ベトナム人の平均月収 | ベトナム就職を応援するブログ

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2011年、家族3人でベトナムに移住しハノイ&ホーチミンにてベトナム転職をサポートしています。

● ベトナム人の平均月収

 

こんにちは、竹之内です。

 

本日はベトナムの平均月収についてお話をさせていただきます。

 

 

現在ASEANの中ではインドネシア、フィリピンに次いで3番目に人口が多いベトナム(約9200万人)。

 

ここ数年も平均して6%以上の経済成長を続けており、人件費も最低賃金ベースでみると毎年、約7%~8%の上昇しています。

 

では、現在の平均月収はいくらなのか!?

 

2016年末時点で「282USD/月」と発表されております。

 

世界では107番目、ASEAN(10か国)では7番目です。

 

(ちなみに日本は世界で14番目、「2,419USD/月」です。)

 

ベトナムでは、月収500USDで裕福な生活ができ、1,000USD以上で富裕層と言われています。

 

日系企業をはじめ、外資系企業で働く人の大半が500USD以上の収入があると考えられます。

 

幹部クラスになると1,000USD越えも当たり前になってきました。

 

物価や人件費の低さに魅力を感じられていたベトナムも着実に成長しています。

 

かつてはチャイナプラスワンという名のもと、ぞくぞくと外資系企業が進出してきましたが、現在はピーク時と比べかなり落ち着いています。

 

結局、中国と同じように生産拠点としての魅力は失い、マーケットとしての魅力に移り変わっていくのか、、

 

しかし、中国と違ってベトナムにはまだまだメリットがあります。

 

人口の構造です。

 

平均年齢28歳のベトナムには、就業意欲の高い若者まだまだ埋もれています。

 

また地域によっては今でも、月収18,000円程の水準です。

 

教育や幹部候補の人材探しは大変ですが、都心部や近郊に比べ、人集めにも苦労しません。

 

地域によっては生産拠点としても機能させることができ、マーケットとしても成長を続けているため、選択肢が多いのがベトナムの特徴かもしれませんね。

 

そこそこ整ったインフラ、近隣国と比べて安定している治安、勤勉な国民性も魅力です。

 

ビジネスによっては今こそ「美味しいとこ取り」ができるタイミングなのかもしれませんね。