やりたいことと得意なこと)
ダンスパフォーマーの酒井啓至です。
やりたいことと得意なことの区別。
仕事にしたいと考えるなら、やりたいことより得意なことの方がいい。
やりたいことは、偏見が入り客観的に正しいか判別が難しいからというのがその理由です。
得意なことはすでに実績が伴っているので、間違いが少なく周りよりも先んじることができる。
自分の中で冷静にやりたいことと得意なことの選別は難しいかもしれない。
ですがこれをしておくと効率的に前に進みやすい方に時間と労力を集中することができるようになるので、選別は必要です。
企業や作家、クリエイターに至るまで、得意分野から徐々にやりたいこと路線にシフトしたがゆえに、失敗していくケースは非常に多く見られます。
「やりたいことがなかなか見つからないんですよ」と質問を受けることがあります。
僕はこのように思っています。
やりたいこととは、楽しいことであり夢中になれるもの。
お金や生活、時間はくっつけない、やりたいからという素直さからでるもの。
得意なこととは成果が出るもの、誰かの課題を処理できるもの、誰かの代わりにしてあげることができるもの。
やりたいことを見つける場合は、お金や生活を切り離して、ただ楽しいから、ただ夢中になれるからというシンプルなスタンスで探すとよいのかもしれません。
得意なことを見つけるときは、自分が他よりうまくできることで誰かに役に立てた経験はあるのか?と考えると見つかる気がします。