10年間不倫を続けていた親友。
彼女の性格はあまり人に執着しない人。
だから、割り切った関係も彼女にとってそこまで辛くはないだろな。とずっと思っていた。
でも、実際は違った。
そんな彼女でも思い悩み、10年も続いた関係に自ら終止符を打った。
あまり自分の気持ちを深く語らない彼女だけど、すごく辛い選択を決断したんだろうと今思えば感じる。
ただ唯一言えることは、彼女は辛いと分かっていても自分のため、彼の家族のためにも別れという決断を揺るぎないものとした。
そして不倫相手と別れて3年目に新しい彼氏ができた。
今まで彼女が選ぶ男性とは全然毛色の違う人。
それはいい意味で。
今の彼と出会って、不倫相手との時間は要らなかったな。無駄だったな。不倫なんてするもんじゃないって勉強になったと言っていた。
彼女の口からはいつも、彼との思い出はいい思い出はあった。と聞かされていて、彼と過ごした時間について無駄だの要らなかっただのと聞いたのは初めてだった。
今は、新しい彼氏とすごく幸せそう。
休日の過ごし方も充実しているのがよくわかる。
恋する乙女は...というものなのか、心なしか痩せて綺麗になったようにも感じるし、心の安定が表に出ている気がする。
そんな親友を見てつくづく思う。自身を投影するのも同じだけど、不倫とは我慢の連続で、耐え凌ぐことが日常。相手に求めることなんか論外で、ただただ自分の本当の気持ちや姿を押し殺すだけの関係なんだと。