雨の月曜日。

現実逃避するには絶好日。

何とか現場に辿り着いた頃には
もう1曲目の聞き慣れた
メロディーと
ヲタクどもの歓喜の声が
扉越しに聞こえてくる。

声出し解禁後、
バーイベで最初に
「ロマモー」を解禁するヤツは
誰なのか。

やっぱり西田、

オマエだったか。

さもありなんと
扉を開けて会場に入っていく。

ミキサマミキサマ
オシオキキボンヌ

は、しおりんの場合、

ニシサマニシサマ
オシオキキボンヌ

にでもなるのだろうか。

ダイノオトナガー。



<イベント内容> ※2部

01.ロマンティック浮かれモード(藤本美貴)
02.雨の中の口笛(Juice=Juice)

・ファンサコーナー
・汐里プリンセスのココが好き!

03.dearest.(松浦亜弥)
04.愛しく苦しいこの夜に(モーニング娘。)
05.Give me 愛(モーニング娘。)
06.胸さわぎスカーレット(Berryz工房)
07.世界一HAPPYな女の子(℃-ute)

・お母さまからの手紙

08.お願い魅惑のターゲット(メロン記念日)



そんな「ロマモー」に続いては
「雨の中の口笛」である。

実力診断テストで上村麗菜が歌ってて、
「(こういう場で)そんなにやりたい曲か?」
と思ってたけど、
それ以来、いろんなところで
この曲を歌うハロメンが出没している。

いわゆるハロメンに好かれる曲。

しおりんの場合、
この曲を歌えば、自分が1.5倍
可愛く見えることをわかってる。

さすがである。


「フクムラの部屋」から生まれた
ファンサしてみようコーナー。

西田汐里といえば、
ファンサが
世界一ヘタなアイドルである。

決して冷たいわけじゃない、
むしろ性根は心優しい女の子である。

ところが、
ヲタクの方を見ようとすると
目が泳ぐ、

ヲタクの方を指さそうとしても
指差しの仕方があまりにもヘタ。

こんな指差しがヘタなアイドル、
初めて見た(笑

しばらくして
ようやく落ち着いたのか
「今日、こんなにお客さん
入ってたんだ。。」と呟く。

…いやあなた、さっきまで
ヲタクの顔を見回してたんじゃ
ないの?

…それでいいのである。
ファンサが上手くなったら、
それは西田汐里ではない。


ところで、しおりんが
もう20歳になったことに
驚いている自分がいる。

デビューイヤーの2019年から
毎年、バースデーイベントに
通っている
数少ないハロメンの1人。

2019年(16歳)
2020年(17歳)
2021年(18歳)
2022年(19歳)
2023年(20歳)→New!


研修生からデビューした頃の
しおりんは
ホント、怖いもの知らずで
向上心の塊、
尖りまくっていた。

とくに1年目のバーイベは
実力者じゃないと歌えない曲に
ことごとく挑戦して
「どうだ」といわんばかりだった。

でも今のしおりんは、
いろんなことを知って、
少し落ち着いた気がする。

もともとパフォーマンスで
BEYOOOOONDSを牽引する存在で
あったが、
今はBEYOOOOONDSの中で
どう個性を発揮していくかを
考えてる。

とはいえ、持ち前の“野心”が
消えたわけではない。

普通、
ハタチのバーイベの3曲目に
「dearest.」は持ってこない。

これはハロプロ卒業前に
歌う曲である。

「Give me 愛」も
1年目のバーイベ以来2回目。
登山家がそこに山があるから
登るように、
しおりんは
そこにハロプロの難関曲があれば、
チャレンジしたくなる
性分なのである。


回替わりの「胸さわぎスカーレット」
は見事、しおりんに合っていた。

躍動感のあるしおりんと
ベリ曲はウマが合う。
どぅわどぅーわ。

実力診断テストで歌った
「ゴールデンチャイナタウン」で
自分は西田汐里に投票した。


ベリキュー時代の曲は
コールに最適な曲が揃っているが、
ヲタクが部分的に忘れている、
もしくは知らない人もいて
ほんの僅かではあるが、
風化していっている風潮も
感じられるきょうこの頃である。
(さすがに昨日の愛理ソロコンは
チムキューの集まりだったので
忘れている人はいなかったが)


お母さまからの手紙、
笑いのツボをしっかり押さえた
とても素敵なお母さまからの
お手紙だったが、
家では「沈黙の女」と化している
らしいしおりん。

こういうスイッチのオンオフが
ハッキリしている子、
自分は大好きです(笑

で、たまに膝の上に乗って
甘えてくる。

最高じゃないか!

(お母さまは「もう重たいからマジやめて」
とのことでしたが)

ラストは
「お願い魅惑のターゲット」。

これ、ほまたんの時も聴いたし、
この間の佐々木莉佳子も
これラストに歌った。

みんな好きねえ(加藤茶)。


毎度ネタが古くてスミマセン。

 

背はちっちゃいけど、

それを感じさせないスタイルの良さは

まさに現代のプリンセス。