ダイハツハイゼットカーゴ(S331V)にカロナビ(AVIC-RZ702)を取り付ける(その2) | ♪高橋裕美のブログ

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 そしてGPSのアンテナを設置するが、今回の車両ではダッシュボードの真上でフロントガラス側には吹き出し口と同じ凹みがあった為に、上図の様に少し手前側にGPSアンテナ用のシートを貼り付けて設置した。

 通常はGPSアンテナの線材はすぐにフロントガラスとダッシュボード間に入る為に問題無いが、今回は少し距離があった為に滋養図の様に線材を固定する両面テープ付きのフックを取り付けて固定してある。

 そしてGPSアンテナの線材には上図の様に100mm間隔程度に両面テープ付きの薄いウレタンを巻き付け、フロントガラスとダッシュボードの間に押し込んだ際に浮き出て来ない様にする必要がある。

 このウレタン付きテープはホームセンターやカーショップ等で販売されていると思われるが、私の場合には以前取り付けたETCに付属の物が余っていた為にそのまま利用している。

 そしてGPSアンテナの線材がピラーの付近まで来たら、後から地デジのアンテナ線とまとめて通す様にする。

 そして地デジのアンテナを用意するが、フルセグには4本のフィルムアンテナと線材があるが、これらには垂直貼り付けと水平貼り付けの両サイドで2種類のアンテナが2本ずつ用意されている。

 その為に取り付け説明書を見てフィルムアンテナとアンテナ線を調べて左側用と右側用に分けておくと良いだろう。

 上図は助手席側で使用するアンテナ線を2種類分けて置いてある。

 上図は運転席側用のアンテナ線であるが・・・

 アンテナ線には上図の様に左側のフィルムアンテナに貼り付ける電極部分と、右側の様にナビの背面に挿し込むコネクターの両方に番号付けされている為に、取り付け説明書に従って使用する様にする。

 フィルムアンテナにも上図の様に2種類あるAとBになっている。

 フィルムアンテナは上図の様にガラスの周囲にある黒い部分にほぼ隠れる様な感じに貼り付け、視界の邪魔にならない様にすると共に縦方向と横方向の必要な間隔も十分とる様にする。

 そしてフィルムアンテナを貼り終わったならばアンテナ線の先端に付いている電極を貼り付けるが、上図の透明なカバーを取り外して上側に見える2つの突起がフィルムアンテナにある貼り合わせマークと合わせてから貼り付ける必要がある。

 その電極に付いた2つの突起は上図の様にフィルムアンテナの電極部分にある2つの丸い穴に合う様に貼り付ける必要がある。

 これを間違うと本体との使用する極性が逆になってしまい、アンテナとしての役割を果たさなくなる為に注意して貼り付ける様にする。

 ピラー部分のカバーは取り外す為にこのフィルムアンテナとアンテナ線の電極を合わせるマークが見易いが、天井部分のカバーは取り外さない為に上図の電極部分をあまり天井カバー寄りにすると合わせマークが見え難くなる可能性がある。

 その為にいつも上図の様に天井カバーからは完全に出る様に取り付けており、かつフィルムアンテナのアース側は完全にガラスの周囲にある黒い部分と全て被る位置に貼り付けている。

 アンテナ線はGPSアンテナの時と同様にウレタン付きのテープを100mm間隔程度に巻き付けて、線材が天井と天井カバーの間から出て来ない様にしておく必要がある。

 そして天井から来るアンテナ線と横方向のアンテナ線を上図の様にピラー部分に線材をクランプする物を貼り付けて固定しておく。

 アンテナ線の長さは十分に長い為に、横方向のアンテナ線も付け根に負担がかからない様に一旦持ち上げてから押さえる様にする。

 後は上図の様に2~3ヵ所に線材を固定する物を取り付けて、線材が不用意に振動等で動かない様にしておく。

 線材をダッシュボード付近まで下ろして来たら、上図の様にピラーとダッシュボードの隙間から線材を下ろして行くが、今回の車両ではダッシュボードの横に細い隙間があるが、ここにはピラーカバーが挿し込まれる為に絶対にここは使用しない様にする。

 もっとも、線材の先端にはコネクターが付いている為にこのダッシュボードのスリット部分には入らないが、この部分を壊したりして線材を通したりしない様にする。

 線材を下ろして助手席の足元に頭を入れてあお向けに見ると上図の様に隙間から光が見え線材が落ちて来るのがわかるだろう。

 後は上図の様にフレームの向こう側から線材を下ろしておいて、フレームの奥側に見える車両のハーネスと結束してセンターコンソールの位置まで線材の先端を持って行く様にする。

