人材のミスマッチ、ダブつき、不足はいずれも活力を削ぐ(3) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

少し前に、日経新聞を電子版にチェンジしました。
移動中はスマホ、自宅などではタブレットやPCで新聞を読んでいます。
エバーノートと連携しているので、スクラップがとてもラクになりました。
とは言え、新聞紙をめくるあの感触や乾いた音もいいのですけどね。

さて、全体としては人で不足状態であっても、ミクロでみると過不足がまだら模様に広がっているということが少なくないというお話を前回しました。

このような統計データがあるわけではないので、あくまでも私が抱いている感じなのですが、クライアントさん含め、いろいろな人から聞いた話を総合すると、そのようになるのではないかという話です。



いずれにしても、人材が過剰な状態に身を置くと人は、自分がいてもいなくてもいい存在のように思ってきます。

このような場合、人は次のいずれかの反応をします。

・身の置き所がなくなり、居心地の悪さを感じる。また、これ以上この会社にいても、自分のキャリアアップにならないと感じる。

・自己研さんの時間が与えられたと割り切り、仕事を片付けたら残りの時間は将来のステップアップのために使う。それは多くの場合、転職や独立を視野においている。

・いまの状態にこの上ない居心地の良さを感じ、そこに安住する。現在の仕事を終業時刻までかかるように時間配分し、忙しく見せかける。余計な仕事、新たな仕事には手を出さないように心がける。

最初の2つの場合、その人はいずれ会社を辞めていきます。

最後の場合は、会社の「不良資産」と化していきます。

いずれの場合でも、会社の活力は大きく損なわれていきます。

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