ダイハツハイゼットカーゴ(S331V)にカロナビ(AVIC-RZ702)を取り付ける(その1) | ♪高橋裕美のブログ

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 今回も車を購入したのでナビを取り付けて欲しいと言う依頼があった。

 今回の車両はダイハツ製のハイゼットカーゴで、ナビの選択や購入はまだしておらず、選んで購入して欲しいと言う事であった。

 ゆっくり取り付けられる様にと、普段別の車があるので土日に預けられると言う事で、部品が揃って取り付ける際に車を置いて行った。

 ナビの選択だが使い勝手などがわからない為にDVDナビの頃からパイオニアのカロッツェリアしか使った事が無いので、使い勝手を知らない物を選択して機能が違っていたり、P社やS社の様に音楽をPCでコピーしても再生できず専用のツールを使用しないと再生出来ない等があってもいけないので、私が選択する際には自動的にカロナビになる。

 選択した時期は2019年の秋の為にもう現行商品では無くなっているかも知れないが、当時の楽ナビは上図の様なラインナップになっていた。

 とりあえず楽ナビで200mmワイドが入る様だったので上図の黒色に白文字の4機種を選択してその機能別の違いを説明したが、フルセグTVが欲しいと言う事だったので上の2機種になるが、少し高額になる為に安い所が無いかと探していたがなかなか無い。

 もしも見た目でピッタリサイズでなく180mmのナビを取り付けて、両サイドに10mmのパネルを取り付けても良いか聞いてみた所OKとの事だった為に探してみたら、上図の黒色に緑文字の物が現行機種ではあるがもうすぐ旧機種になりそうな物が安価であった為に、今回はこのAVIC-RZ702を取り付ける事になった。

 そして揃えた部材は上図の上の方がカロナビとその付属品で、下の箱の上にあるのが別途購入した取り付け金具や配線材である。

 デザイン的には以前ダイハツのウェイクスズキのワゴンRに取り付けたシリーズと同じ様なデザインとなっている。

 なお、ウェイクが200mmワイドでワゴンRが180mmサイズのナビで、当時は液晶サイズは変わらず200mmワイドでは20mm広くなった部分に操作スイッチが付いただけの様である。

 今回のナビも右上にあるiPad用のUSB端子があった為に、ウェイクの様に安価なUSBケーブルで引き出そうとしたが、このUSB-Aタイプのコネクターはロックされない為に振動で外れる可能性がある。

 その為に今回は左上にある茶色いコネクターを使用する専用USBケーブルをサービスする事に。

 上図がカロナビの付属品一式で、安価なカロナビと違う所は音声認識のマイクと地デジのアンテナが1本ではなく4本な事である。

 このフルセグの場合にはフロントガラスの両端に4本のフィルムアンテナを取り付けなければならず、フロントピラーの分解や線材を通す為のグローブボックスの取り外し等が増える為に時間がかかる。

 そして上図がカロナビとは別途用意した物で、左上の金具がオーディオレスの車両では必要なオーディオ取り付け金具になる。

 通常は市販品で右上にあるフェイスパネルや右下にある車両コネクターからギボシ端子に変換する車種別配線コネクターをセットで購入するが、今回はダイハツから取り付け金具を入手したと言う事だった為にフェイスパネル付きの車種別配線コネクターだけを購入した。

 左下のケーブルが今回の楽ナビで使用できる専用のUSBケーブルで、今回は純正品を使用したが互換品で安価に販売されている物もある為に利用してみると良いだろう。

 車種別専用ハーネスは色々なメーカーから販売されている為に、色々と探してみると意外と価格差がある為に調べてみると良い。

 特に、フェイスパネル付きと無しの場合や、オーディオ用では車速センサー信号やバック信号のハーネスが付いていない為にナビ用のハーネスを探した方が安かったりと色々ある為に注意する。

 今回はナビ用車種別専用ハーネスを購入し、フェイスパネルだけ別に購入する事にして現状で最安として入手した。

 今回の車両ではオーディオレスと言う事で、上図の様に左側にはカバーも何も無い空間が空いているのがわかるだろう。

 今回のハイゼットカーゴでは上図の様にパネル表面だけでなく、結構奥行きが付いた状態で引っ張れば取り外れる様な構造である。

 そして上図の様にハザードスイッチの方側から取り外して、上図の様にある程度隙間が空いたならばその部分からハザードスイッチのコネクターを取り外しておく様にする。

 取り外したパネルは上図の様に後部座席にでも置いておくと良いが、上図の様にパネルの背面にはピンクの突起が出ており、この部分がホックとなってダッシュボードに挿し込まれて取り付けてある。

 パネルを取り外すと上図の様になり、中央上部に見えるのがハザードスイッチ用のコネクターで、意外と線材が短い為にこのコネクターを抜いてからパネルを取り外さないと、コネクターかスイッチを破損してしまうか線材を切ってしまい断線の原因になる為に注意する。

