茂原サーキット 3時間耐久レース 油温140度超え!? | HRGのブログ

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千葉県、茂原サーキットでの三時間耐久レースに参加してきました!関東でMR150に乗ってある、紅林さん達のKURE35☆hirokoチームに招待していただき、参戦です!

装備一式は宅配便で送りました(茂原サーキットさん、受取ありがとうございます)

 

LCCの安い飛行機を選んでいけば、結構安上がりに行けました!

 

 

紅林さんのマシンはリアサス交換、エンジンはマフラーとキャブ交換くらいのライトチューン仕様です!オイルクーラー無しで、外気温が35度くらいなので、エンジンの油温がかなりヤバいのは分かっていましたが、MR150一台での3時間耐久テストを兼ねての参加でした。

 

 

予備、展示用として持ち込んだユウジさんのMR150はミリタリールックなサビ塗装!カッコいい!

 

マシン二台体制でも参加できるルールで、二台だともう一台が走ってる時に給油が可能なので、ガソリンそんなに積まなくて良いし、ライダー交代時にも一台体制はマシンを押して移動させたり、エンジン切って再始動しなくてはいけないとかあって一台体制はかなり不利なレギュレーション!耐久レースと言って良いのか?という疑問もあるレースですが、、、

 

初心者クラスもあってワイワイ参加しやすいレースだと思います

上位を目指すなら2台が有利ですね!

 

 

 

 

午前中の1時間ある公式練習で初乗り。セッティングが、前上がりの自分が苦手なセットで、これで練習しても無駄だと思い、数周で帰ってきてメンバーに症状を伝えて乗ってもらいます。

練習終了後、無理言ってフロントを3mm突き出ししてもらいました。耐久レースはみんなの好みにマシンを合わせるのが大変ですね〜。

自分と同じマシンでもセッティングの方向性が人それぞれ変わってきて、バイクって面白いですね!

リアブレーキにゴールデンパッド(めちゃくちゃ効く)が乗りやすいって言っている紅林さんすげーっす。
ちなみに自分のMR150のリアは、効かないけど、そこそこコントロール性が良いNTB製使ってます。
 
スタートライダーは自分!ルマン式で、灼熱の中スタート!待ち時間暑すぎるので、次のツナギは黒系は買わないと心に誓いました。
グリッドは受付順だったので13番スタート!フルタンクで重いマシンと皮むきしていないタイヤでスタートは少し心配でしたが、数週で5~6位くらいまで上がり、安定してラップしていきます。フルチューンのNSR80にはストレートで離されてしまいますが、現行の水冷マシン、GSX-R125とは、登りがキツイ茂原のホームストレートでもほぼ互角の加速!CBR150にストレートは少し劣るけど、ついていけない事は無い、くらいな感じでした。フルタンクといっても17インチマシンと比べるとこちらの方がかなり軽量なので、(カタログ上で40kgくらい)ブレーキングやコーナーではかなりアドバンテージがあるように感じました。
セッティングもある程度自分好みにしていただいたので、タイムも53秒台。
ただ、予想通り15分も走ったら油温が120度くらいに、、、ここからは一つ高いギアでエンジンを温存しつつバックマーカーをパスしながら、無理せず淡々と走ります。といってもエンジンはかなりトルクがあるので一つ高いギアでも1秒落ちくらいで走れてしまいます。
自分は25分で交代して、メンバー全員トラブル無く走り続けます。4人チームで義務ピット5回だったので、お二人は40分のロングスティント!お疲れ様でした。
 
そして自分の前に燃料を2Lだけ入れて2回目の走行!
この時エンジン停止中にMAX油温155度をマークします。
走行中も油温は135~140度付近というヤバイ状況、、、
できるだけエンジンに負荷をかけないように走ります。最終コーナー前とかはパーシャルで走ったり、、、
リアタイヤも左側がズルズルで無理できない感じでした。
それでもタンクが軽くなった事もあり、バックマーカーに引っかからなければ53~54秒くらいで安定
コースに慣れてきたのもあって、割と悪条件でもチームベストの53.3秒を出すことが出来ました。
燃料少な目で、良いタイヤ、適正油温なら52秒前半くらいはライトチューンで簡単に狙えそうですね!
 
 
最終ライダーの紅林さんにマシンを渡し無事チェッカー!
結果はクラス総合8位/30台  クラス6位/17台 と初めて茂原走るメンバーばかりの中、そこそこ上位でフィニッシュできました!
ちなみにハンデ表彰というのもあって、マシン1台のみで3週ハンデ、メンバーのレジェンドライダーにもハンデ付いたりというのがあって、そちらでは表彰台狙えるかな?と期待していましたが、ベストラップ57秒以上のチームには50週加算とかいう昔のバラエティー番組みたいなシステムで(笑)ハンデありでも表彰台はゲットできませんでした。
 
油温がかなり心配でしたが、最終的には何の問題も出ずに3時間完走しました!
MR150の耐久性の高さ、エンジンの粘り強さ、そしてライトチューンで安上がりでもそこそこ楽しめる!というのが証明できたのではないでしょうか?
 
MR150仲間とメッセージ等ではちょくちょくやり取りしていましたが、実際にマシンを前に、あーでもないと言いながら情報交換もできて有意義な遠征でした! 
前夜祭も九十九里が見える海沿いのリゾートマンションに宿泊させてもらって、最高に楽しかったです!そのほか車で送っていただいたり、メンバーの皆さん、いろいろとありがとうございました。
茂原でお会いした方々も楽しい話、そして熱いレースありがとうございました。
昔から部品購入などで相談させていただいていたアルフィンの森さんにもお会いできて、直接いろいろとお話しできて嬉しかったです!アルフィンさんのHPはライディングの事やマシンセットについていろいろと書いてありますし、部品購入の際にはいろいろと相談に乗って、ライディングやコースによって適した物をオススメいただけるのでかなり助かっています。
それにしてもアルフィンさん所のマシンは速かった!
 
ちなみに今回話題に出た油温問題ですが、自分のマシンはモンキーとかに良く使われる安いオイルクーラー取り付けているんですが、特にトラブルも無く、結構油温が下がります。

 

キタコさんの物とか、ちゃんとしたクーラー付ければ更に冷えると思います!

 

クラッチカバーを送って貰って、クラッチカバーにオイルライン取り出し加工、オイルホース、オイルクーラーステー、クーラー本体などセットで20000円くらいでメニュー化しようと思っています。キタコさんのオイルクーラー仕様だとクーラー本体の差額で30000円くらい?MR150のクラッチカバーは加工してオイルラインを取り出しやすい形状なので、NSFのように高価なクラッチカバーに交換する必要も無く、安上がりにチューニングできます。自分でドリル穴あけ、タッピング等出来るなら加工方法もこっそり教えますんで聞いてください。MR150のクラッチカバー自体も安いんで、ノーマルは取っておいて、新しく新品カバー頼んでもいいかもですね!
 
まだまだ開発途中のMR150ですが、これからもっと楽しく、速くなっていきます!
17インチマシン等もいろいろありますし、今後盛り上がりそうな150ccクラス、ぜひ一緒に遊びましょう!
当方でも新車のMR150取り扱い可能です!遠方でもご相談ください。レーサー割、ブロガー、ユーチューバー割?などなど、いろいろと宣伝して盛り上げてくださる方への割引価格なんかも考えています!もちろん業販も。気になる方はぜひお問合せを!試乗のみでも大歓迎です。