 線材は長い為に上図の様にシフトレバー等にまるめて置いておき、運転席側のアンテナ線と後からまとめて処理する様にする。

 先にアンテナ線の取り付けが終わった方から、上図のピラーカバーを取り付けて元の状態に戻しておく様にする。

 ピラーカバーの下側には上図の様に2本の爪があるが、これをダッシュボードの横にある隙間へと挿し込む様にして取り付ける。

 その隙間が上図で、アンテナ線等が挿し込まれていたりしない事を確認してからピラーカバーをこの部分に挿し込む様にする。

 後はピラーカバー背面にあるホックとピラーの板金にあるホック挿し込み穴が合う事を確認してから、ピラーカバーをホック部分の位置を1つずつ叩く様にしてはめ込む様にする。

 ピラーカバーが付いたならば、ドア方向からの保護材をはめ込んでおき取っ手を取り付ければピラー部分の処理は完了である。

 同様にして運転席側のアンテナ線も固定して行く様にする。

 今回は上図の様な樹脂製の幅の狭いケーブルクランプを使用したが、ピラーの中央よりもややフロントガラス寄りの位置に取り付け、ピラー部分に取り付けてあった取っ手の固定の邪魔にならない位置にした。

 そして助手席側と同様に固定して行き、ピラーの下部まで線材を下ろしておく。

 そして今回のナビには音声認識用のマイクが付いていた為に、サンバイザー辺りよりも上図のステアリングコラム上部の方が音声を取り易い為に、付属の両面テープ付きマイクスタンドを貼り付けておく。

 この小さなマイクスタンドはボールポイント式の固定になっている為にある程度は上下左右にマイクを傾ける様になっている。

 その為にマイクの線材に多少の余裕を付けて、上図の様にダッシュボードの中に入り込む前に、一旦ケーブルクランプでステアリングコラムに固定しておく様にする。

 そしてマイクの線材はこれから処理する地デジのアンテナ線とGPSアンテナの線材と途中で合流させて配線する様にする。

 運転席側の線材は上図の様にピラーとダッシュボードの隙間を入れたらすぐにブレーキオイルタンク側に向く様にして引き出しておく。

 上図の様に指で引っ張れるだけの隙間がある為に、助手席側の様にあお向けになって作業する必要はないだろう。

 後はここを通っている配管や配線等に結束して中央のコンソールまで100mm程度の間隔で線材を固定しておく様にする。

 そして上図がメーターパネルの裏側部分だが、ここも車両の配線等に結束しておくが、奥側には大きな空調用のダクトが見える。

 今回はその空調ダクトに付いている複数ある何かを固定する様な穴の開いた部分があった為に、ここの穴を利用して線材を固定している。

 メーターパネルの左側を過ぎると、後は上図の様に色々な線材が中央のコンソールへと向かっている為に、これらに結束して固定しておく。

 線材が中央のコンソールまで届いたならば、先にブレーキオイルタンクのカバーを取り付けておく様にする。

 このカバー背面には上図の様にオレンジ色のホックが付いている為に、先に上側に見える2本の爪をダッシュボード側の下方向に挿し込んておいてから、覆い被せる様にしてカバーを取り付けて最後はホックのある方のカバーを叩く様にしてはめ込む様にする。

 カバーを取り付けたならばダッシュボードと同じ高さになっているかどうかを確認して、段差があったり隙間ができてしまった場合にはどこか爪かホックが入っていない事になる。

 その際には無理に押し込むと破損の原因となってしまう為に、一度カバーを取り外してから爪やホックの入る位置を確認してから再度カバーを取り付けてみる様にした方が良いだろう。

 そして中途半端にしていた助手席側のアンテナ線も結束するが、ブロアーの可動部分の邪魔にならない様に上に見える丸いフレームの下にある車両の線材と一緒に結束しておく様にする。

 ここには上図の様に太い車両の線材がある為に、少し長めのタイラップを使用して結束しておく様にする。

 助手席側のアンテナ線も中央のコンソールまで結束が終わったならば、上図の様にグローブボックスを取り付けておく様にする。

 取り付けは下にあるU字部分をダッシュボードの下にある丸い部分に挿し込んで引っ掛け、それを軸にしてグローブボックスのフタをする様にして閉じれば両側のストッパーである突起が当たるが、そのまま押し込めばパチッと本来の全開部分までの境を越して取り付けが完了する。

 後は手を放してもグローブボックスは上図の位置から落ちる事は無い。

 中央に集まった線材はとりあえずバックミラー等にひっかけて邪魔にならない様にしておき、これからナビに接続する車両のコネクターを探して引き出しておく様にする必要がある。

 これはオーディオレス車の場合には、これらのコネクターはテーピングで固定されており、車両のハーネスに固定されている為にこれらを取り外して使用できる位置まで引き出しておく必要がある。

 

 

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