西田汐里は、あざとくない。

アイドルでいることに
ある種のコンプレックスを持っている子は
結構いると思う。
世間一般のアイドル像は、
決していいイメージではない。
「アーティストとして、見てもらいたい」
その気持ちもよくわかる。

そういった「気負い」が全くない子がたまにいる。
それが、西田汐里である。

自然体で純度100%のアイドル。
彼女は自分がアイドルでいることに
何の疑念もない。

「自分の魅力がわからない」と言うが、
そこにカマトトぶっている雰囲気もなければ、
自分を卑下している風でもない。

そこに「計算」は一切感じれらなかった。

 



<イベント内容> ※2部 司会:さわやか五郎(街のチンピラ役@龍が如く4)

01.好きかもしれない(こぶしファクトリー)

・なんでもしおりん!(仮)

・18秒!シャッターパズルチャンス

02.消失点-Vanishing Point-(Buono!)
03.シャイニング バタフライ(ドリームモーニング娘。)
04.恋人は心の応援団(カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。))
05.浪漫~MY DEAR BOY~(モーニング娘。)


全くの偶然だと思うが、

うしろの3曲が石川梨華祭り。

「浪漫~MY DEAR BOY~」は、
しおりんのデビューが決まった

研修生発表会(2018年6月「にじ」)で
歌った曲ね。


●しおりん近況

・誕生日の今日、歯の矯正器具をついに全部外した。

・ぬか床は、卒業しました。
☞最近仕事が忙しく、漬物漬けてる場合じゃないらしい。

・「龍が如く」のゲーム実況ばっか観てる。
☞「ヤクザが…」(西田)、
「こらこら、そんな単語いまどき芸人でも使わない」(五郎)
しおりんは、成り上がりストーリーが好きなのか。
五郎ちゃんは、龍が如くの声優出演歴があるらしい。

・自分のパフォーマンス映像を家で見直すのが好き。
☞仕事、という意識でやっているわけではないとのこと。
単に、研究するのが好き。
実に、しおりんらしい。



●なんでもしおりん

Q.ハロメンの誰かと一緒にパフォーマンスするとしたら?
A.みいみ(岡村美波)と「レインボーピンク」

Q.西田プロの沼から抜け出す方法は?
A.わたしの嫌いなところを念じながら寝る

Q.誕生日なので祝ってください。
A.今まで動き続けてくれた心臓に感謝してください

Q.「こんなハズジャナカッター!」で前田こころちゃんにやられた正拳突きを、

さわやか五郎さんに向けてやってください
A.「せいや(弱)」(西田)、「かわいいかよ」(五郎)

 

●ライブコーナー

しょっぱなの「好きかもしれない」、
れいれい(井上玲音)とはまた違った、
真っすぐ伸びるハイトーンボイスが
この曲にピッタリハマる。

シブいチョイスの

「シャイニング バタフライ」、
妖艶に、時にシャープに歌い踊る。

「恋人は心の応援団」、
今年もカントリー曲をやってくれて嬉しい。
カッコいい曲をカッコ良くやる以上に、
カワイイ曲を可愛くやるのには技術が要る。
ニシはそれをサラッとやってのける。

「浪漫~MY DEAR BOY~」、
ここまでくると、ライブが跳ねている、と感じる。
これこそが西田の真骨頂だ。
声を出せない観客に火をつけるバイタリティ、
それを生み出す16ビート、
これができるのは、
佐藤優樹か、西田汐里くらいだ。


今日、ニシは珍しく感情を露わにして
泣いていたけど、
(客席を背にして、泣くのを堪える姿が愛おしかった)
彼女が泣く前から、
自分の方が猛烈に感動していた。

ありのままに、ベストを尽くす。
その清廉さが、自分にはあまりにもまばゆい。

 

今日のパフォーマンスを見てわかったろう、
この子には、

ハロプロのすべてが詰まっている。