人材のミスマッチ、ダブつき、不足はいずれも活力を削ぐ(4) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今日は人材のミスマッチの問題を考えてみます。

実はミスマッチには、いいミスマッチと悪いミスマッチがあります。

いいミスマッチとは、ミスマッチの解消が見えている、計画されている状態です。

これは、今後のキャリアアップのために、これまでの業務と全く異なる業務・部署に配置したり、あるいは能力を上回る業務を担当させているような場合です。

悪いミスマッチとは、本人の適性に合わない業務につかせているという場合です。



この適性にも2つあります。

1つは能力的な問題。

これは、能力「レベル」の問題ではなく、能力の「指向性」の問題です。

たとえば、明らかに対人折衝が不得手な人に、そのようなことの多い業務を割り当てているというケースです。

これは程度問題で、教育や経験で不得手を得手にできる場合と、それがかなり難しい場合があります。

「何を甘ったれたことを」とばかり言っていても仕方がありません。

どんなに努力しても、向いていないということはあるのです。
それを無理やり向かせようとしても、本人にとっても、会社にとっても不幸です。

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