これからの人材活用のあり方、働き方を考えるコラム、いまは有期労働契約社員の転換の話題を取り上げています。
有期労働契約の方を期間の定めのない労働契約に切り替えた場合、次の3通りの形態が考えられます。
・正社員
・限定型正社員
・無期契約社員
無期契約社員というのは、この法改正を機に誕生した新たな形態といっていいでしょう。

では「無期契約社員」とはそもそも何なのでしょうか?
改正労働契約法への対応という答えが出てきそうですが、実はこれでは答えになっていません。
法は確かに、一定の条件を満たした場合は有期労働契約を無期労働契約に転換することを義務付けています。
しかしこれに対応するというだけの話なら、正社員に転換すればいいだけのこと。
なぜそれをしないで、「無期契約社員」という新しい形態をわざわざ作るのでしょか?
◆人件費対策
その理由のひとつは人件費対策。
前にも解説したように、法は契約期間を無期にすることは義務付けていますが、労働条件のことは何も言っていません。
有期労働契約の時とまったく同じでもいいのです。
正社員より有期労働契約の方が労働条件は下回っていることが多いので、正社員にしない方が、人件費は低く抑えることができます。
これが、無期契約社員という新たな形態が生まれる要因のひとつです。
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