当院では、メンタルヘルス向上のため、「読書療法」 をお勧めしています。
学問的先行研究でも、精神疾患に対するその有効性は証明されております。
次に、読むべき書籍の選別が大切になってきます。そこで、本ブログでは、皆さまのお役に立ちそうな書籍をご紹介してきました。
今回ご紹介する書籍は、まさに読書の話題、森信三「人生論としての読書論」致知出版社 です。
本書では、人生における読書の意義について、
1.我々自身がこの二度とない人生をいかに生きるべきかという問題を中心とする読書、すなわち人生論とか宗教関係の読書。
2.自分の職業を中心とする読書、すなわち専門的な読書。
3.以上の2つをあわせたものを円心としつつ、自分の生命力を半径として出来るだけ大きな円周を描こうとする読書、すなわち広義における教養としての読書。
の3つをあげています。
また、「読書は心の養分」と主張し、人生には必須ものだと述べています。
「知は力なり」なので、当院でも引き続き良書をご紹介してまいりたいと思います。