基礎体温をつけていても「いつ排卵するか」を知る事は出来ません。排卵が終わってから「この辺りが排卵日だったのだろう」という事がわかるだけです。
それでは、排卵日前の性交のタイミングはわかりませんよね。
そこで簡単にわかる２つの方法をご紹介。
おりものから排卵日を予測する
排卵期になると、頚管粘膜の粘り気と量に変化が生じてきます。この粘液を分泌する事で、子宮の中により多くの精子を到達させようと、女性側でも受精のための準備をしているというわけです。
この頚管粘膜を自分でチェックして、排卵が間近な事を目で確認してみましょう。
排卵まで遠い場合は、粘液を引っ張ってもすぐに途切れてしまいますが、排卵が近づくにつれ、粘膜は卵白のようにネバネバとした感じになってきて、親指と人差し指を伸ばしても途切れなくなります。
約10センチ伸びても切れなくなったら排卵日が近いサイン。
市販の排卵検査薬で排卵日を予測する
市販の排卵検査薬で排卵直前に急上昇する黄体化ホルモン（LH）の尿中濃度を測って、排卵日を予測できます。
検査薬が陽性になった日の翌日あたりが排卵日になります。
出来れば陽性になった日から３日ほどは続けてセックスをした方が効果的です。
薬局や通販で3,000円程度で手に入ります。
もっと確実に排卵日を予測するには？
病院の経膣超音波で検査をする方が正確です。卵巣内の発育した卵胞の大きさを計測する事により、排卵間近の卵胞を見極める事が出来ます。
妊娠に一番重要なのは排卵の質です。
もちろん、排卵を予測することはとても重要なことです。妊娠への近道だといえます。
ですが、予測にふりまわされてストレスになってしまっては意味がありません。
それよりもあくまで妊娠するためには重要なのは質の良い排卵だということを理解しておかなければなりません。
卵子が成長するためのエネルギーはミトコンドリア細胞が担っていますが、このミトコンドリアはストレスによる酸化の影響をとても受けやすい細胞です。
予測はあくまで予測何だとだと割り切って考え、ストレスをためず穏やかな気持ちで、「質の良い排卵」を心がけるのがよいのではないでしょうか。
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