『あの日』(講談社)を最近読みました。

ねつ造疑惑の心労から、うつ病になって、入院までされたようです。

本書では、同僚からの裏切り(特に、山梨大学の若山照彦教授)やマスコミの攻撃にも、必死に耐えながら、STAP細胞を再現した誠実さがひしひしと伝わってきました。

私も、学術論文を100本以上執筆してきた研究のプロですので、本書が嘘では書けるないようでないことがハッキリ分かります。

小保方さんには、諦めずに、なんとか再起して欲しいと祈るばかりです。

それより、論文責任者の若山教授が、今回の件でまったく責任をとらずに、山梨大学発生工学研究センターの所長に出世しているのが意味不明です。こちらの方が、学界ではあり得ないのですが・・・。

あの日/講談社

人間、社会のどこにいようと輝くことが出来ます。気持ちが落ち込んでいる人は、どんな環境でも輝いている人に触れることでパワーが回復してくることでしょう。

今回ご紹介するのが、新津春子『世界一清潔な空港の清掃人』(朝日新聞出版)です。

著者は、羽田空港の清掃員で、羽田空港が2年連続で世界でもっとも清潔な空港になった原動力です。本書では、明るく生きていく秘訣がいろいろ述べられています。

たとえば、

・新津さんは、決して順風満帆な半生を送られてきたわけではありません。残留日本人孤児二世というだけで中国でも日本でもいじめにあい、自らの居場所を見いだせずにいたそうです。さらに日本に帰国した際は十分な蓄えもなく、一時はパンの耳を食べて過ごした日々もあったと聞きました。

・あれがない、これもないと、ないものをくよくよと数えていたら、つらいだけだったかもしれません。だけど、今日よりも明日、明日よりあさって、より良くなるという希望があったから、私にとって身を粉にして働くことは苦労ではなく、喜びだったのです。

・人に言わせると私は負けず嫌いらしいんですが、自分では負けず嫌いではないと思っています。人と比べるのではなく、私は自分と自分を比べる。決めたことをやり遂げられないと、自分でイライラするんですね。

などなど、つらい境遇でも、前向きに生きてきたポジティブ思考が学びになります。

世界一清潔な空港の清掃人/朝日新聞出版