こんにちは( *・ω・)ノ
だいぶ、ご無沙汰しております。
年度末内の仕事が
延々と押し込まれておりましたので
休日はほぼ寝倒れておりました
(;つД`)
今年はNCの車検もありやることも多いです。。
さて先日R2に故障が発生した時のメールから...
母「突然、車がガクガクしだした!」
私「走れてるの?」
母「クラッチが変になったみたい...買い物止めて家に戻る!」
...数分後。
母「家に着いた。後退はガクガク言わなかった。」
そんな感じでした...
この内容から拾った不調はカム角センサー異常。
車の整備士されている方なら直ぐに分かりますね。
ブローバイホースの下にあります。
サンバー乗りの方はご存知だと思いますが
このセンサーはサンバーで同時点火が採用された車両でリコールがあったんですよ以前に。
その時はFFベースのスバル軽自動車には通知が来なかったんですよね...
でも、まぁ弱点なのだろうと故障の時期はそろそろかと静観しておりましたが
故障診断の決め手は
前進は出来なくて、後退は平気。
コレは進角制御に起因します。
車の点火制御はエンジンの回転数と共に
点火の時期をずらしながら
アクセルONの時は加速するように
アクセルOFFの時はエンジンブレーキを効かせたり、エンジンの回転数を下げる制御をします。
この制御は大昔は人の手でレバー操作するのが最初で...
人の手による制御は面倒だとウエイトとバネによる遠心ガバナー制御、それにエンジンのアクセル呼応を加味したバキュームアドバイザーが加わりシームレスな加速が可能となり...(点火ポイントも有りますが割愛)
その制御はセンサーとコンピューターに置き換わりより優秀に...
前進時と後退時のアクセル反応の違いはコレ。
前進時は走らせようとする点火制御をしますが
このセンサーが故障すると「ダメダメ!」と止まらせようとします
異常暴走抑制...と言ったところでしょう。
まぁ、今回は幹線道路手前の自宅近くだったのでなんとか戻れましたが...
走行中に発生した場合は恐らくは
信号や休憩でエンジンを停止したら再始動出来なくなった場合はコレが疑われますね
もっとも、再始動不能にもエンジン焼き付きや色々な要素を複合的に孕む場合もあるので一概に言えませんが。
うちのR2は3000㌔弱と季節の変わり目でオイル交換をDIYでしているので焼き付きとは無縁に近いでしょう
後退時にこの「ガクガク」がなくなった理由としては
後退時の暴走を避ける為の「進角固定機能」が作動していて
カム角センサーからのパルスを遮断し、後退速度を固定化する制御をします。
まあまあ長ったらしい説明ですけど
こんなところ。
くそ長だな...(・ω・)
次は...
まだかよ( ・ω・)
上流、下流のO2センサー交換
O2センサーはそのエンジンに設定された最適の空燃比「理論空燃比」に収まるように制御する為のセンサー
今回は関西エコアープさんの部品を購入させて頂きました
先ず上流から
予め5-56等スプレーしておいた方がいいですね。
理由としてはEN07特有のエンジンリア側からのオイル洩れによって
センサー配線伝いにオイルが浸透マフラー内で酸化燃焼した...と考えると普通ですかね。
上流側はオイルを含まない排ガスなので一般的な色がついてます。
最後にISCVの交換
コレは3回目の交換ですが...
O2センサーとカム角センサーついでにの交換。
あくまでも予防の為の交換ですかね。。
部品代は
O2センサー ¥5000×2
ISCV ¥16000(割引特典使用
カム角センサー ¥2530
普通なら整備診断と整備費用が加わるので
50000~60000円くらいでしょうか。。
車なのでコレくらいは普通ですね。
おわりまーす( ゚∀゚)人(゚∀゚ )