新しいことに挑戦、多くの人が間違える始め方 | らい氏のブックマーク

らい氏のブックマーク

気になったことを書いているブログです。

自己効力感について


 新しいことに挑戦、多くの人が間違える 始め方(東洋経済ONLINE)この記事が面白かったのでアウトプットしようと思う。

 

 

この記事は、名郷根 修さんの『習慣は3週間だけ続けなさい 「認知科学」×「コーチング」が教える自分を変える方法』から一部抜粋、編集しています。

 

 

 

・居心地のいい環境に戻そうとする力が働く

 

人間の脳の構造が新しいことを拒否するようになっているのです。これは動物としての本能です。未知の世界に踏み込むことに対して本能的に恐怖や不安を感じます。

 

ですから、夢や目標に向かっての行動であっても「新しい変化に抵抗し、いつも通りを維持しよう」とする本能が備わっているのです。

 

 

→ 人間を居心地のいいエリアに戻そうとする「コンフォートゾーン」の力が働いている。

 

 

・コンフォートゾーン 

 

コンフォートゾーンは主に心理学の世界で使われる言葉です。コンフォートは英語で「快適な」、ゾーンは「範囲」という意味です。コンフォートゾーンを簡単にいうと、「そのままでいたい」「現状のままがいい」と安心して行動できる範囲のことです。

 

コンフォートゾーンは、心理的縄張りとして壁になってくれることもありますが、人が「変わりたい」と思ったときにはブレーキになってしまいます。

 

変わりたいと思ったとしても、慣れ親しんだ居心地のいい環境(コンフォートゾーン)から動きたくないという機能が発動するからです。

 

 

→ サブタイトル「習慣化しようとする人の4割が最初の7日間で挫折(最初の7日間の挫折率が42%)」

 

 このコンフォートゾーンに引き戻す力(ホメオスタシス)が最初の7日には強力に機能するため、習慣化に向けた行動が挫折しがちなのです。

 

 

・自己効力感を高める 

 

 多くの人が新しい習慣をつくろうと始めようとしても7日以内に挫折してしまう理由のキーワードとなるのが「自己効力感」です。自己効力感は「自分ができる」と信じる力です。

 

※ 「自己効力感理論(やさびと心理学 初心者にわかりやすく説明しています)

 

できると信じることが行動につながり、できる、間違いなくできると信じていればいるほど成功確率も高まるのです。認知状態

 

 

 自己効力感の低下が挫折を引き起こすと、これが悪循環を生むことがあります。挫折が続くと、再び同じ目標に取り組むことへの抵抗感が増し、過去の失敗経験が新たな目標に対する自己効力感を低下させます。

 

 

多くの人が無理なく自己効力感を高めるにはささやかであっても成功体験が非常に重要になります。小さな成功であっても自分の能力を実感することにつながり、自己効力感が向上します。

 


 

自己効力感について、おすすめのサイト

心理学者アルバート・バンデューラの「自己効力感」とは?

自己効力感(セルフ・エフィカシー)とは?自己肯定感との違いや高め方

自己効力感とは?定義や自己肯定感との違い、測定方法とその高め方について

 

 

本(自己効力感の本で読みやすいです)

激動社会の中の自己効力