 ワンセグでも運転席側にアンテナを取り付け、GPSアンテナも運転席側に回し込む様にしている為に線材が運転席側に寄る。

 通常はハンドルの下でアンダーダッシュカバーを取り外して線材を収納する事が多いが、今回は上図の様にスピードメーター部分のパネルもまとめて取り外れるタイプだった為に、今回はメーターパネルを取り外してその裏側に線材を通す様にする。

 メーターパネルは上図の様に上部にある2か所のネジで固定されており、下側は単にホック状の物で挿し込んであるだけの様である。

 メーターパネル上部にある2個のネジを取り外したならばメーターパネルを手前側に引き出すが、メーターパネルの背面には上図右上にある様なコネクターがある為に、メーターパネルを完全に引き出す前にこのコネクターを取り外しておく必要がある。

 メーターパネルは取り外してもデジタル式のODDメーター等はリセットされる事は無いが、トリップメーター等はリセットされる可能性がある。

 メーターパネルも取り外したならば後部座席等に置いておく。

 メーターパネルを取り外すと上図の様に空調の黒いダクト等が見えて来るが、純正ハーネスやこのダクト等に線材を固定する様にする。

 今回のハイゼットカーゴでは上図の様に運転席側の右側にあるパネルも取り外せる様だった為に、こちら側のピラーからの線材を引き込み易い様に取り外しておく事にした。

 取り外す際にはフロントガラスに近い部分に窪みがあり、この部分に指を引っ掛けて手前側に引き出すと上図の様に外れて来る。

 そしてこの部分のパネルを取り外すと上図の様になり、小さいながらもピラーからの線材引き込みには便利そうなスペースである。

 この部分をもう少し真上から見ると上図の様にグレーの丸いキャップが見えて来る様になり、どうやらここがブレーキオイルのタンクキャップの様であり、バンでエンジンがフロントに無くスペースも限られている為にこんな所に設置してある様である。

 そして今回はフルセグTVの為に助手席側のフロントガラスにもフィルムアンテナを2本貼り付けて線材を引き回す必要がある為に、それらの線材を引き回す部分を開放しておく必要がある。

 しかし今回の車両でも上図の様に運転席の様にダッシュボード付近は開く様な構造にはなっていない様である。

 その為にいつもの様に助手席側にあるグローブボックスを取り外しておき、その部分から見える空調ダクトや車両ハーネスに固定する様にする。

 グローブボックスは上図の様に両サイドの上部に小さな突起の様な物があり、下部にあるU字のフックを軸として開き突起でダッシュボードの方に引っ掛かりある程度開くと固定される様になっている。

 その為にこの突起部分を内側に変形させる事でダッシュボードの引っ掛かっている部分を逃がしてグローブボックスを取り外す様にする。

 グローブボックスを取り外すと上図の様に空調のブロアーが見えて来るが、この周辺にある空調の切り替えで可動する部分に線材が擦れない様にしっかりと結束しておく必要がある。

 そしてT地デジのアンテナを取り付ける前には、アンテナ線を下ろす為にフロントピラーのカバーを取り外しておく様にする。

 今回はフルセグの為に助手席側のフロントピラーも取り外す。

 この車両ではフロントピラー部分に取っ手が付いている為に、先にこの取っ手を取り外しておく必要がある。

 この取っ手の上下をよく見てみると上図の様な切込みがある為に、この切込み部分を爪等で開いておく様にする。

 このカバーを開くと上図の様にネジが隠れている為に、このネジを2本共に取り外しておき取っ手を取り外しておく様にする。

 更にフロントピラーカバーを取り外す為には、上図の様にドア側のピラーにゴム系の保護材が取り付けてある為に、爪を引っ掛けて下側に引っ張れば上図の様に一部分だけを取り外す事ができる。

 これは全て取り外さなくともフロントピラーが外せる程度に外しておけば良いだろう。

 保護材を取り外すとフロントピラーとカバーの間には隙間ができる為に、この部分に指を入れて内側に引っ張ると上図の様にホックが外れてカバーが取り外せる様になる。

 このピラーカバーの裏側には上図の様な樹脂製のホックが付いている為に、ゆっくりと引き抜くと伸びて壊れてしまう為にホックが板金から引き抜ける程度を一気に引き抜く必要がある。

 更にピラーカバーの下部分は上図右側の様に2本の爪が出ており、この部分がダッシュボードの下部に挿し込んである為に、カバーの半分以上にあるホックを全て取り外したならば最後に上に持ち上げながら座席側に倒して取り外す様にする。

 ピラーカバーを取り外すと上図の様に板金が見えて来るが、この部分に取っ手の固定部分の邪魔にならない位置に線材を固定する。

 今回の車両では運転席側と助手席側共にフロントピラー部分には車両のハーネスが通っていなかった為に、別途線材を固定する物を張り付けて結束する必要があった。

 

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