会社にはどんな雇用形態の人がいるのか、整理してみましょう。
◆直接雇用、間接雇用
雇用形態はまず、直接雇用か間接雇用かというものさしで分類できます。
間接雇用とは外部人材のことで、派遣社員、請負社員を指します。
それ以外の形態が、直接雇用ということになります。
◆無期雇用、有期雇用
直接雇用の形態はさらに、契約期間が無期か有期かによって分けられます。
(もちろん派遣社員なども、派遣元との間の契約が無期か有期かという違いがありますが、ここでは人材を活用する側の目線で整理します。)
このものさしで雇用形態を整理すると、次のようになります。
<無期雇用>
・正社員
・無期雇用社員
<有期雇用>
・有期雇用社員
◆「働き方」基準を加えると
多様化の切り口にはもうひとつ、「働き方」があります。
これは次の3つ。
①働く時間
②働く場所
③職務の範囲(無限定か限定か)
この要素を上記の雇用形態に絡めると、次ぎのようになります。
<無期雇用>
・正社員
・限定型正社員
・無期雇用社員
<有期雇用>
・フルタイム契約社員・プロフェッショナル型
・フルタイム契約社員・職務同一型
・フルタイム契約社員・アシスタント型
・パートタイマー・正社員同一型
・パートタイマー・職務同一型
・パートタイマー・アシスタント型
次回から、この直接雇用社員を対象に、会社の人材活用のあり方などを考えていくことにしましょう。
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