ついこのあいだ年が明けたと思ったらもう2月も半ばですね。
今年こそやりたい事(ほぼ釣りですけど)をたくさんやろうと思ってたものの、現時点でほぼ出来てません。
まあ釣りに行くにしても(私が行きたい)釣りのベストシーズンにはまだ早かったりするわけですけど、それまでにあれこれ妄想したり、しばらく使ってなかったリールを引っ張り出して調整したり、相変わらず仕事帰りに中古店を巡ったりするのが(量販釣具店で何か買えよ)、楽しかったりします。
さて、最近家の物置の整理をしてたらひょっこりこんなのが出てきました。
知る人ぞ知る D.A.M Quick Champion(ダム クイック チャンピオン) です。
(左が700Bで右が600B)
いつどこで入手したのか明確に覚えてないんですが、おそらくまだヤフオクが手数料を取ってない時代に、アンバサダーの人気に隠れて誰も見向きをしなかったこれらを格安で落札したような気がします。
余談ですけど、2000年初頭のトップウォーターブームを牽引してたとも言われる道楽から発売されたマツモトーイというリールを見て、
これ、ダム クイック チャンピオンにそっくりやん
って思った人は私だけではないと思います。
さらにその後(その前はPENN 920をほぼそのまま自社ブランドで売ってた)にフルーガー(2800&2600)にそっくりなのも出したりして、ファンの心をすっかり魅了してましたね。
私の知り合いにいた(信者)ファンも、ほぼすべての製品(ルアー、ロッド、リール、さらにアパレルも)を買い揃えてましたからね。
個性的な(品の無い)ルアーやロッドハンドルのデザイン等も含めて、私の趣向とはまったく違ったんですが、ロッドの初期のMark 1?でしたか、なかなか良い調子だったのは覚えてます。
(いろんな意味で)相当影響力のあったと思うブランドでしたね。(今はどうなのかな?)
話をD.A.M Quick Championに戻して、このリールですが、初期の物(写真の物)は Made in West Garmany(西ドイツ)と刻印されてあり、いつからかJAPANの刻印になり、部品やデザインが一部変更になります。
JAPANのモデルは、現在巷で大人気の五十鈴工業がOEM生産したと言われてますが、実は初期のWest Garmanyの刻印があるモデルも五十鈴が作ってたのは?という憶測もあるみたいですね。
仮に、部品だけ五十鈴が提供して、組み立てはドイツだとした場合、Assenbled in West Garmany となるのが一般的ではあるものの、その時代の国の基準やメーカーの方針で Made in 自分の国 と堂々と主張していたという可能性も無いとは言い切れません。
まあ、細かい時代背景や不明確な憶測の話はこの辺にしておいて、ちなみに D.A.M というのは ドイツの老舗釣具メーカーの名前で、Quickというのはアメリカの販売代理店の名前で、Championというのがベイトリールである事を示してます。
つまり、D.A.M Quick Champion → ABU Garcia Ambassdeur なんですね。
なので アンバサダー と同じ様に チャンピオン と呼ぶべきリールなんだと思うものの、この世界で チャンピオン と言えばロッドハンドル(チャンピオングリップ)を連想してしまう人が大半だと思うので、結局、アブの5000C みたいに ダムの700B と言うのが私はしっくりきたりします。
このモデルには、シルバーボディ(ボールベアリング有)の600B、700B、800B の3サイズ、ブラックボデイ(ボールベアリング無し)の600、700、800があり、サイズ感的には600がアンバサダーの4500、700が5000(5500)、800が6000(6500)と同等となってます。
個人的にアンバサダーは シルバーボディ + 赤ハイ が一番好きである人間なんですが、それと似た美観を感じてます。
2台ともGATOR GRIP(ゲーターグリップ)の軸間70mmパワーハンドルが装着されてますが、600Bは最初からこの状態で、700Bは私が後から交換しました。
ゲーターのこのハンドルは70mmという軸間が個人的にちょうど良くて、さらにゴムのノブの形状と質感が握りやすく、アンバサダーでも一番使ってました。
(プレートのS字の向きが逆である事だけが残念・・・)
ちなみに標準のハンドルはこんなのでした。
これらのリールは大きさやラインナップ等から一見、アンバサダーの模造?と思ってしまうかもしれないが、(ダイワの初期のミリオネアVなんかアンバサダーの完コピに近かったけど)見た目には似てるものの、ボタンの位置やフレーム構成、内部の機構など、完全にこのモデル独特の仕様なんですよね。
特に、ほぼ真上にあるクラッチボタンだったり、アンバサダーにはある手前側の(親指があたる)ピラーが無いんですよ。
写真の通り、手前部分がスカスカなので剛性的に大丈夫なのか?と思ってしまいますけど、リールフットと一体成型された肉厚のパーツがフレームに頑丈にカシメられていて、そのせいで手前のピラーは不要と判断されたのかもしれません。
あと、独自の仕様といえば右の600Bにはプッシュボタンの下あたりにスイッチがあるのですが、このスイッチですが見た目的にもてっきりオンにするとカリカリ音(ラインアラーム)がするんだと思いきや、そうではなくオンにした状態でプッシュボタンを押すとハンドルを回してもクラッチが戻らなくなるんですよ。
今回はたまたま私物の600Bに付いてましたが、過去に700番や800番にもスイッチがある個体をみた事があります
この機構の意味と用途がいまいちわからないので誰かご存じの方いらっしゃればコメント欄にて教えてください。
おわり







