東京都調布市在住の漫画家、水木しげるさんの作品「ねずみ男の冒険」を舞台化した演劇コンクールが6、7両日、同市仙川町の「せんがわ劇場」で開催される。地域で応援していく劇団を地域で選ぼうという同劇場初の試み。市内の8劇団が“競演”し、市民審査員と専門家審査員が選考する。

 同劇場では平成20年4月の開館当初から、「市内の劇団を市民が応援するコンクールをできないか」と検討していたという。そんな折、調布を舞台にしたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が3月から放送されることになり、「調布をアピールできる絶好のチャンス」とコンクールを企画した。

 「ねずみ男の冒険」に収録された短編「神変 方丈記」「幸せの甘き香り」「空想石」の3話のいずれかを選び、各劇団が約40分のオリジナル創作劇を披露する。

 審査には俳優や評論家のほか、公募の市民18人も参加。専門家審査員が選考する「グランプリ」、市民審査員の投票で選ぶ「オーディエンス賞」を設けた。受賞した劇団は特典として、同劇場を1週間無料で借りて自主公演ができる。同劇場は「漫画をいかに舞台芸術として料理していくかが問われるおもしろいコンクールになると思う」と期待している。

 コンクールは両日とも午後2時からで入場無料。各日4劇団ずつ上演する。問い合わせは同劇場(電)03・3300・0611。

 また、6日から3月22日まで、名誉市民「水木しげる展」が、調布市小島町の「たづくりグリーンホール」で開かれる。

 水木さんが歩んできた道や調布が舞台となった作品、家族とのつながり、平和の大切さなどさまざまな視点から「調布のまちの水木さん」を紹介する。

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 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月21日に開幕する第82回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の入場行進曲「My Best Of My Life」が2日、大阪府高槻市の高槻現代劇場で録音された。大阪市音楽団が演奏した。

 「Superfly(スーパーフライ)」のスローテンポなバラード曲が編曲によって約4分30秒のマーチに生まれ変わった。編曲を担当した酒井格(いたる)さん(39)は「ハーモニーが美しい曲。行進する『最高(ベスト)』の思い出に彩りを添えられればと思う」と話した。

 行進曲はCDにして出場選手や学校に配るほか、一般にも3月下旬に限定販売する予定。問い合わせは毎日新聞大阪本社事業部(06・6346・8371)。【平川雅恵】

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