今、尖閣列島・釣魚島への中国人活動家の上陸、逮捕、送還問題が大きな話題になっている。
沖縄の右派の議員から、自衛隊派兵も叫ばれているという。
マスコミも弱腰外交と、叩く論調も出ている。
政府は強制送還する対応をするらしい。
以前も、中国船の不法侵入、密漁の船長の逮捕問題で、反日デモ、日本支店への破壊行動があり、中国政府がそれを放任していたことで、世界から批判を浴びた。
これについて、また反日運動が起こるのか、見守っていかなくてはならない。
中国は、韓国、ベトナムとも、領土問題を抱えていて、軍事力を背景にした大国的力の領土拡大は、アジアでも批判を浴び、信頼をなくしている。
ましてや、日本への反日感情を利用した、領土拡大には、何の道理も無い。
かつての日本の侵略的行為と同等の蛮行だ、と決め付けて日本を非難し、国民を煽るのは、全く正当性はない。
明治以来、日本人が無住の尖閣列島を、開拓し生活を営んできたのは事実だし、中国も1978年平和条約交渉までは、尖閣列島について、全く領土問題として主張していない。
近年、海底資源があることがわかってから、主張しだし、開発工事、施設建設を一方的に進めている。
それに対し、日本政府は、相手にせずとして、きちんと日中の交渉問題として主張もしてこなかった。
面倒なことにふたをする対応だった。
そこに中国が付け込み、領土を主張しているのだ。
政府の堂々とした、歴史的事実に基づいた交渉、世界へのアピールが必要だ。
主張し、交渉を尽くさなくては、自己満足的な主張では、とても解決できない。
中国は、領土問題では、侵略的な大国主義だ。
チベット、少数民族問題でも、軍事力を辞さない国だ。
ますます、挑発に乗ることなく、堂々と道理を尽くし、外交努力をし、世界の理解も味方につけ、粘り強く、中国を外交的に包囲していかなくてはならない。
大国が、その軍事力で、理不尽な領土拡張をすることは許されない、という国際世論を作っていかなくてはならない。
まして、軍事力で対応するというのは、軍事大国中国を利するだけだ。
力ずくの威勢のいい言葉や行動は、かえって揚げ足をとられる。
ロシアとの領土問題も全く同じだ。中国にだけ、血気にはやる軍事的解決を叫ぶのは、意図的に平和憲法を無視し、軍事国家に日本をしていこうとする、戦前の帝国日本を目指す保守や右派、それを後ろから押すアメリカの見え透いた意図が見て取れる。