現在の会社や組織に当てはめても、なかなか考えさせられる視点だと思います。


(以下、Wikipediaより抜粋)


ハンス・フォン・ゼークト(Hans von Seeckt, 1866年 - 1936年)はドイツの軍人。第一次世界大戦後ヴェルサイユ条約による厳しい軍備制限の下でドイツ陸軍を再建した。


「軍人は4つに分類される」


「有能な怠け者」

これは前線指揮官に向いている。 理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため。そして、どうすれば自分が、さらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。


「有能な働き者」

これは参謀に向いている。 理由は、勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので、部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方がよいからである。また、あらゆる下準備を施すためでもある。


「無能な怠け者」

これは総司令官または連絡将校に向いている、もしくは下級兵士。 理由は自ら考え動こうとしないので参謀の進言や上官の命令どおりに動くためである。


「無能な働き者」

これは処刑するしかない。 理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。


日本語のインターネット上や日本のビジネス書などでよくゼークトの言葉として引用されているものであるが、今のところこれがゼークトが述べた言葉であるという証拠はない。しかしながら、広く一般にゼークトの提唱した理論として認知されている。