【清瀬校】都立高校一般入試~結果編②「合否に決定的な影響を及ぼす要素」
こんにちは。朋友清瀬校の山﨑です前回は、2023年度都立高校一般入試の結果に大きな影響を与えた要素として『男女緩和枠の拡大』について取り上げました。今回は合否に関わるそれ以外の要素についてお話致します。都立の一般入試で合格するために要求される要素としては、当然ですが、まずは『学力』が挙げられます。一般入試が通常『内申点(300点満点)』・『EAST-J(20点満点)』・『入試得点(700点満点)』の合計点(1020点満点)で決まる以上、それぞれの高校のレベルに応じてそれに見合うだけの学力が必要になるのは、入学試験が競争である以上致し方がないところです。ただ、実は『学力』以上に都立高校一般入試の合否に決定的な影響を及ぼす要素が他にあるのをご存知でしょうかそれは試験当日の倍率です。応募倍率ではありません。正確には合格発表の結果わかる実質倍率です。受験者数÷合格者数で表される数値ですね仮に実際の受験者が150人で合格者数が100人だった場合の実質倍率は1.5倍になります。『学力』以上に『決定的』という言い方をしたのは、私立高校と違って都立高校の一般入試では入学者が定員を満たすことが最優先されるので、受験者数が定員以下になった場合は基本的には『全入』と言って受験者全員が得点にかかわらず合格となるからです。(全科目白紙で0点だった場合はどうかという極端なケースはわかりませんが。)これはたとえ上位校であってもそうなります。もうずいぶん前の話になりますが、旧9学区のトップ校だった武蔵高校(今は中高一貫校になって高校募集はありません)が入試当日の欠席者が多く出て、結果的に『全入』となった年が実際にありました。 反対に、例年実質倍率が1.2~1.3倍くらいの高校が2倍近くなると、例年の合格ラインに相当する得点を取っても受からなくなるという事態が起きてしまいます。 仮に2つのほぼ学力レベルが同じランクのA高校とB高校があったとします一般入試の最初の応募状況がわかった時点で、A高校の応募倍率が1.2倍で、B高校の応募倍率が1.9倍だとすると、実際の受験者数に大きな変動がない限り、ほぼ間違いなくA高校の方が合格最低点は低くなります。つまり、この場合だと明らかにA高校の方がB高校よりも受かりやすくなるということです。ですから、朋友清瀬校では、第1志望にする高校の候補が決まったら、それと同ランクか一つ上のランクの別の高校も視野に入れて志望校を探すように指導しています合格できるかどうかという観点から考えると、倍率次第でランクはひっくり返ってしまうからです。本来自分の内申では無理だと考えていた高校が、倍率次第では逆に入りやすくなることもあるということです。もちろんその逆の場合もあります。倍率が例年より高くなると、当初志望していた高校が明らかに受かりにくくなることがあるということです。そうなることも想定して、一つ下のランクの高校も受験校として候補に入れておくように指導しています。ただし、どんな場合でも、志望校を決める際の最優先事項は、あくまでも受験生本人がどこの高校に行きたいのかということです。志望校を決めるための正確な情報を提供するために、朋友では、専任の先生方が交代で塾対象の学校説明会に数多く出席するようにしていますまた、朋友では、受験生や保護者が直接学校の話を聞ける場も提供しています。毎年7月には都立高校10校をお呼びしての講演会を、10月には都立・私立の高校を数多くお呼びしての個別相談会を、朋友単独で実施しています都立高校の一般入試では、一度出願した後に1回目の応募状況を見て、願書の取り下げ・再提出(取り下げた高校にはできません)ができます。ここでまず応募倍率が決まります。次に、実際の入試当日に欠席する受験生がいると応募倍率よりも受験倍率は下がります。その場合の多くは、先に行われる私立高校の入試結果で既に進学する高校を決めてしまったことによる欠席です。また、合格者の中から辞退者が出ることを想定して定員よりも多くの合格者を出す高校もあります。例えば、日比谷高校は2023年度一般入試で、男子は16名、女子は3名それぞれ定員よりも多く合格者を出しています。その結果、実質倍率は受験倍率よりもさらに下がることになります。ですから、実質倍率は合格者が発表された後でないと確定しません。毎年辞退者が出る高校では、それを見越して定員よりも多くの合格者を発表するわけですが、それでも実際の辞退者数が想定を上回った場合入学者数が定員を下回り、定員割れという事態が生じます。この場合、都立高校の入試には繰り上げ合格という制度がないため、欠員が1人でも出ると、2次募集が行われることになります。2023年度入試では、旧1学区で日比谷高校に次ぐ2番手校だった小山台高校が男子132名、女子121名の合計253名の募集定員に対して、男子177名、女子182名の合計359名が受験しました。結局、男子は124名、女子は132名の合格者がそれぞれ発表されたのですが、入学手続きを行った受験生は男女合わせて252名で、わずか1名ですが欠員が出る事態となりました。そのたった1名の欠員を埋めるために、男女合わせて103名の不合格者を出す入試だったにもかかわらず、小山台高校では2次募集が行われることになりました。これは、2019年に都立高校のトップ校である日比谷高校が、男女合わせて254名の定員に対して270名の合格者を発表したにもかかわらず、結果的には21名もの辞退者がて出たため2次募集をすることになった時以来の衝撃的な出来事でした。国立の学芸大学付属高校が大量の追加合格者を出したことが原因だったと考えられています小山台高校の2次募集には28名が応募し、3月9日に行われた入学試験は27名が受験しています。受験倍率は実に27倍という超高倍率でした。ただし、合格発表ではさらなる欠員で3次募集にならないように、1名の募集に対して3名の合格者が発表されたため、結果としては実質倍率はちょうど9倍ということになりました。 ちなみに、埼玉県立高校の入試では合格後に辞退することは基本的にはできないので、埼玉県に在住の方は十分に注意してください都立高校の一般入試では、受験を予定している高校の実質倍率が1.5倍を超えそうな場合は厳しい入試になると考えておいた方がいいでしょう実質倍率が1.5倍だと計算上は3人に1人が落ちることになるからです。このことは、倍率が高くなってボーダーライン付近に持ち点(『内申点』+『EAST-Jの得点』=320点満点)の近い受験生が多く集まる状況では、持ち点が劣る受験生は自分より持ち点の高い受験生を一般入試で逆転するのが難しくなるということと、逆に持ち点が高くても入試当日の得点次第では逆転される可能性も十分にあるということの両方を意味します。朋友は、今の学力で『行ける高校』ではなく、今の学力をさらに伸ばして『行きたい高校』を生徒が選べるようになってほしいと考えています-----------≪お知らせ≫-------------------------体験授業はいつでも受けることができます受験相談や学習相談だけでも大歓迎です2023年度の合格実績です【清瀬校】合格速報!!(2023年2月3日16時時点)【清瀬校】合格速報!!(2023年3月1日時点)【保谷校】合格速報(2023年3月7日時点)【ひばりが丘校】2023年入試結果2022年度の合格実績です【清瀬校】合格速報!(2022年3月2日現在)【保谷校】合格速報!(3月12日現在)【ひばりが丘校】入試速報!(3月1日現在)【全校】合格速報!(2022年3月2日現在)2021年度の合格実績です【全校】合格速報(2021/3/9現在)【保谷校】2021年保谷校入試結果【清瀬校】合格速報(2021/3/25現在)【ひばりが丘校】合格速報(2021/3/2現在)