同居ネコ『伊之助』との出会い(その3). | イモムシと猫が大好き♡♡♡

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猫的性格の女『スリーピングキャット』と正真正銘猫『伊之助』が運命的な出会いをし、
一緒に住めるようになるまでのすったもんだ。
そして現在は自ら我が家にやってきた『姫花』『飛麿』『新右衛門』も加わり、
毎日大騒ぎな同居生活進行中!

伊之助を抱っこしたまま、

トラックの運ちゃんを見送って

からのお話



伊之助は暴れもせず、大人しく私に抱っこされてます。

もう一度周りを見ると、なんと、工事現場があります。

私と伊之助はプレハブ事務所へ。


顔「すいません。子ネコ保護しちゃったんですけど、

   飼ってくれる人いませんか?」

監督はっ?それは、無理だね。

   俺は寮住まいだから…。」
顔「誰か、他にいませんかね?」

監督「う~ん………。」
顔「そうですよね。じゃあ、箱ください。」

監督「その子ネコ入れる?」

顔「はい。あとガムテープもお願いします。」

監督「悪いね。飼ってあげられなくて。」


いえいえとんでもない。

今思えば、あの監督さん、仕事の手を止めて、すす汚れたチビネコのために倉庫から、ダンボール箱とガムテープをわざわざ探して持ってきてくれたんだ。

あの時は、私も必死で(>0<)汗

監督さん、ホントありがとうございましたおじぎ



イモムシと猫が大好き♡♡♡-ダンボールに入ってる伊之助

ダンボールの中の伊之助


ダンボール詰めにされた伊之助、「みゃ~みゃ~」鳴き始めました。

車にダンボール箱を乗せ、知り合いに携帯で連絡をしてみましたが、うまいこといきません。

アパートに連れて帰るわけにもいきません。

車を走らせてみたものの、行先は未定です。

その時、ふっと頭に浮かんだのは、ちょっと遠いけど動物病院があったなあ…ってこと。

一度も入ったことないけど、この際だ、行ってみようくるま。ダッシュダッシュダッシュ


伊之助入りのダンボールを持って病院の中へ


顔「子ネコ保護しちゃったんですけど。

   どうしたらいいでしょう?」

担当医「そうやって、連れてくる人も

   いるんですけどね…。」
顔「私アパート住まいで、

   飼ってあげることができないんです。」

担当医「うちも、入院患者がたくさんいるのでね。」
顔「そうですよね。でも、どうにかなりませんか?」

担当医「実は、病院の前に子ネコを捨てて行っちゃう

   人もいるんですよ。」
顔「先生、何とかお願いします。

   絶対に飼い主見つけますから!」


成り行きとは言え、つい口走ってしまった私

もやもやもやもやもやもや


担当医「わかりました。

   すぐには見つからないでしょうけど、その間、

   預かりましょう。」
顔「先生、ありがとうございます。

   早く見つけられるよう頑張りますから、

   よろしくお願いします。」

担当医「お預かりします。」


偶然とはいえ、

なんて良い先生に出会えたんでしょ!!!

感謝感謝です。

そして私は、伊之助を先生に預け、その日から里親探しを始めたのでした。


          その4につづく パー