ゼジューラは、卵巣がんでは唯一の1日1回経口投与のPARP阻害剤らしいです
初発のときには承認されていなかったまだ新しいお薬だけど、扱いやすくなったり薬価が少し下がったりしています、ありがたいです
再発治療後、リムパーザを２年ほど服用しているときに再再発してしまった私は今回、抗がん剤ＴＣ療法のあとにゼジューラをすすめられました
“ゼジューラはリムパーザよりも骨髄抑制が強く出る”と耳にタコができるほど聞かされ(笑) 弱った骨髄の回復を２ヶ月以上待ちました
好中球が１５００を越えるのを待っていたけれど…
約１３００まで回復したところで主治医がもうやろうと言いました
ただし減薬して１００mg／１日１回（本来は２００mgらしい）
吐き気予防のための
・カイトリル錠２mgを先に飲んで服用
・メトクロプラミドも１日３回飲めるようにもらいました
以前はリムパーザを朝９時と夜９時に飲んでいたので…飲み忘れの無かった夜９時に服用することにして１週間経ったところです
・便秘…✕
マグミット２錠×３回（最大量）服用するも効果無く、センノシドを２夜続けて服用
するとその後３日は下痢、軟便
腹痛はないし便秘よりいいけど
・不眠…✕
眠りが浅く、夜中に何度も目覚めてしまう
お腹の調子悪いうちだけだといいな
だからといって昼間に眠気は来ない←リムパーザとは正反対でいつも目が冴えています
活用出来ていません、残念です
これまで寝付きバッチリで朝まで爆睡だったのに
・吐き気…○
ありません。予防薬のおかげかな
少し胃もたれのような感じはするけどリムパーザに比べたら何てことない
食欲も落ちないし、味覚も嗅覚も正常です
・しびれ痛み…△
ＴＣ療法後の一時的な副作用で、関節とか筋肉とかが発作的にズキーンとかギューッと痛くなる（表現しきれない
）あれに似た痛みを手指などに何度か感じて驚いています
慢性的な足先のしびれは軽減してきているよう
とても元気にいつもの日常を過ごしていますありがたや～
骨髄の方はどうかな？どれもこれも早く慣れたらいいな
しばらくは１週間ごとに採血と診察です
その都度、薬を処方してもらうので時間とお金がものすごくかかるけど、私はもう少しこの生活を楽しみたいと思っています
１週間分のお薬代です↑↑
まとまった金額になれば高額療養費制度が使えそうだけど～どうかな？
新主治医が診察のたびに宣言する
『腫瘍マーカーはバッチリです』
キリッ
というフレーズ。４月から何度となく聞いてきました。たいへん良い響きなのですが…私はとても気になっていました。
そこで再発のときも再再発のときも正常のマーカー値を見て、あの前主治医先生が再発の可能性が出てきたと宣言したんですのよ(笑)～という話をしました
どちらもマーカー値は９.２くらいの時でしたよ（基準値３５以下）と。
ちなみに退職した前の主治医先生はアラカン
今の新主治医はアラフォー互いをよく知る間柄です
私の話をにこやかに笑って聞いて『え～わたし考えない、考えない』笑
『え～考えなきゃいけないのかなぁ？』笑
『うーん、そこで言わないといけないのかなぁ？』笑
と言いながら相槌を打ちました
『その数値ではわたし～考えないもんなぁ』笑
と、聞きたかった『そっか腫瘍マーカーは使えないからＣＴ撮っていこう』の言葉はなく話が終わったわけですが。
好きですよ私
この新主治医
リアルがん友さんは「今月もOKでーす」と言われるだけでマーカー値や血液検査の数値を細かく聞いたことがないとのこと。
最初からそうだったら良かったのかもしれない✨
彼女は初発治療後ゼジューラ３年目でとても元気です
筥崎宮の花手水とご神木です このあと根本にいる猫ちゃんが松ぼっくりをツンツン
可愛いしぐさを見せて歓迎してくれた
前主治医先生は慎重派だったのかな～
丁寧に手を掛け時間をかけることを惜しまない的な？親身というか～
では他の医師はというと…？不真面目なわけでも手抜きでもないわけで。
範囲内の数値でみんな疑ってたら検査の数も読影の数も診察の数もすごく増えて全体の、そう医療全体の仕事と国民の医療費負担までも増えてしまうもんね
前主治医先生の勘がはたらいた
ということでしょう
これからまたマーカー値を見て判断していくのかな～ちょっと不安
ＣＴ検査の自己申請を時々してみよう
マーカーはというと今のところ誤差みたいな範囲で下がってはおります
使えなくなったと聞いていたはずのマーカー値についてはまた書こうと思います