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大勢に話すときのコツ

●大勢に話すときのコツ

いつも感謝しています。吉永賢一です。


「大勢に話すときのコツ」にも、いろいろあります。


・声量

・視線

・気持ち

などなど・・・


今日は、「大勢に話すときの、内容のコツ」についてお話します。


大勢な人がいると、さまざまな人がいます。コツは単純です。それぞれの人に向けた内容を入れて話してください。


人は、自分に関係のあるところは注意力が高まって、関係ないところは聞き流します。


だから、このテクを上手に使うと、みんなに集中とリラックスのリズムを与えながら、それぞれに対応したメッセージを伝えることができます。


このとき、注意する点があります。


「~な人は」という表現で限定する場合は、その限定を適切なものにしないと、アドバイスが不適切になってしまいます。


ですから、できれば、「~な人は」という表現は話さないで、自分がどのパターンに属するかは、聞き手に判断してもらうようにしましょう。もちろん、適切な制限ができるなら、「~な人は」という表現を用いて、OKです。


(パターンを制限してしまう例)

ブログをはじめたばかりの人は、まず、ブログタイトルを考えるようにしてください。


(パターンを制限しない例)

ブログタイトルは、きちんと練られていますか?



おすすめは、後者のような言い方です。こういう言い方で、いろいろなパターンの人に向けてのメッセージを、話してゆきます。


そして、これの簡易バージョンです。両端の人に向けて、話しましょう。


高いハードルと、低いハードルを、両方言います。


例)

じゃあ、この例題について、解いてみようね。速い人は、右ページの問題も、どんどん解いちゃってみてください。これまでで一番速かった人は、右ページの●●番まで行きました。今日は、最高記録が出るかな? まだ、ゆっくりじゃないとできない人は、例題の●●までは、やり切るようにしましょう。そこまでできれば、授業においていかれることないからね、安心してね。


このように、


標準的な量 → 多めの量 → 少ない量


の順で言うと効果的です。


多めの量をこなせる人は、自分に自信がある人なので、チャレンジ精神が活発です。だから、それに対応したことばを入れると、挑戦したくなって、エネルギーが出てきます。


少ない量しかできない人は、自分に自信がないので、不安になりやすいです。だから、安心させることばを入れると、気持ちがラクになります。それに、行動力が落ちていることも多いので、鼓舞する表現も入れると、やる気がでやすいです。


このコツの応用です。

会ったばかりで、相手の状態がわからないとき。こんなときも、ここに紹介したような、大勢の人向けの方法で言います。すると、相手の反応や、その後の行動で、その人の状態がわかります。


ですから、この「両方言っちゃう」の方法は、大勢に話すときにも、ひとりに話すときにも使えますし、診断の質問の機能も果たすわけです。


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このブログを見てくださっているあなたに、
すべての良きことが、なだれのごとく起きますように



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