オンボロエアコンのサーモスタッドのスイッチが入り、ゴウンゴウンという作動音で目が覚めます。今はタイに居て、ドミトリーの安ベッドで寝ているんだと実感するまで約5秒。目覚ましも掛けませんでしたが、携帯を見ると時刻は午前九時くらい。快適な眠りでした。
ドミトリーというのは大部屋に何人か共同で泊まるスタイルの安宿です。2段ベットの所が多いですが、ここは平ベッド。病院のような感じで(病院というにはあまりにもボロいですが)、カーテンでベットの間を仕切られています。
カーテンを開けると、相部屋の方もちょうど居たので軽く挨拶。60過ぎくらいの年齢。おそらく引退組と呼ばれる人でしょう。
軽く世間話をしました。日本人宿なので、日本人ばかり集まるのはどうかと思っていましたが、とりあえず日本語が話せるのは助かります。
部屋を出てトイレへ。少し安っぽいですが、必要十分な洋式トイレ。
ルーティーンって怖いですね。大を済ませたあと、何も考えずに尻を拭いて紙を便器の中に捨ててしまいます。
タイでは便器にトイレットペーパーを流すのはご法度。そのへんの事は調べて来ていたのに、、、
もしこのまま流して詰まったりしたら新入りの自分がみんなに迷惑をかけてしまいます。しばらく悩みますが、意を決して便器の中の紙を手で、、、、、
壊れていて冷水しか出ないシャワーを浴びて、着替えててから、近所を散策してみる事に。特に予定は決めていません。
とりあえず宿を出る時に、昨日の青年に合ったので、問題が無いからあと2日は延長で泊まりたいと伝えました。
宿の周辺、メインの通りにはショッピングセンターやらいろいろあり、一本入った通りにはご飯屋さんとか、結構高級そうなお店も並んでます。
やはり暑い。冬の日本から来たので、少し歩いてはすぐバテてしまいます。
しばらく散策して、適当な小じゃれたコーヒーチェーン店に避難。冷房が効いていて、一瞬で汗が引いていきます。夏はやはりこの瞬間が最高ですね(2月ですが)。
しかし、物価はもう少し安いと思っていたのですが、アイスコーヒー1杯で180バーツ、約500円ほど。レートは両替する場所によっても変わりますが、1バーツ3.7円くらい?悪い時期に行ったので、コーヒーの値段はあまり日本と変わりません。
さて、コーヒー店の椅子に座り、これからどうするか考えます、帰りの飛行機以外の予定は白紙。悩みますが、、、やはり歩きだと行動範囲に限界があるし、釣りに行くにも便利なので、とりあえず今日はレンタルバイクを借りよう、と決心します。
コーヒーショップ内でスマートフォンで検索し、めぼしを付たレンタルバイク屋さんへ向かう事に。
タイは、日本語で検索しても、だいたいの情報が出てくるので便利ですね。
という事で、とりあえず3キロほど先にある店を目指して歩きます。この時はバイクタクシーとかの乗り方も良く分からなかった。
のんびり歩いて行きます。タイの街中はどこにでも屋台があって、それぞれの店が、独特な香辛料の匂いを漂わせています。この時は良く分からなかったので、ショッピングセンターの中のフードコートで適当な物を買って昼食にしました。一番大丈夫そうなソーセージと野菜のセットみたいな物を選んでみましたが、やはり辛かった。
そのあと、大きい交差点付近にある歩道橋の上で、しばらく交通の流れを眺めて勉強。左側通行なんで、日本と大きくは変わりません。左折はいつでもできるのか。みんなバイクはすり抜けが上手いな。。。外国の交差点眺めておくだけでも楽しいです。
そういえば街中のドブ川に、こんな大きいワニが居ました(本当はトカゲらしい)
という事でのんびり寄り道しながら、インターネットで見つけた店、「Fatboys Motorcycle」へ到着。気さくな白人のオーナーと会話して、レンタルしたいとの旨を伝えると、125ccのスクーターと200ccのマニュアルの車両を紹介されます。
「ヘイにーちゃん、スクータの方が荷物が乗るし便利だけど、マニュアルの方がクールでエンジョイライディングだぜ!」
