タイミング的にNSR50の中古車が入ってきてたり、いろいろあってホイールがたくさんあります。
以前から走り屋の間では「ホイールは後期の6本スポークより前期の3本スポークの方が軽い。」という噂が語られていました。せっかくの機会なので、本当なのか、そして実際にはどのくらい違うのか、実測してみたいと思います。
重さを測るのは、釣りに使っているダイワのデジタルスケール。10g単位まで計れます。
あまり正確ではないとは思いますので参考程度に。意外と3キロくらいの物を正確に測れる物って家に無いんですよね。このタイプはカウルとかマフラーとか、ちょっと測りにくい物の重さも測れて、レース車両作る時なんかは結構便利です。
写真には前期のフロントがありませんね。車体についてたので後で外して計測しました。
まずリア対決!
前期 3.14kg
後期 3.14kg
塗装の具合や個体差で多少変わると思いますがほぼ同じ!
ちなみに、エアバルブとスプロケのスタッドボルトは付いたままです。
前期が2本あったので両方計測していますが、ほぼ同じでした。
前期の方が10g以内の誤差程度ですが微妙に重いかも?
そしてフロント
前期2.49kg
後期2.35kg!
なんと!予想外に後期の6本スポークの方が約140g軽かった!
前期の方は純正で塗装してあるホイール(赤色)で、塗膜が多少重いとかあるのかもしれませんが、それでも140gの差はデカい!
前期の方が軽いという噂はガセ情報でした。。
ただ、剛性に関しては前期の3本の方が強いという話を聞いた事があります。こればっかりは簡単には確かめられませんが、、確かに後期の6本ホイールの方が歪んでいる物を見る事が多い気がします。また、3本の方がバランスが良くてバランサーウエイトが少なくて済むと聞いた事があります。実際に自分がやってる時も3本の方がバランスよかったような記憶がありますが、、、個体差もあるんで不明です。
まあなんにせよ、噂は信じずに、実際に確かめてみないとですね!他の方も測ってみたらどうだったか教えてください!
そういえば、POSHのCDIの見た目が銀色から黒色に変わった時、銀の方が速いとかいうデマが流れて、POSHが正式に中身は同じだとコメントした事もありましたね。実は他にも噂に踊らされている事があるかも!?
ついでに、ウチにあったタイヤの重さも計測してみました。すべて中古品です
フロント
BS BT601 3.69kg
CST CM-SR 3.12kg
CSTが570g軽い
リア
BS 4.19kg
CST 3.97kg
CSTが240g軽い
CSTが軽かった!タイヤの重さは、ホイールより外周にある分大きく出そうです。
ちなみに中古と新品を計測したら、約30g違いました。やはり削れて軽くなるんですね!

