あなたにとって正しいものは何か?)
ダンスパフォーマーの酒井です。
この記事を読み終わったあと、もしかしたら自分の脳を疑ってしまうかもしれません。
脳は完全なものではない。
ぜひ凝り固まった脳をほぐすつもりでお読み下さい。
ではいきます。
次の自己紹介からイメージしてください。
「僕には高校からの親友が2人います。1人は体育会系の大介、もう1人はクールな光一。そして僕には最愛の彼女美紀がいます。こんな僕にひとつ困ったことがあります、それは体育会系の親友大介に好きだと言われていることです」
さて、この人にどのようなイメージを持ちますか。
是非簡単なイメージを作ってみてください。
美少年、モテる青年・・・
では、答えです。
この人は「女性」です。
自分を「僕」と言ったり、彼女がいるということで勝手に作り上げられるイメージのほとんどが「先入観」です。
女性が「僕」とは言わない、彼女がいるのは男性だという「先入観」が、真実を見抜けなくしてしまった。
今日はこの先入観を含め脳はいかに不完全なのかを考えていきたいと思います。
脳は感情を操っている部分があります、次はそれを体験してみましょう。
「人は目に見えない恐怖に恐れを抱かない」という心理があります。
例えば、「今あなたの周りは放射線で満たされています。その線量は10シーベルトです」と言われても、あまりその恐怖が伝わってきません。
即死ではありませんが、100%生き残れないレベルです。
しかし、中学生くらいの男性がノコギリを持ちながら狂気に満ちた顔で、振り回していればどうでしょう。
ノコギリは殺傷能力自体は低い、相手はまだ中学生くらいの少年ですが、目の当たりにすると恐れを感じることになります。
この2つを比較した場合、放射線の方が遥かに恐ろしい。
このように脳は適正な判断を必ずしも与えてくれません。
脳は情報の多くを目からに頼っているからです。
さて下記の画像を見てください。
丸の中の灰色の部分に違いはあるでしょうか?
2つが違って見えるはずです。
しかし、この2つに色の違いはありません、まったく同じものです。
周りの色を同じにしてみましょう。
このように、目から入る情報ですら、正しいと信じることは間違う場合もあります。
もう一度見てください。
どう見ても違う色に見えてしまう。
これは目が嘘をついているのではなく、脳そのものが真実をありのまま見せてくれる器官ではなく、補完的な作業をして情報を与えてくれる器官だからです。
「何を信じればいいのか分からない」
「何が正しいか分からない」とおっしゃる方がいます。
しかし、誰もが自分が信じれるものを信じているだけなのです。
僕たちは真実を欲する生き物。
しかし、脳の機能そのものに欠陥があることを知り、価値観は誰かが決めるものではなく、人それぞれが決めるものということを知ってしまうと、真実とはその人その人が「信じるもの」という結論に達してしまう。
僕たちはより高度な知能を持つ何かに、脳の欠陥を見破られ常に騙されているのかもしれませんね。

