二度寝した。
午後3時を過ぎている。
教室長からの中身のない意気込み、挨拶メールを無視して寝ていた。
用件が書かれていないから対応しようがない。
業務に影響は無いから良いだろう。
久しぶりの2連休だった。
確かにここ二週間は働き過ぎだったかもしれない。
あいつが心配だ。
iphoneの画面修理に排水溝の修理。
そして掃除、洗濯、洗い物。
休みといってもやることがたまっている。
いっそ全部放棄したい。
シャワーを浴びれば暗くなっている。
夜の街に繰り出したい。
久しぶりに浴びるように酒を飲みたい。
浪人生の孤独感に寄り添いたい気もする。
ただこれ以上休日出勤をすると
ナメられるか、コンプラ逸脱云々で制裁を受けるかもしれない。
そもそも、自分が働く原動力ってどこから来るんだろう。
最初は金だけのためだった。
でも今は
浪人生とは、実に孤独である。
学校で毎日と友達と合い、部活ではしゃいでいつの間にか夜になる生活から
放り出されるわけだから。
誰とも会話しない日が多いからこそ、
誰かと話した1つ1つの言葉が、濃く脳裏に焼き付くようにもなった。
ただそれで何度も何度もその言葉をリピートしては、
頭がこねくり回され、おかしくなりそうにもなる。
秋の夕暮れ時だった。
キスをするよりも前の話。
18時から授業に備えるため、腹ごしらえをしようと近くのセイコーマートに
向かった。
歩き方と姿勢が乱れている。
運動不足でにぶる太ももの感覚が煩わしかった。
その時は何を買ったのか覚えていない。
「○○円のお返しです。ありがとうございましたー。」
商品を受け取り店を後にしようとしたところ、
後ろにいたのは、一番会いたい人であった。
「奇遇だね。」
「先生!」
店内調理されたカツ丼にエクレア、グレープフルーツジュース。
講師も腹ごしらえが必要だ。
幼かった私は、ジュースの缶を見て、
「先生、それお酒じゃないですか?」
「ちがうちがう。これ知らない?今すごい人気でね、生産が追いついてなくてね・・・・」
慎吾の経済ニュースの時間が始まった。
今考えたらテレビでも通用するプレゼン力なのではないか。
ふとした会話に過ぎないのに、知識を提供しようとする
サービス精神。
だけど、彼の声を聞けている方がよっぽど幸せであった。
申し訳ないけど、内容なんてどうでもよかった。
センター英語の長文を解かせていた。
答え合わせをして、解説中。
「ちょっと、聞いてる?」
「えっと、ね、待って。今思い出す。」
「whatの固まりはOの一部だよね。what S Vはどうやって訳すの?」
「え、こっちじゃなくて?」
「違う、違う、こっちの行、ほらもう一回いくよ。」
あいつの問題用紙に赤ペンを入れる。
私ばかり構文について語り、あいつはふーーんと聞いている。
書き込みもろくにせず、次にちゃんと読解できるか不安である。
一方通行過ぎただろうか。
でもわからなくもない。
帰り道、薄い赤色に染められた空の下、
教室までの数十メートルをいっしょに歩けたのはいい思い出だ。
学校で毎日と友達と合い、部活ではしゃいでいつの間にか夜になる生活から
放り出されるわけだから。
誰とも会話しない日が多いからこそ、
誰かと話した1つ1つの言葉が、濃く脳裏に焼き付くようにもなった。
ただそれで何度も何度もその言葉をリピートしては、
頭がこねくり回され、おかしくなりそうにもなる。
秋の夕暮れ時だった。
キスをするよりも前の話。
18時から授業に備えるため、腹ごしらえをしようと近くのセイコーマートに
向かった。
歩き方と姿勢が乱れている。
運動不足でにぶる太ももの感覚が煩わしかった。
その時は何を買ったのか覚えていない。
「○○円のお返しです。ありがとうございましたー。」
商品を受け取り店を後にしようとしたところ、
