GWが終わり、今日からお仕事の人も多いのではないでしょうか。
旅行した人、近場で遊んだ人、家で過ごした人、色々だったと思いますが、私は「断捨離」しようとあれこれ頭の中で計画をしていました。
しかし、仕事やら友だちとの約束やら、次々と予定が埋まり、結局は大した断捨離をすることはできませんでした。
さて、私がずっと断捨離、断捨離、と騒いでいるのは、「終活」の一環として、今から徐々に着手しないと後々たいへんなお荷物を娘に背負わせることになる、という懸念があるからです。

数年前にお墓も買いました。
これで、いつ死んでも、娘が遺骨を手にして「さてこれをどうしたら良いのか?」と迷う心配もありません。
そう話すと、たいていの人から
もうそんなこと考えているの?
いくら何でも気が早い!
今や平均寿命は80歳以上なのよ!まだあと何十年もあるのよ!
などと言われます。
では、お聞きしたい。
では、何歳からするのが妥当ですか?
私(あなた)がその年齢まで生きていられるという保証はありますか?
人間、明日はどうなるかなんて誰にもわからないのです。

日本人の平均寿命が80歳を超えたからと言って、それは私が(またはあなたが)80歳以上まで生きられる、ということを意味しません。
平均寿命とは、「実際に亡くなった時の年齢の平均」ではないのです。
その年の0歳の子どもが平均してあと何年生きられるか、を示す「平均余命」のことなんですね。
だから、ここ最近生まれた赤ちゃんは、80歳以上まで生きられる可能性は非常に高いと言えます。
でも、私たちが生まれた時点での平均寿命はもっと低かったはず。
「死」は誰も避けて通れない事象です。
余命宣告を受けて覚悟をもって死を迎える人もいれば、不本意にも何の前触れもなく突然迎える人もいます。
けれど、生まれてきた以上、「死」は私たちの背中に常に乗っかっているのです。
だからと言って死を恐れたり、「どうせ死ぬんだから」と自暴自棄になっても、何一つ良いことはありません。
生きている「今」を思い、丁寧に心をこめて毎日を生きる。
それと共に、「死」への準備(心の準備も含めて)も常に心の片隅に置いておくのが良いのかな、と考えています。

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