3月に入り、新人受け入れ準備を進めている会社も多いでしょう。
売り手市場と言われるなか、苦労して採用した新人です。
定着してもらい、戦力として活躍してもらいたいところですよね。
しかし一方で、3年以内に辞めてしまう社員が少なくないのも事実。
そうならないようにするためには、どうしたらいいか?
そのポイントは、新人が「自分は受け入れられている」と感じるようにすることです。
そのひとつとして、前回まで「インフォーマル組織」ということについてお話してきました。
今回は、別の角度からこの問題を考えてみます。
◆自分が「有用な存在」と思えること

新人が職場に受け入れられたと感じることができる要因の2つめは、自分が有用な存在だと思えることです。
これが実感できて初めて、その組織に自分が帰属していると真に感じることができます。
そうなるためには、当然ですが、担当業務を習得することが必要です。
「習得」といっても、どこまでを指すのかという問題はありますが、一人で一応こなせるというのが目安になります。
また、「担当業務」とはどこまでを指すのかということもありますね。
たとえば、「営業」といっても奥が深いですから。
そのため、新人にはステップを示すことが必要です。
「現時点ではここまでできればベスト」
「それがクリアできたら、次は○○業務(タスク)」
--こんな具合ですね。
また、こうして与える業務は、実際に部署業務そのものでなくてはなりません。
つまり、教育のために作り出した業務ではないということです。
ここが結構肝心なところなのです。
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