インフルエンザと強迫性障害 その1 | アロマ心理カウンセラー Rosemary のブログ

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母が入院している病院から、母を含み何人かがインフルエンザに罹ったので、数日間は来院を見合わせるように、と電話がありました。

 

予防接種を受けさせたのに、別の型のウィルスにやられたのでしょうね。

 

インフルエンザといえば、以前ご相談に見えたAさんのご主人の事を思い出します。

 

 

Aさんのご主人のBさんは、会社で重要なプロジェクトを任されていて、いよいよ大詰めを迎えていました。

こんな時にインフルエンザに罹ってはたいへんと、家族全員が予防接種を受けました。

その後、予防接種を受けても、別の型のインフルエンザにかかることもあると知り、対策を調べたところ、家にウィルスを持ち込まない事、持ち込んだウィルスは出来るだけ早く始末する事だとわかりました。

 

 

はじめは手洗い、うがいをマメにし、家族にもそうするように促していたBさんですが、「持ち込まない事」に神経を使うようになりました。

帰宅すると玄関ドアの前でコートを脱ぎ、裏表をひっくり返してそれをベランダにもっていき、再び表に返すとベランダの柵の向こうでコートを振り、ウィルスを払い落とすように。

 

髪にもウィルスが付着するというので、帽子を着用。その帽子も玄関前で表裏をひっくり返し、ベランダへ。

 

そのうち、ベランダに運ぶ間に部屋の中に落ちるかもしれないと、玄関でビニール袋に入れてからベランダに運ぶように。そしてそれら一連の行為を家族にも強要するようになりました。

 

 

はじめは面白半分に付き合っていた子供たちも、日に日にエスカレートする父親にうんざりするようになり、そんな家族の反応にBさんはイライラし始め、家の中はギクシャクした空気が。

 

そうこうするうちにBさんは、ウィルスがこわくて外出もままならなくなり、ついには会社も欠勤。それで、任されたプロジェクトを下ろされることになってしまいました。

 

これは不安障害の中でも「強迫性障害」という病状で、症状に振り回されて日常生活に支障が出てしまった例です。

 

AさんはBさんを病院へ連れて行こうとしましたが、外出できないご主人を連れ出すことは難しく、ご相談にみえたのでした。

 

ストレス2

 

こういう場合、家族はどう接したらよいでしょうか。

悩みますよね。

 

Aさんがいくら大丈夫だと説得しようとしても、Bさんは頑なになり、腫れ物に触るように接すると、ますますギクシャクしてしまいました。

 

それではAさんやお子さんたちは、どうやってBさんの心をときほぐせばよいのでしょうか。

 

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