「非常食」や「保存食」を買う前に!【失敗しない】食料備蓄の賢いやり方~買い置き習慣のすすめ~ -3ページ目

家庭での食料備蓄で3つの大事なこと


<家庭での食料備蓄で3つの大事なこと>


賢い食料備蓄(一般家庭用)は「買い置き」習慣から
この3つのポイントは備蓄コンサルタントとして実践してきた
私の集大成(結論)となります。


ここだけ押さえておけばあなたも備蓄名人に!?








・日常(平時)から取り組みましょう

 ~あせって「買いだめ」は損の元~

大規模災害が発生すると、スーパーやコンビニに並んでいた食品が突如として姿を消します。不安からくる「買いだめ」「買占め」が発生するためです。インターネットでの通販などでも売れ切れが相次ぎます。
いかに、私たちが食料品などの「蓄え」のない生活をしているかの証明です。今や「蓄え」といえば、お金のことになっていますが、「もしも」の事態に備え、家族を守る食料品の「蓄え」こそが、本当の余裕ある生活なのです。

しかし、レトルト食品や缶詰、防災食など、普段食べないものをいくら買いだめしても、日常では消費しないため賞味期限がきたら、すべて無駄になってしまいます。

また、最近話題のアルファ米やパック飯米(サトウのごはん)などは、災害発生後3日から1週間程度は大活躍しますが、長期戦(1ヶ月以上)を想定したときに、コストが大きくなってしまいます


家庭の食料備蓄で大事なことは、日常から安定的に消費する食材を、普段から少しずつ買い置きして蓄えておくことです。



・いきなり数か月分の備蓄より「買い置き」習慣を続ける

 ~賞味期限にたよらない~


食料の備蓄を考えるときに、「賞味期限」を気にすることがあると思います。しかし、賞味期限が長いからといって、買いだめした食料を食べずに長い間保管しておくのは賢い備蓄とはいえません。しかも、いきなり数か月分の備蓄食料をそろえるには、大きな出費が伴います。

まずは、主食類を中心に「買い置き」習慣を続けていくことが大事です

具体的な方法としては、今食べている袋が無くなってから、買い物に行くのではなく、なくなったら買い置きしておいた分の封を開け、新しく買い置きしておく分を買います。

買い置きしておく量は、最低でも1ヶ月分、できれば2ヶ月分を買い置きして常備するようにしましょう。


(買い置きしておくべき食品はこちらをご参考に)


通常時の消費量を把握し、買い置き食料の品質が落ちないうちに消費できるように、考えることが必要です。備蓄の柱となるお米やおもちについては数ヶ月間、品質を保持する目的で、真空包装(真空パック)されたものを選ぶのもよいでしょう。

日常の消費量にあわせた計画的な買い置きのサイクルを回すことが賢い備蓄の第1歩です。




・味はとても大事な要素です

 ~「おいしい!」の笑顔が明日へのパワー~

「備蓄用」と考えると、「味は2の次、3の次」と思ってしまうかもしれません。しかし、「備蓄用」だからと味わいを無視して「安さ」で選ぶのは、おすすめできません。非常時には、食料の調達が難しく、買い置き分の主食類を食べ続けるしかなくなる場合も想定されます。

そんなとき、「おいしくない」と感じてしまっては、せっかくの食事がストレスになってしまいます。非常時は精神的なダメージも考えられますので、数少ない楽しみとなる食事が明日へ乗り越えるパワーにつながることを忘れないようにして下さい


備蓄の柱となる食材(特にお米や基礎調味料)については毎日食べてもおいしく食べられる、味わいや品質に定評のあるブランドのものを選びましょう。

もちろん、上記のポイントにもあるように、買い置きとのサイクルを回す日常消費になることから、「そんな高いもの・・・」と家計が心配になるかもしれません。しかし、お米や塩、味噌などの主食類はどんなにこだわったものを購入したとしても、1食あたりで考えたら20円から30円しか違いがありません。むしろ、日常の消費にこだわりの主食類を取り入れることで、家庭の食事の満足度も上がり、外食回数が減り、家計も大助かりです。

目の前の数百円の節約より、「もしも」の事態を想定して、おいしさにもこだわることが、備蓄名人なのです。



賢い食料備蓄(一般家庭用)は「買い置き」習慣から

備蓄コンサルタントの
「実際に」利用しているお店紹介



このブログでも紹介している重要度の高い、食料について、私が実際に利用しているお店を紹介したいと思います。どのお店も自信を持ってお勧めできる良心的なお店です。

是非ご参考にしてください


第1位 口コミ良品

ジャンル :お米
備蓄優先度:最重要

日常性  :☆☆☆☆☆
定期購入 :☆☆☆★
おいしさ :☆☆☆☆☆
保存性  :☆☆☆☆★
サポート :☆☆☆☆

お米通販ドットネットは、私が提案する家庭用食料備蓄をしっかりと理解され、実践しているお店です。

特におすすめのポイントは「おいしさ」です。

金名米・銀名米という2種類のブランドがあり
銀座や築地の料亭の料理長・板前さんもそのおいしさを認めているようです

非常時だけでなく日常消費でも満足のいく味わいで
重要ポイントの「食べて元気になる」というところを十分にクリアした
おすすめのSHOPです。

真空パック対応や定期購入もあるのでうまく活用するとよいでしょう



その他のおすすめ店舗はこちら




<このブログの目次>

 ■ 1、はじめに ~ なぜ、食料品の備蓄が必要か? ~
 
 ■ 2、家庭用食料品備蓄入門編 ~ 備蓄品リスト ~

 ■ 3、具体的な取り組み方法 ~ 家庭で今から出来る「買い置き」習慣 ~

 ■ 4、優先順位ランキング~何からはじめたらいいのか?~

 ■ 5、家庭で備蓄を3.5倍楽しむ実践アドバイス ~ 「こだわる」べきところとは? ~