後ろにいたのは、一番会いたい人であった。
「奇遇だね。」
「先生!」
店内調理されたカツ丼にエクレア、グレープフルーツジュース。
講師も腹ごしらえが必要だ。
幼かった私は、ジュースの缶を見て、
「先生、それお酒じゃないですか?」
「ちがうちがう。これ知らない?今すごい人気でね、生産が追いついてなくてね・・・・」
慎吾の経済ニュースの時間が始まった。
今考えたらテレビでも通用するプレゼン力なのではないか。
ふとした会話に過ぎないのに、知識を提供しようとする
サービス精神。
だけど、彼の声を聞けている方がよっぽど幸せであった。
申し訳ないけど、内容なんてどうでもよかった。
センター英語の長文を解かせていた。
答え合わせをして、解説中。
「ちょっと、聞いてる?」
「えっと、ね、待って。今思い出す。」
「whatの固まりはOの一部だよね。what S Vはどうやって訳すの?」
「え、こっちじゃなくて?」
「違う、違う、こっちの行、ほらもう一回いくよ。」
あいつの問題用紙に赤ペンを入れる。
私ばかり構文について語り、あいつはふーーんと聞いている。
書き込みもろくにせず、次にちゃんと読解できるか不安である。
一方通行過ぎただろうか。
でもわからなくもない。
帰り道、薄い赤色に染められた空の下、
教室までの数十メートルをいっしょに歩けたのはいい思い出だ。
※いつも御覧頂き誠にありがとうございます。この先には若干の性的描写がございます。18歳未満の方及び不快に思われる方は、読み飛ばして頂きますようお願い申し上げます。
和馬がTシャツを脱いだ。
曇りガラスから漏れる青い光に照らし出される。
筋トレが趣味なだけあって、腕や胸が引き締まっている。
でも全くそそられない。
美しいとさえ思えなかった。好きでもなんでもない。
だけどぶっ壊れてしまいたくて、和馬の腰に手をかけた。
服を脱ぐ私を、まどろむように見つめてくる。
2回目のキス。
どうしてこんなに何も感じないんだろう。
仕事のようにさえ、感じた。
風呂の壁に押し付けられ、太ももを持ち上げられた。
奴とは違って、腰や胸を撫で回してくる。
触り方は優しかった。
向こうからは、奴のいびきが聞こえてくる。
続いて和馬が後ろに回った。
腰をつかみ、割れ目に顔を近づけてきた。
遠慮なく舐めてくる。
「ゴムつける?」
蝶のデザインが施されたパッケージを破る。
中身は至って普通のゴム。
和馬を舐め上げ、固くなった棒に被せた。
にゅるっと入ってきた。
分け入るように、奥まで進んでくる。
痛くもないし、嬉しくもない。
あと少し耐えるだけ。
こんな風にしか使われない身体が、憎らしかった。
和馬がTシャツを脱いだ。
曇りガラスから漏れる青い光に照らし出される。
筋トレが趣味なだけあって、腕や胸が引き締まっている。
でも全くそそられない。
美しいとさえ思えなかった。好きでもなんでもない。
だけどぶっ壊れてしまいたくて、和馬の腰に手をかけた。
服を脱ぐ私を、まどろむように見つめてくる。
2回目のキス。
どうしてこんなに何も感じないんだろう。
仕事のようにさえ、感じた。
風呂の壁に押し付けられ、太ももを持ち上げられた。
奴とは違って、腰や胸を撫で回してくる。
触り方は優しかった。
向こうからは、奴のいびきが聞こえてくる。
続いて和馬が後ろに回った。
腰をつかみ、割れ目に顔を近づけてきた。
遠慮なく舐めてくる。
「ゴムつける?」
蝶のデザインが施されたパッケージを破る。
中身は至って普通のゴム。
和馬を舐め上げ、固くなった棒に被せた。
にゅるっと入ってきた。
分け入るように、奥まで進んでくる。
痛くもないし、嬉しくもない。
あと少し耐えるだけ。
こんな風にしか使われない身体が、憎らしかった。