5月のかがく教室は、「エレクトロニクスのかがく」でした。小学生には難しい内容ですが、粒や水の例えを使って、わかりやすく説明しました。
午前の部の参加者は、小1と年長さんでしたが、1時間集中して取り組んでいました。
まずは、発泡スチロール球を電子に例えて、パイプの中を流して、電流のイメージを伝えました。
太いパイプは通りやすいけど、細いパイプだと流れにくい、これが電気抵抗です。
パイプを通った粒が透明コップにたまります。これが、電気を貯めるコンデンサです。
次に、実際に抵抗やコンデンサを使った回路を作りました。ハガキ大のスチール板の上に、電気回路を描いた紙を置き、透明プラスチックの袋に入れ、その上から回路に合わせて、銅箔テープを貼り、「回路カード」の完成です。
回路カードの銅テープの上に、裏に磁石をつけた乾電池や電子ブザー、抵抗、LED、コンデンサなどを置いて、光り方や音の大きさなどを比べる実験をしました。
次にトランジスタを使って、電流を100倍に増幅する回路を組みました。これでした実験は「人間は電気を通すか?」でした。
はじめは感電するのではないかとおっかなビックリでしたが、みんなで手を繋ぐとブザーが鳴り、またびっくり‼️👀でした。人間は電気を通すことを実感した実験でした。
次はCdSという明るいところで抵抗が小さくなる電子部品を使って、暗くなったらLEDが点灯する回路を作って実験しました。
最後は銅箔テープとマグネシウム板を使った電池を作りました。間に挟んだろ紙を食塩水で湿らせると、電流が発生して電子ブザーが鳴りました。
(上の写真の左端がマグネシウム電池です)