「OKOK、俺もマニュアルを借りるつもりだった。で、いくら?」
「1日で600バーツ(2000円くらい)、1週間だと2500バーツ(9000円くらい)だ」
長期で借りた方が安くなるようです。乗らない日があったとしても最後まで借りておくか、
と判断しました。
「今から5日間借りたいんだけど、どう?」
「そうだね、、、1週間料金より安くしとくよ、2000バーツでどうだい?」
ここで悩んでいる振りすると(本当は聞き取れない英語を必死に理解したり、バーツを日本円に直したりでフリーズしていた)
「OK、5日間で1800バーツ(約7000円くらい)でいいぜ!」
といわれ、OKしました。あとは細かい説明受けたりします。そういえば国際免許は期限切れてるけど確認されなかったな、、、
保証でパスポートを預けるか、別途5000バーツ(2万円弱)を預けろとの事。カード払いも不可。
ここで悩みます。最終日にバイクを返した後、5000バーツを受け取っても使い道が無く、また日本円に両替するのも面倒だと思い、適当に軽い気持ちでパスポートを預けました。後日ちょっと面倒な事になるので、レンタルバイクするときはお金用意しておいて、パスポートは預けない方が良い。
そのあと、「俺は日本でバイクショップをやってるぜ」と言ってウチのHRGステッカーを渡すと、入り口のガラスに貼ってもらいました。
皆さんが行った時は、ステッカー指さして、コイツの知り合いだぜ!とかいうと少しは安くなったりするかも?
そういえば、バイクの事は 英語圏だと「モーターサイクル」という事が多いと思いますが、タイでは「モーターバイク」という事が多かったです。
借りたマシンはGPXというタイの新興メーカーの車両。GPXは最近日本でも発売するようになっていて、知り合いのショップでも取り扱いを始めたと聞いたので、気になっていましたが、日本より先に本国でレンタル。
しかも日本未発売のCR5という200cc空冷単気筒でインジェクションのマシン!パっと見、カワサキのZに見えました。イエローがタイの街中に映えます。
ヘルメットはやすっぽいジェットをレンタル。黄色のデカいリュックを背負って、黄色いマシンでバンコクの街中へ(無免で)颯爽と走り出しました。
昼間のバンコクは中々の交通量で、バイク乗りなれてない人がいきなり乗るのは辞めておいた方が良さそうです。
自分はサーキット走ったりしてるし、平均以上にはバイクに乗れると自信がありましたが、さすがに外国の街中は勝手が違います。
それでも何度か曲がって、宿の前を通っている「RamaⅣRoad」(ラマ4世通り)へ乗る事ができて、15時くらいには宿へ戻る事が出来ました。
ベットで夕方まで仮眠を取ります。
夕刻、日が暮れてきた頃に起きて冷水シャワーを浴びます。いい加減ビールが飲みたくなってきました。
タイでは飲酒運転が厳しいのかは分かりませんが、自分が酔っぱらって、あの交通量の中でバイクに乗れる自身が無かったので徒歩でビールが飲める店を探します。日本料理店が結構多い。さすがにタイに来て日本料理はどうかと悩みましたが、、しばらく歩き回っても手ごろな店が見つからず、疲れてしまい知らない外国の店に入る元気も無くなり、思いっきり日本語で「居酒屋」と書いてある店に入るという愚行に出ました。
こういった店は値段も日本の安い居酒屋程度。メニューもほとんど日本的な物が多いので、タイに行ってまで何やってるんだろうと思いましたが、、適当なビールと食事にありつけました。
1kmほど歩いてきていたので帰りはバイクタクシーを使う事に。いきなり50バーツ(200円弱)と)吹っ掛けられますが、まあ酔っぱらってるし、そのまま乗ってしまいます。相場は10~20バーツくらい?乗る前に交渉して、降りる時にお金を払うんですが、やっぱり50バーツは高いよーって文句言いながら払ったら10バーツおつりくれました。
そんなこんなで昨日と同じベットに入り2日目が終了です。翌日は釣りに行こうと予定を決めたので、朝早く起きる為アラームセット。
続く。




